10/26(木)
◎ 外科・ゾラディクス(乳癌用)16回目・臍上部、麻酔付き
◎ 精神神経科・ワイパックス(14回分)
今回の目的は『精神神経科』と『整形外科』用に紹介状を書いてもらうこと。両方とも同病院内にある。主治医のフクちゃんに言う時が・・一番緊張しました!「あの今日は先生にお願いがぁ~(うわずり声)」「なんですか?」「え~~・・」(言い出しにくい!どうしよう!)「どうしたの?」「実は精神科にかかりたいんですが・・・」「・・。」(一瞬フクちゃんの手が止まる)「うんわかりました今日診てくれるか(看護士さん)訊いてみて」「あと~この前話したガングリオンの件で、整形外科もいいですか?」「いいよ、手術後にできたんだよね(ガングリオン)」「はい 抗癌剤とホルモン治療に入ってからです」退出時に、フクちゃんに「ガンバって治療しましょうね」って声をかけてもらいました。嬉かったヨ~ン。思わず目頭が熱くなりました。こうした主治医の「何気ない一言」に患者は救われたりするんだな。そういえば、しこりが出来て不安を抱えて、触診をお願いしたときも、「大丈夫ですよ 任せてくださいね」私の目を真っ直ぐ視てそう言って励ましてくれた。先生が私達の病気や命、心を誠意をもって大切に扱ってくれていると知っています。私も、みんなも、頼りにしてますヨ!
精神神経科
日々のツライ副作用で私の「人格」は崩壊ぎみ。このままでも耐えることは出来るのかもしれないが糸が切れてしまったらどう結んでいいのか自分ではわからない悩んだ末に、行って来ました。当病院には「腫瘍神経科」なんて気のきいたものはありません。当然、重篤な患者さんも同じ待合室です。そこは別棟にあり、待合室さえも重い扉の中でした。狭い部屋の中に人がいっぱいで。胸が苦しくなるような閉塞感。何時になれば診てもらえるのかわからない不安感。落ち着けぇ~ 落ち着けぇ~ 呪文を唱えながら 待っていました (葛藤です)
【 診察していただいた本日の結果 】
現段階で言えることは、急を要する病気(精神の病)ではありませんから安心してください。でも、ゆっくりと悩みを話す時間を設けた方がいいので、通えることが出来るクリニックで長時間のカウンセリングをまずは受診した方がいいのではないか。(ここではご覧の通り時間がとれません・・・との事)私が、他のクリニックに行くこと、薬を飲むこととを、拒絶していると、先生は、 副作用の少ないお薬をお守りがわりに持ってはどうか?・・・・そう、提案してくれた。最初は薬を飲むことを拒んでいたのだがだんだんと「頼れるモノ」が欲しくなり、お薬をいただくことにした。
『 本日いただいたお薬 』 ワイパックス(0.5mg)
しかし・・・・不安時に飲めと言われたが・・・・・どんなタイミングで飲んだ方がいいのかいまだに理解していない。どうしましょう。「フクちゃん先生にどう返事を書いたらいい?」 「?」 「本当は主治医の先生と話したいことなのでしょうけれど、先生もお時間がないからね」「ああ~!(ここで先生のおっしゃりたい事が理解できました !! )いいですよ 先生の診断のままで♪」「でしたら、長期の治療による強いストレスが起因と書いておきますね」「はい。」ほぉ~。返事の内容まで訊いてくれるのね。そっかぁ~ こういう細やかな心配りも必要なんだ。(感心)精神科・・・ずっと受診したくて。でも、なかなか言い出せなくて。相談も上手くできないから抱え込んでしまって。でも、電車を待っているとき線路に飛び込みたくなるなんて・・・・今までの自分じゃありえない。泣きながらホームに立たなければならないなんて・・・・ありえない。知らない人が隣に座ったりすると、いても立ってもいられない状態に・・・・。冷や汗が出て震えが来て、叫びたくなる・・・・。だから座っていられない。命の大切さを知っているのに、生きていたくないなんて思ってしまう自分が嫌で嫌でしかたがない。傲慢な言葉 態度 生き方 攻撃相手は自分なのか?それとも他の人なのか?(書きながら落ち込むんだ・・・)きっとここいらへんで『息をヌケ』・・・って事なのかもしれません。この日も、癌友達に逢いました。口径抗癌剤を再開(しかし5Fuから薬剤変更)した方は、再開後すぐに指先の色が第2関節まで色素沈着していて・・・・その様子に、どんなに薄めても抗癌剤の副作用は恐ろしいな・・・って思い、頑張っている彼女を愛おしく感じました。その彼女の笑顔に、私は励まされています。
ランチは他の癌友と。画像のラーメン(いちや)を食べて♪お茶して♪ 楽しかったデス。(気分転換できました)一緒に胸パットを物色して、なかなかナイスなモノをゲットできたのでよかったネ。彼女が「相談したり、弱音を言ってね。 そうしたらこっちも言いやすいから♪」・・・・優しくこう言ってくれた・・・・。またまた目頭が熱くなる・・・・・(うるうる・・・・) 今、思い出しても・・・・。大丈夫か?と、メールをくれたり。電話してねと電話番号を渡してくれたり。ありがとうございます♪そ~なんだよね。「人」という字は、互いに寄り添わなくては「人」にならないんだよね・・・・。だからこうしてここに書くことにしたのヨ。こうして、ここに書くことの大切さを、私は沢山の人に教えてもらったことを思い出したから。そうだ おいらは、一人で(横に)大きくなったのではありません。(?)みんな いろんな思いを抱えて頑張っているよね。その中で、私で役に立つことを・・・少しでも 孫の手がわりにでもなれば幸いと。気軽にカル~ク寄りかかってくださいね♪私も適とぉ~~に寄りかかりますんで♪今の心の状態を書くことが出来てよかったやっと一歩前に進めた感じがしてします。精神神経科の先生に 「何か他に言いたいことはありますか?」と訊ねられたので、ここは思ったことを言っておこうと「この病院にも、腫瘍精神科がほしいです」・・・と診察室で言われてもドウしようもないことを発言してきました。「そうだね。それはがんセンターとかにしかないよね」「ここもこんなにガン患者が多いのに・・・あってもいいですよね?」ごめんね先生・・・・こんな事を突然言われても困るよね。でも、必要なのだと先生も思ってほしいのである。