乳がんになって思うこと。 乳がんになって感じること。
背負うものが大きければ大きいほど、大切なものが有ればあるほど、不安も悲しみも抱えることが出来ないほど大きい。それはけして言葉では言い尽くせない、人それぞれの人生の重み。「普通であること」 全てがいとおしい・・・当たり前のように生活することってありがたい。病になっても『 心を健全にたもつ 』このことが一番大切。そして、難しい・・・・。だから少しでも気晴らしになることがあればそれをやってみるのも手です。好きなことやりたいことをありのままの自分にさせてあげる。良いも悪いも関係ない
すべてをひっくるめてまず自分を大切にすることから。
2005.6/17(金)・・・・入院中の日記から・・・・
ある女性が退院・・・回復しての退院ではない。こんなに、やるせない悲しみがあるのか。そして、こんなに癌が憎い!と思ったことはない。ガンなんてこの世からなくなればいい!なにもしてあげられなかった。彼女は緊急入院で病室に入ってきた。何度も入退院をされていたとのこと。2週間後少し歩けるまでに快復するが、直ぐに悪化。大腸癌、腸閉塞、炎症・・・絶食で水も口に出来ない。高熱も常にの状態で、幾度となく家に帰りたいと先生にお願いしていた。何度もご家族と医師が夜遅くまで話し合いを重ねていた。以前・・・洗面場で、「なんで、私がこんなめにあわなければならないの・・・・!!」と胸の奥から絞り出すように言った。
あの時の彼女の顔が瞼にこびりついて離れない。あの時の声が今でも耳に残っている。そして末期癌であることを私に話したの。ベッドで痛みに耐え、グチ1つこぼすわけでもなく静かに横たわっている姿が私の彼女に対する印象でした。しばらくして、自宅で療養する事に。専門の業者の人がストレッチャーで彼女を運び出した。そのときストレッチャーに横たわった彼女の土気色した細い手が真っ直ぐ 私に伸ばされた。すぐさま駆け寄り彼女の手を握りしめたが・・・・言葉が・・・・
言葉が出てこなかった・・・・それでも、やっと出てきた言葉がなにもしてあげれなくて ごめんなさい」・・・だった。頑張れとは言えなかった・・・喉まででてきたのに・・・彼女の目から見る見るうちに涙が出てきて・・・・か細い声で「ありがとう・・・」と・・・言われた。私は、我慢できずに泣いてしまった。そしてただただ、ご家族の方に頭を下げていた。心の中で「彼女を宜しくお願いします」・・と願いながら・・・
私が
この病(乳がん)から逃げない!と誓ったのはこの事が大きなきっかけでした。
私は彼女から学びました・・・学ばなきゃダメだと思いました。
生きなきゃダメなんだ。生きることに責任を持たなきゃダメなんだ。「生きる」という・・・この事への無頓着は、ある意味幸せなのかもしれない。でも・・・知ってしまった。「生きる」ことの理由を考えさせられた。知ってしまったからには、目を背けることは出来ない・・・。人生に悔いや後悔は付き物だけれど、今、この瞬間に後悔はないという生き方もきっとあると思う。頑張ることが出きるだけでも・・・幸せなんだ。怖いことに立ち向かう勇気を!胸を張って誇れる生き方を!
背負うものが大きければ大きいほど、大切なものが有ればあるほど、不安も悲しみも抱えることが出来ないほど大きい。それはけして言葉では言い尽くせない、人それぞれの人生の重み。「普通であること」 全てがいとおしい・・・当たり前のように生活することってありがたい。病になっても『 心を健全にたもつ 』このことが一番大切。そして、難しい・・・・。だから少しでも気晴らしになることがあればそれをやってみるのも手です。好きなことやりたいことをありのままの自分にさせてあげる。良いも悪いも関係ない
すべてをひっくるめてまず自分を大切にすることから。
2005.6/17(金)・・・・入院中の日記から・・・・
ある女性が退院・・・回復しての退院ではない。こんなに、やるせない悲しみがあるのか。そして、こんなに癌が憎い!と思ったことはない。ガンなんてこの世からなくなればいい!なにもしてあげられなかった。彼女は緊急入院で病室に入ってきた。何度も入退院をされていたとのこと。2週間後少し歩けるまでに快復するが、直ぐに悪化。大腸癌、腸閉塞、炎症・・・絶食で水も口に出来ない。高熱も常にの状態で、幾度となく家に帰りたいと先生にお願いしていた。何度もご家族と医師が夜遅くまで話し合いを重ねていた。以前・・・洗面場で、「なんで、私がこんなめにあわなければならないの・・・・!!」と胸の奥から絞り出すように言った。
あの時の彼女の顔が瞼にこびりついて離れない。あの時の声が今でも耳に残っている。そして末期癌であることを私に話したの。ベッドで痛みに耐え、グチ1つこぼすわけでもなく静かに横たわっている姿が私の彼女に対する印象でした。しばらくして、自宅で療養する事に。専門の業者の人がストレッチャーで彼女を運び出した。そのときストレッチャーに横たわった彼女の土気色した細い手が真っ直ぐ 私に伸ばされた。すぐさま駆け寄り彼女の手を握りしめたが・・・・言葉が・・・・
言葉が出てこなかった・・・・それでも、やっと出てきた言葉がなにもしてあげれなくて ごめんなさい」・・・だった。頑張れとは言えなかった・・・喉まででてきたのに・・・彼女の目から見る見るうちに涙が出てきて・・・・か細い声で「ありがとう・・・」と・・・言われた。私は、我慢できずに泣いてしまった。そしてただただ、ご家族の方に頭を下げていた。心の中で「彼女を宜しくお願いします」・・と願いながら・・・
私が
この病(乳がん)から逃げない!と誓ったのはこの事が大きなきっかけでした。
私は彼女から学びました・・・学ばなきゃダメだと思いました。
生きなきゃダメなんだ。生きることに責任を持たなきゃダメなんだ。「生きる」という・・・この事への無頓着は、ある意味幸せなのかもしれない。でも・・・知ってしまった。「生きる」ことの理由を考えさせられた。知ってしまったからには、目を背けることは出来ない・・・。人生に悔いや後悔は付き物だけれど、今、この瞬間に後悔はないという生き方もきっとあると思う。頑張ることが出きるだけでも・・・幸せなんだ。怖いことに立ち向かう勇気を!胸を張って誇れる生き方を!