-Have you ever seen the Wind?-

天体観察関係....。
写真撮影関係....。
双眼鏡など光学機器にはどっぷり。
最近はぬこ様を溺愛。

やまぽんの携帯ストーブ。MSRのウィスパーライト/PEAK1/ユニフレーム/

2019年02月01日 13時49分30秒 | 日記

当時、ホワイトガソリンで軽いとされた、MSRのウィスパーライト。

これは、プレヒートと言って、火を起こす前に一旦少量の燃料でプレートを(プレートの下?から発火させる)を暖めてあげなくてはならない不便さがある。
プレヒートとは本格的な燃焼の前に、一旦プレートを少量の燃料で燃焼させ暖める行為である。

この不便さが嫌いな人には向かないストーブ。
あと、プレヒートの際、豪快に炎を上げてしまうと煤が付くので、軍手も必要。(プレヒートの燃焼は2~3分、自分はしている。1分未満では短いかな?1~2分で十分だと思われる。)


中身はゴトクのフレーム(台座)と、燃料のボトル。当時画期的だったのはボトルに圧縮ポンプやらが直接付けられ、燃料交換は予備のボトルに、そのまま差し込みねじ込むだけで良いことであった。


脚を広げるのは、軽く力任せで。
見た目はシンプルで美しい。


ボトル側にノズルを差し込むだけで良い。


脚が浮いてしまう場合、ホースを、このフックにかけてあげると安定しやすい。


風よけも、華奢ながら超軽量のが付属されている。だが多少の風で炎が揺らぐことはないが、燃費を考慮すると使用したほうが良いであろう。
この風よけは、どちらかと言えば雪山用で、雪に差した方が強風時でも安定する。
テントに持ち込む場合は細心の注意が必要だ。(プレヒートはあくまでも屋外で行います。でもテント内向きじゃないよなあ~。)

問題は鍋に火をかけているとき、火力が落ちて再ポンピングしようとしたとき、ポンピングしにくいのと燃料調整のタブの位置であろうか...。

個人的には嫌いじゃない。

(なを使用していなくてもパッキンは劣化します。)




PEAK1

写真の初代ピーク1は19歳に購入し、二度のオーバーホールを経て未だ使える。(さすがに燃焼は新品と比較すると若干赤いが...。)

これも少し面倒で、やはりポンピングが必要なのと、そこにオイルが必要。(MSRはオイル不要)
だが、数回ポンピングして、いきなり着火したときの感動は忘れられない。
火力調整が出来たことも当時画期的?であっただろうか???
欠点は、少し重いことであろうか?
だが、当時若く、馬力もあったので撮影機材にテント用具もヘッチャラだった。

二泊三日くらいなら、予備の燃料は0.6Lで十分であった。(一人用として)


ポイントは矢印の逆方向に回して緩めて、数回ポンピングします。
緩めないと圧縮できません。


赤いレバーをLIGHT HIGHにして、百円ライターで着火。なを、ほんの少しの火花で燃焼開始する。
消化の時はOFFにするだけだが、ここで注意点として消した後でも燃焼している場合がある。(夜間暗闇では判別し易いが)
昼間では炎が見えないのでホワイトガソリン系は、消化して5分は放置したい。
燃料を給油する時も同様で、最低5分は待ちたい。(熱で引火することもある。)

メンテナンスはポンピングのゴムの交換と、燃焼部分を通過しているパイプの交換。どうしてもめずまりする。(たぶん煤)

恥ずかしながら、一度ボトルに引火させてしまったことがある。
これはどうやっても消えず、熱いけど(熱いというよりは痛い)手でキャップを閉めるしか方法がない。
間違ってもボトルからホワイトガソリンを屋外に放出してはいけない。







「最高の燃費」ユニフレーム(カセットコンロ、携帯タイプ)

これのフレームが折りたためるのを当時探していた。
メリットは燃料が、登山用品店で売っているガスタイプよりはるかに安いこと。3本セットで平均300円。

デメリットは、高山(1,000m以上)で火力が弱いこと。それから氷点下では燃焼しにくいことがあげられるであろうか。(気化しにくい)

もちろんそれ用のガスも販売されているが値段は、およそ三倍になってしまう...。


ただこの手軽さ、便利さ。
冬季なら主なコンビニ、スーパーマーケットで遠征中でも入手可能!!(互換性も高い)


+方向に回して、ライターで着火。消化は-方向で消える。


フレームは溝に落とし込んで、リングで締める。
ここが面倒なのかなんなのか、現在このタイプは販売されておらず、カセットボンベをダイレクトに接続するタイプになっている。(よって平らな所でしか設置しにくい。)


長年愛用しているが、このフック(ボンベを固定するところの金具)壊れそうで壊れない!!


収納時、非常に軽量コンパクト。




ウインドスクリーン。

少し重いがキャンプにも登山にも、クルマで移動時に使用も便利。
100円カセットストーブは、火力がやや劣るので風に弱い。
当時の値札を見てビックリ!¥1,800ほどする。

今時ならチタンでも売っているのだろうか?
それなりに重いので、よほどのことがない限り持ち歩かなかったがクルマでは便利。


【まとめ】

個人的には、ホワイトガソリンが好きである。
風にも強いし寒さにも強い。当然、高山、山岳では最強だ。
燃料もガスに比べ安いであろうか?

欠点はメンテナンスが必要な事。ストーブの扱いには手順があり危険であること。
燃料の給油時は、どうしてもガソリンが漏れてしまうのも問題だろう。(もったいない)



ピーク1にはこんなのも使用しています。

もう、私は時代遅れの人間なのだろう。
あの丸いガスストーブが好きになれないのである。(仕様上便利なので否定しているわけではない)


で、なんでこんなもの引っ張り出したかって?

それは天体写真撮影時、寒さに耐えきれずカップ麺でも作ろうかと...。

厳冬期は、温かいもの生き返るう~。

と、ジジイになってしまったのでした。(ノ・ω・)ノオオオォォォ-