
表題の写真は 岩手山 (2038m)頂上にて
2010年7月16日 登山・撮影です。
日本百名山~東北地方の名峰
高山植物の女王(コマクサ)日本有数の大群落・・・いろいろな魅力に魅かれて
岩手山に登ったのが、2010年7月16日
丁度4年前の作日(原稿作成中は今日)でした。
雨の降る中
厳しく辛い登山だった事が いつまでも記憶に残っています。
登山当日は、祈り届かず(てるてる坊主は作らなかったけど・・)、やはり雨です。
「馬返し登山口」から標高差およそ1411mを登り、岩手山の山頂(2038m)を目指しました。
下山は、山頂から別コースのコマクサの群落地を経由して
「焼走登山口」に下山する周回ルートで、標高差およそ1480mを下りました。
6時30分 「馬返し登山口」出発
↓
雨とガスで何にも見えない中、黙々とひたすら登り続けました。
出発しておよそ1時間登ったところで1合目の標識をみかけたときは
「マジかよ~!」と思って 愕然としました。
雨合羽の中はすでに汗びっしょりでした。
出発して4時間くらい
かなりへばった頃、ようやく8合目の避難小屋に到着
丁度、雨も上がってきました。
水量豊かに噴出する湧水をむさぼるように飲んで活きかえりました
雨の降らない合間にここで昼食
↓ 避難小屋の後方は、ガスに覆われて真っ白
昼食後8合目・避難小屋を出発していよいよ頂上を目指します。
しばらくは草原で
ハクサンチドリなどの美しい花があちこち咲いていました。
↓
お鉢に向かうザレ石混じりの足元の悪い急勾配が始まると
急に大粒の雨となり、あわてて再び雨合羽を着用しました。
やがてあちこちの岩場に「イワフクロ」や「イワキキョウ」が咲いていて
お花に~急登の疲れを癒されます。
但し、雨のため殆んど写真撮れませんでした(残念)
キリンソウ
↓
イワブクロと記してましたが・・・
イワギキョウに修正させていただきます。
↓
さらにお鉢の淵に近くなると
「コマクサ」の群生です
お鉢の(火口跡)の外側内側にもびっしりとコマクサが咲き乱れていました。
本当に残念なのはそれがガスの中で、少し離れるとみえなくなり写真に撮れない
お鉢の周りには等間隔に仏像が安置されており、やはり霊山の雰囲気を感じます。
その前を通って ついに岩手県の最高峰に到着
↓表題の写真再掲です。
頂上からは、「焼走り登山口」に向かうルートで下山しましたが
雨も上がり 途中5合目付近で
高山植物の女王・コマクサの大群落をしっかり鑑賞することが出来ました。
↓
頂上からおよそ4時間で「焼走り登山口」に到着しました。
登山開始から昼食や休息を含め、およそ10時間
さすがにちょっと疲れました。
下山中は天気も回復してきましたが~焼走登山口で
およそ380年も前に大量に流れ出た溶岩とともに振り返る岩手山は
5号目付近から上はすっぽりと雲に覆われています。
↓ 桜島を思い出します ~ 大量の溶岩
そして、岩手山その美しいコニーデの山容を
すっかり見せていただいたのは
八幡平温泉について夕食のときです。
↓
今日の記事は
丁度4年前(2,010年7月16日)の登山の思い出を振り返りました。
雨の中、延々と続く急登りの辛かったことが思記憶に残っています。
コマクサのお花畑では
丁度雨も上がって高山植物の女王様をゆっくり拝見出来たことが
嬉しい山旅でした。
千畳敷カール行かれましたか
お花畑と紅葉で有名ですが、たくさんのお花に出会う事が出来たでしょう
登山の素質ありそうですね(^o^)
千畳敷カールから登れば、
天気さえよければのお話しですが・・・
木曽駒ケ岳3000m級の山に、比較的初心者でも楽に登れますね
コマクサに出会えなかったのは残念ですが
>山歩きは出来ませんが、山が大好きです。
その気持ちが良いですね
美しい山岳風景には不思議な魅力が有ります
そして高山植物など、山に自生するお花は清楚な魅力が有りますね
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
お久しぶりです(^^)/ 。
岩手山に登られていたのですね
焼走登山口から~標高差およそ1500m有りますから
結構長時間延々と登り続けた事でしょう。
8合目の避難小屋で一泊されたのは
その分食料用の荷物は増えましたが・・・やはり正解でしたね
>ようやく登れて山頂で涙がこぼれた唯一のやまでした。
その気持ち、よく理解できます。
ほんと、登りごたえの有る山でしたね。
沢山の高山植物には出会ったのですが、雨で写真撮れなかったのが残念
私はその後、防水のコンパクトデジカメ購入しました。
明日から鳥海山、月山の向かわれるのですね
天気に恵まれれば良いですね
そしてたくさんの高山植物との出会いも・・・
無事の登山をお祈りします。
帰ってこられましたら、また登山概況など教えて下さい。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
大阪の花博記念館に行けば少しだけ咲かしていました、
3年前に中央アルプスの宝剣岳の麓の千畳敷カ-ル
に歩きに行った事が有るんですが、花には会えなかったんですが写真を見て一目惚れしました。
思わずコマクサをプリントしたTシャツを買って来て
今でも着ています。
山歩きは出来ませんが、山が大好きです。
岩手山私は、前の年の7月3日に登ってました。 私が登った日も前日が雨で凄く蒸し暑く、山頂は風が強く景観もなかったですが、コマクサの群落と、沢山の高山植物に背中を押され、ようやく登りました。逆コースで登り、8合目の山小屋泊まり翌日下山だったので、
登れたのだと思います。
きつかったです。
コマクサとともに、一番思い出深い山です。
こんなに雨ばかりだと今どんな花が咲いてるか想像がつかないのですが、明日から鳥海山、月山に登ってきます。トレーニングができてないので不安ですが、今年も鳥海山山頂小屋泊まりなので何とか頑張ってきます。
高山植物に出会ったり、季節の野草に出会う事が
登山の大きな楽しみですね
自然の厳しい環境の中に自生する花には
格別の奥深さが有るのですね
やはり、登山をされていた(ryuuke158) さま、さすがですね
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
標高差が1000mを超えると結構厳しい山登りになりますね
それも雨だったのでやはりこたえました。
思い出を振り返りながら・・・天気の良い日にもう一度登りたいと思います。
>すぐにでも行ってみたくなりますが
そう思うのが・・・すごい事ですね
お若いです(*^_^*)
やはりツアーでないとアクセスが大変ですね
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
結構急斜面のガレ場にコマクサの大群落でした
写真では表現できてませんが延々と続くお花畑でした。
これだけまとまって咲いていると
すごかったです\(^o^)/)。
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
遠征登山は
結構雨に降られることが多いです。
雨の登山はやはりつらいものが有りますね、なかなか馴れません
>イワブクロ
もしかしたら名前が違っているでしょうか
検索してみたらどうも「イワギキョウ」かな~と思えますので
名前を修正させていただきました。
有りがとうございました。
>コマクサも実際には見たことはありませんが こんなにも群生して咲いているのですね
(reihana) さまが・・・意外でした。
写真ですが拝見していただいて良かったです。
やはり高山植物の女王と言われるだけに華やかで綺麗でした\(^o^)/)。
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
岩手山は「コマクサ」の大群落地として有名ですが
他の山でも結構見かけて来ました。
岩手山の御鉢も高千穂の峰と似ている感じですが
その御鉢の外側、内側もコマクサが見渡す限り一面に咲いてましたが
残念ながら雨で写真撮れませんでした。
それにしても
(kyoko) さまがコマクサ見てなかったとは
意外でした。
>4年前の画像でも昨日のように思いだされるでしょう?
同感ですね
私は、あまりというか全く整理していませんので
探すときは大変です(^.^)/~~~。
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
遠征登山では、現地に出かけているとき
雨が降るとなかなか憂鬱な気分になります
偶然にも雨を使った漢字の成り立ちでしたね
「雨」という字は、雨の降っている様を連想して上手く出来ていると思います。
とにかく
梅雨明けが待ち遠しいです。
岩手山は、どの登山ルートをとっても
標高差があり、結構手強い山だと思います。
NHK-BS日本百名山では、別のルートでした
8合目避難小屋で一泊して翌朝の登頂でしたが
あのルート、岩稜歩き等も有って結構面白そうでしたね
天気の良い日にもう一度登ってみたいものです。
下山後の温泉は、登山の楽しみの一つで最高ですね
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
>コニーデ型
登山者は、普段何気なく使ってますが・・・
ご説明不足で大変失礼しました。
「岩手山」の事についても・・・
早速フォローしていただきましてありがとうございました。
何時もリンク~助かります。
>K様は最近は遠征登山が少ないような。
先立つものが有れば遠征登山に行きたいのですが・・・
今年は新築したため、余裕がなくなりました(^o^)。
>私は今回の東北出張のついでに、ここへ行って参りました。
中尊寺に行かれたのですね・・・羨ましいです。
松尾芭蕉の奥の細道で・・・
三代の栄耀一睡の中にして、大門の跡は一里こなた に有。
以下略
この名文に憧れ
ここで詠んだ句
「五月雨の 降りのこしてや 光堂」
良いですね
私も一度は行ってみたい憧憬の地です。
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
そうですね
「好きだから・・・」その一言でしょうね
雨には雨の、
雪には雪の風情があって、それなりに楽しめるものですね
但し、気象不良によって
遭難や転落滑落事故等のリスクが高まりますので要注意ですね
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
夏登山では、雨合羽を着用していると蒸し暑さのため結局汗でずぶ濡れになります
多くの汗をかくので・・・
雨中の登山は、むしろ脱水症状になりやすく要注意です。
放送前の忙しいなか
わざわざのご訪問そして
ご感想ありがとうございました。
今日またネットで視聴させていただきます。
ご感想ありがとうございました。
また よろしくお願いします。
特に奥深さがあってきれいですね
こんな所にこんな花が・・・それがすてきですね
標高差1400M 歩行時間10h
雨の中こんな登山は凄いですね。
ツアーなのでしょうか?
ハクサンチドリにコマクサの群生と聞くと
すぐにでも行ってみたくなりますが
なかなかですねえ~(*_*;
斜度45度くらい、滑ると何処までも転がりそうですね。
トップの画像は K様でしょうか~(^・-)-☆
あいにくの雨だったのですね
初めて見るハクサンチドリはとっても愛らしいお花ですね
イワブクロって 何となく桔梗の花にも少し似ているように見えますが・・・^^
高山植物の女王様・コマクサの大群落。。。
コマクサも実際には見たことはありませんが こんなにも群生して咲いているのですね
まさしく 高山植物の女王様 そのものですね
雨上がりに こんなにも美しいお花を愛でられて 過酷な登山の疲れも癒されたことと思います^^*
こんなに群生しているのですね
撮影できてよかったですね(^^)
私も一度でいいから見てみたい花です
でもなかなか行けなくて・・・(--)
写真っていいですね
4年前の画像でも昨日のように思いだされるでしょう?
私も花探しをしながらそんな気分に浸っています
雪中の行軍なら、八甲田雪中行軍を連想させますから、ともかくご無事で なによりでした。
下山後の温泉はさぞかし気持ちよかったでしょうね
K様の東北「岩手山」アーカイブ作品ですね。(笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%89%8B%E5%B1%B1
私的には、本州の山は親近感が沸くのが不思議。
K様の書かれた「コニーデ」って、何ぞや?
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%87%E5%9E%8B
なーるほど、そういう事でしたか。勉強になりました。(笑)
そういえば、K様は最近は遠征登山が少ないような。
私は今回の東北出張のついでに、ここへ行って参りました。昨年、お仲間と出掛ける予定でしたが、体調が悪く早朝の新幹線でしたのでパス。(単なる朝が弱いだけかも~笑)
http://hiraizumi.or.jp/sightseeing/chusonji/index.html
世界遺産とはいえ、日本の場合は規模が小さい。少々残念でした。(笑)
長い登山歴の中で、このようなことを数多く経験されているとは思いますが、私のようなものには多分ブログの上でしか出会えないことです。
文章にしてしまえば、数分で読ませていただきましたが、10数時間の――と思うと、敬服しきりです。
今日の本番前に身が引き締まりました。
このコメントを最後にスタートします。ありがとうございました。写真を300にして見せて頂きました。