時々、町中でも大発生する毒々しい姿をした毛虫「マイマイガ」。
多種多様な植物を食べる毛虫なので、良く見かける代表的な毛虫ではないかなと思います。
常緑樹や落葉樹、草本類と様々な植物を食べる上、体の模様やその色にも差が見られるので、違う毛虫かなと思ってしまうほどです。
さて、毒々しい姿をした毛虫「マイマイガ」ですが、実は、触れます!
「いや、触りたくねぇよ!」と思う方が大半でしょうね。
でも、見た目の割に、フワフワしていて、意外と気持ちいい。
←僕の息子も平気で触ります。
ちなみに、僕が行う観察会では、毛虫を触る体験もしています。
毛虫を触る体験の雰囲気は、朝日放送の「みんなの木」の動画をご参考ください♪
https://www.youtube.com/watch?v=eHeC6PDKEmY&list=PL9cXa9v--niU9rIPrFm8_gaSJ7RKAWdoy&index=2&t=0s
ところで、「マイマイガって、毒はないの?」と思いませんか?
毒々しい姿ですからね。
マイマイガは1齢虫の時、毛に毒があります。
マイマイガ1齢虫による皮膚炎も報告されています。(日本皮膚科学会雑誌、2010年、120巻6号)
脱皮して、2齢虫になると毒毛はなくなります。
ただし、毒毛が無くなっても、抜けた毛が皮膚に刺さり、人によっては、チクチクしたり、痒みが発生する場合があります。
これは個人差があるので、触る場合は、この点に注意する必要があります。
チャドクガのように長期間、痒みが続くといったことはなく、1日程度で治まります。
もしかすると、体質によっては、痒みなどが1日以上続く場合もあるかもしれませんが。。。
もっともよく出会う毛虫「マイマイガ」。
触ると意外とフワフワしているので、観察会では、ついつい触ってしまいます。
1齢虫は毒毛を持ち、2齢虫からは毒毛がなくなるものの、抜けた毛でチクチクしたり、多少の痒みが伴う場合があります。
触る場合は、この点を十分に留意したうえで、触る必要があります。
まぁ、触る必要はないんですが、子どもの豊かな感性を育むという点で、イモムシや毛虫を触るって、イイんじゃないのかな~
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