晩秋から春にかけて長期間に発生する美味しいキノコ「ヒラタケ」。
ヒラタケは、アカメガシワ、サクラ、ミズナラやブナなど幅広い樹種の広葉樹の倒木や枯れ木に発生します。
多数重なり合って株状に発生するので、一度にたくさん収穫できることだってあります。
何気なく横たわっている朽ちた広葉樹の幹や太い枝に発生することもあります。
菌を植えたの?って、思うくらい発生する枯れ木に巡り会うこともあります。
こういう枯れ木は、そのまんま、持ち去りたいですね(^o^)!!
そして、大きいヒラタケがドーンっと発生することもあります。
ヒラタケの傘は、5~15cmと大きく、形はまんじゅう形から開いて、半円形、貝殻形、漏斗型になったり、多種多様なので、慣れるまで「ヒラタケかな?」と不安に感じることも・・・
色も、薄いグレーという感じのヒラタケもあれば、茶色っぽいヒラタケもあります。
ヒラタケは、都市近郊に生えるアカメガシワの枯れ木にも発生するし、天然林の主要構成樹種であるブナにも発生するので、意外と、身近に出会える食べられるキノコです。
ヒラタケに似た毒キノコと言えば「ツキヨタケ」。
ヒラタケの柄を半分に裂いて、黒いとツキヨタケです。
とにかく、「半分に裂いて、中が黒いキノコ」は食べない様にしましょう。
柄の部分を半分に裂いたヒラタケ。
柄の部分を半分に裂いたツキヨタケ。
この写真の様に、黒かったらツキヨタケ!と覚えて、絶対に食べない様にしましょう!
収穫したヒラタケは・・・
天ぷら!
お味噌汁!
このほか、炊き込みご飯、お鍋、醤油バター炒めも美味しいです。
香り、味、歯応えの3拍子揃った美味しいキノコ「ヒラタケ」。
天然ヒラタケを見分ける自信が無い方は、ホームセンターにヒラタケの菌が打ってあるので、原木ヒラタケ栽培をオススメします。
味は、天然と変わりませんし、個人的には、原木の方が好みですね(^o^)。