先日、串本町に行ったら、初めて「オオキンカメムシ」を見つけました
思わず、お持ち帰り・・・・
特にカメムシが好きというわけではありませんが、結構、珍しいカメムシなので、つい・・・
ただのミーハーですね
オオキンカメムシは、体長19~26mmと大型のカメムシで、日本だけでなく、熱帯アジアにも分布するカメムシです。
ちなみに生息地の北限が日本だそうです。
11月~5月までは、房総半島以西の海岸に生えるツバキなどの常緑広葉樹の葉裏で集団越冬しているそうです。
そして、6月~10月は北海道を含む内陸部にいるそうです。
繁殖期は7月~8月で、アブラギリで行われ、幼虫はそのアブラギリの実の汁を吸って成長するそうです。
アブラギリって、シナアブラギリでもOKなのかな?
純国産アブラギリって、あまり見かけないけど・・・。
だから珍しいのかな?
ちなみに、オオキンカメムシの調査で、こんな報告があります。
和歌山県すさみ町の江須崎で採取したオオキンカメムシにマーキングをして、放したところ、130日後に高知県の室戸岬で発見されたそうです。
直接距離にして約130kmという距離を移動したそうです。
すごいね