過去・現在・未来

日々の出来事を「過去・現在・未来」の視点から

銀行の消費者金融との提携に思う

2006-04-08 21:46:31 | Weblog
大銀行よ さあ飛べ! いまこそ サラ金に思いきって飛びこめ!銀行の社会的? 公共的責任?目の前の儲けの前に躊躇することなどない!借りた側が疲弊しようと、地獄の目にあおうと、そんなことは銀行の知ったことではない。借りた側の自己責任だ!「後は野となれ山となれ」だ。利潤追求こそ銀行の全てなのだ!


借りた人が高金利に苦しめられ、借金は雪だるま式に増え、やがて地獄を見るのがあきらかなサラ金にまで、なぜ大銀行が「手を出した」のでしょうか?

銀行が「サラ金に手を出す」経営判断として、これからも、サラ金市場の拡大が見こまれ、銀行の収益確保の絶好の機会ととらえたことにあるのではないかと考えます。
 今の政治・経済は「市場競争至上主義」をもってするところに本質があり、その行き着くところ「強い者はますます強く」そして「弱い人はますます弱く」ならざるを得ません。

「市場競争至上主義」のもとに実施されてきたさまざまな施策をみると、その行きつくところ、サラ金市場
の拡大に繋がらざるを得ません。

● リストラ・人減らしの横行→  失業者の増大● 就業構造の劇的変化→非正規雇用の増加、低賃金● 社会保障関連の緒改悪→     生活の破壊● 消費税の増税のたくらみ→ 弱い人には最悪の大衆課税● 地震・台風・洪水による自然災害→ 生活の疲弊 政府の支援は大変か細いもの


借りる側の「サラ金に手を出さざるを得ない」条件はそろいました。
そして貸す側の「サラ金に手を出す」条件もそろいました。
なぜなら「サラ金市場」は政府・財界の共同作業であり、そしてお墨付きの市場だからです。

銀行は私達消費者をねらって(ニコニコしながら)甘いしるを吸いにくるのだろうか?
私達は、いまこそ「市場競争至上主義」の名の横暴を拒否しなければならないと思います。


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