過去・現在・未来

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徹底審議のうえ廃案に

2006-11-23 21:50:29 | Weblog
衆院の審議では、教育基本法改悪案がもつ二重の憲法上の大問題が明らかになっています。国家が「愛国心」を強制することは、憲法一九条に保障された思想・良心・内心の自由に反することと、国家が教育内容に無制限に介入することは憲法の諸条項が定めた教育の自由と自主性に反するという点です。東京都での「日の丸・君が代」の無法な強制が、憲法一九条と教育基本法一〇条に反するという、東京地裁の判決を踏まえた論議を、国会としてもつくす必要があります。
審議はまったくつくされていません。衆院での与党単独の強行採決という暴挙は、政府・与党が追い詰められた結果です。“教育基本法を守れ”の声は、日増しに高まっています。