この記事はあたらしいブログにも引っ越してますのでそちらもどうぞ♪
南アルプス 仙塩尾根へ。【その1】
南アルプス 仙塩尾根へ。【その2】
夜中、暑くてフリース脱いだりテントを開けてメッシュにしたりしたけど、
ふかふか地面の快適ビバークでぐっすり眠れて疲れもとれた朝3:00。
テントを撤収。
だ~れもいないから、周りに話し声とかの気を使う必要もなし。
3:30くらいに熊ノ平方面からヘッドライトつけて暗闇のなかトレランしてくる方が1名(゜Д゜)
そろそろ行くか~と思ってたら、昨日のビバーク先輩方がクマ鈴鳴らしながら現れて、
いい場所見つけたね~♪って言いながらリンリン去っていった。
昨日のうちにだいぶ近いところまで来てたんじゃないかと期待した竜尾見晴は
結局まだまだ遠くて、昨日は無理しないで正解だったみたい。

歩いてきた塩見岳がきれい。
基本的に樹林帯を歩くことの多い仙塩尾根はときどき飛び出るように展望のいいとこがあって
その景色はものすごく感動する。

先輩方に追いついてちょっとお話。
お二人とも40年とか50年とか山歩きを続けてらっしゃるベテランだそうで
高校山岳部時代のお話がすごくおもしろい。
とくにおばさまの方は、この山旅で畑薙から入山して今日で7日目。
昭文社の登山地図の下から上まで縦断しちゃって、2枚目入っちゃってるじゃないですか(゜Д゜lll)
お二人ともビバークはしょっちゅうで、テント場以外は幕営禁止なんて言ったって昔はテント場も
小屋もなかったから、どこにテント張ったって自由だったんだよ~。というお話。
アタシなんてまだまだひよっこだな~と思う。

間ノ岳と農鳥岳が目の前で大迫力。

太陽がギラギラして今日も暑くしてやるぜ~!みたいな?

まだまだ遠い仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳。
やっぱり長~い尾根だねえ。
竜尾見晴を過ぎて樹林帯に入ると、またいい感じのビバーク適地なんかを見つけたりして
もし見晴まできてたら、ここでビバークできたね♪とかイヤここはちょっと斜めだから寝にくいよ、
ソロテントならいい感じかなとか、ついついビバーク適地探しをしてしまう。
途中の安倍荒倉岳はスルー。

やっと昨日着いてるはずだった熊ノ平小屋に到着♪
ぜったい昨日あのまま歩いてても無理だったわ~。
すごくキレイな小屋でこんどはちゃんとここのテン場に泊まってみたいな。
そうそう。ここのトイレもすばらしいです。
建物はぼろかったけど(ゴメンナサイ!)、中が清潔で臭いもゼロ!
小屋のすぐ下の水場は冷たくておいしい水がじゃんじゃん流れててありがたい小屋です。

おまけにこんなステキなテラスまで!
このテラスで朝ごはんに岳食にゅうめん(あいかわらず3人前)を作っていただきました。
ちょうど高校山岳部が反対コースで出発していって、北岳あたりから早立ちしてきたのかと思ったら
熊ノ平泊でのんびり出発だったらしい。
小屋の人も彼らのあまりののんびりっぷりに、最近の高校山岳部はゆるいね~ってびっくりしてた。

やっとお花を撮るゆとりがでてきました(笑)
なぜなら今日の行程が昨日よりも短いから!
さすがに今日は次の小屋へ着けると思うわけですよ。

んで、隊長との会話も復活。
昨日はまるで仮面夫婦のようでした。
ザックに押し潰されそうで黙々と登るしかなかったのね。

単独ビバークおじさま&おばさまが先へいったあとは誰にも会わない静かなルート。
ちょこっと登っては振り返って塩見岳を眺める。
贅沢だけど毎日見えてる山は変わらないから、写真としてはつまらないかも。

何回見ても塩見くんはカッコいい!

こんな感じで塩見くんからつながってる歩いてきた道が見えるわけですよ。
そりゃあ、感動するってもんです。


あ、さっきいた熊ノ平小屋も見えた!

他のメジャールートに比べれば圧倒的に歩くひとが少なそうな仙塩尾根。
ハイマツやらシャクナゲやらが元気に豪快に育っておりまして、登山道に覆いかぶさってます。
かき分けて進もうにもハイマツもシャクナゲも頑丈なので当たる脚や腕が痛いわけで(T_T)

だいたいずーっと樹林帯歩きなルートなんですが、ここらへんはしばらく見晴のいいとこが
続きまして、うっとりしずぎて最高です。

こんなとこ歩いてるときの会話はいたってシンプル。。。

すっごいね~、いいね~♪

右手の農鳥岳がだんだん大きく顔をだしてくる。
こんなに天気よくって、ブログ見たひとに恨まれちゃうかもね~。。。

久々のカラダが焼ける感じを味わっております。。。
ジリジリ太陽が照りつけて、フライパンで焼かれてる目玉焼きの気持ち。

農鳥岳への分岐につきました。行きませんけど。
農鳥小屋にはウワサの強烈な親父さんがいらっしゃる。。。
それが怖くてなかなか行けないんだけども。。。

すいませんね、またデカケツです。。。
なかなかコケツにはなれません(T_T)

本日のピークはちょうどアタシの頭の上やや左にある、小さな三角に見える三峰岳(みぶだけ)です。
そうそう、昨日から感じてる左肩の激痛。
ストックを使わない方が痛くなりにくいみたいでしまってしまいました。
それでも1時間半~2時間つづけて歩くとズキン!と痛みが走って、ザックおろして休憩しろよ~!の
サインみたいなわけで。

なんだか隊長のザックが大きく見えない。85Lあるんですけどね、背が大きいから一人でいると
あんまり大きく見えないんですよね。
おっ!
農鳥岳の向こうに富士山がチラ見え!

富士山ってやっぱり見えるとうれしい♪

左側には仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳。

南アルプスの名峰に囲まれたルート。

だんだん富士山がすっきりお目見え。
この景色に囲まれて脳内麻薬がでてるみたいでうっとりしまくり♪

だってねえ、疲れて足をとめて振り返れば塩見くんがどんっ!といてくれるわけですし。

向かう先は真っ青なでっかい空。

もうヤバいっすねー!

でもねー。
昨日の塩見岳で登りは終わった!あとは稜線歩き♪なんて勘違いも甚だしいこと思ってたら
やっぱり三峰岳も立派なピークなんですよね、ちゃんと。

登るのがしんどかった。。。

あ、ウワサの農鳥小屋が見えた!


やっとこさ三峰岳とうちゃ~く。

ザックをおろすとウソのように左肩の痛みも消えて、しかも下した瞬間はまるで無重力な世界に
いるんじゃないかっていう、ふわっと肩が持ち上がるような感覚。

ここから百名山の間ノ岳まではたったの片道1時間。
行きたい。。。
でもここで寄り道すると、鈍足な我が家はまたビバークの危険アリ!

それに間ノ岳は北岳から縦走すればまたチャンスはあるね!というわけで、
今回はとにかく仙塩尾根にこだわってみよう!

今日もやっぱりガスが湧いてきた。

まだ午前中なのにねぇ。

北岳、間ノ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳を間近に見て十分堪能♪

さて、出発しますか。。。
ザレてるっぽい下りは苦手なのでストック復活!

まだまだ道はずーっと続いてますね。
あの稜線のどこらへんからか、また樹林帯に入るわけです。
そして、地図に『いくつかのアップダウン』とざっくりとした説明の通りに
いくつだかわかんなくなるくらいの小さいのも大きいのもおりまぜてアップダウンが出てくるわけですね。
途中マジで怖いとこがあった。
写真撮らなかったけど。
身軽だったら怖くないかなぁ。
片側の斜面がザレた崖で、狭いザレた登山道もその崖のほうへ斜めになってて左側にはハイマツがあるだけ。
足をフラットに置いてもそのまんま滑り落ちそうな不安。。。
今回の縦走でいちばんドキドキした数メートルのトラバース。
天気もガスガスになっちゃったのもあり、いくつもアップダウン超えて樹林帯にワープ♪

で、この樹林帯がクセモノなわけですよ。。。
なにがって、ホラ!

絶賛倒木祭りです。
このくらいのはまたげばいいですね、ハイ。
でもね、かなりキツイ体勢までかがんで倒木をくぐったり(この巨大ザック付きで!)、
のっかっちゃうくらいの微妙な高さをまたいだりの繰り返しなわけで。。。
ものすごい疲れる。。。

で、またげないしくぐるのもツラい高さにぶち当たり。

とうとうザックを下さないと倒木のしたをくぐれなくなってしまった隊長。

途中で休憩のたびに追い越されたり追い越したりの大学生くんたちも
この倒木祭りにかなりぐったりなご様子なわけで。
それとあのザレたトラバースは彼らも相当怖かったようで。
あんなとこないですよねぇって大興奮!
まだ若い彼らは北岳から来て、あしたの仙丈ケ岳のために今日は野呂川越というところを過ぎて
高望池でビバーク予定だそう。
野呂川越のちかくには両俣小屋があるわけだけど、せっかくの仙丈ケ岳へ続くルートからわざわざ脇にそれて
だいたい標高差で300m下らないといけない。
それがイヤで、水場のある高望池でビバークする人が多いんだそうです。
でもその水場情報がちょっと怪しくて、事前に調べたら今水が出てるかどうかがわからなくてすごく不安。
もしそこで万が一水がなかったら、次は仙丈ケ岳まで4時間くらい水がないという事態に陥るわけで。
そんなこと、ものすごい水を飲む我が家にはありえないので
最初から両俣小屋へ下りるプランをたてていたんだけども。
彼らは北岳と違って人に会わないことも心細かったみたいだし、そこへ水の不安も重なっていろいろ相談の結果。
やっぱり両俣小屋へ行くことに変更!
しかも仙丈ケ岳はあきらめてそのまま翌日は下山すると!
でも学生くんだからお休みはいっぱいあるしね。

そうそう。この野呂川越につく手前600mっていうところに、その「あと600m」の標識が
あったんだけど、ぜったい400mもなかった。
それよりも三峰岳からずーっと何も標識がなくて、赤テープやリボンだけを頼りに歩いてきて
コースタイムをぜんぜんオーバーしてるのにつかないし。。。
なんで最後の600mだけ甘いのか。
で、この分岐でどんどん標高差300m下りて行けば小屋につくんだけど、シャリバテにつき
フリーズドライのサタケのドライカレー食べました。
ごはんを食べたワタシはなんかものすごいパワーアップしてどんどこ下りていって、
この縦走中初めてのコースタイム短縮!

でも迷いやすそうなところがいっぱいあったので、まわりをよく見て注意しないと
いけないとこだと思う。
これまでの登山道と違って、ものすごいいっぱいリボンとかテープがあったから、
たぶん迷う人が多いんじゃないかな。

アラ。なんだか八ヶ岳の遠いほうと似たような提灯が(゜∀゜)

そんな魅惑的な提灯につられて。。。
テント張るまえに一本あけちゃいました♪
だって暑かったんだもん。。。
ルービー、冷え冷えだったんだもん。。。
超!うまかった!!!
そんなわけで次回は超絶すばらしいテン場のご紹介です♪
南アルプス 仙塩尾根へ。【その1】
南アルプス 仙塩尾根へ。【その2】
夜中、暑くてフリース脱いだりテントを開けてメッシュにしたりしたけど、
ふかふか地面の快適ビバークでぐっすり眠れて疲れもとれた朝3:00。
テントを撤収。
だ~れもいないから、周りに話し声とかの気を使う必要もなし。
3:30くらいに熊ノ平方面からヘッドライトつけて暗闇のなかトレランしてくる方が1名(゜Д゜)
そろそろ行くか~と思ってたら、昨日のビバーク先輩方がクマ鈴鳴らしながら現れて、
いい場所見つけたね~♪って言いながらリンリン去っていった。
昨日のうちにだいぶ近いところまで来てたんじゃないかと期待した竜尾見晴は
結局まだまだ遠くて、昨日は無理しないで正解だったみたい。

歩いてきた塩見岳がきれい。
基本的に樹林帯を歩くことの多い仙塩尾根はときどき飛び出るように展望のいいとこがあって
その景色はものすごく感動する。

先輩方に追いついてちょっとお話。
お二人とも40年とか50年とか山歩きを続けてらっしゃるベテランだそうで
高校山岳部時代のお話がすごくおもしろい。
とくにおばさまの方は、この山旅で畑薙から入山して今日で7日目。
昭文社の登山地図の下から上まで縦断しちゃって、2枚目入っちゃってるじゃないですか(゜Д゜lll)
お二人ともビバークはしょっちゅうで、テント場以外は幕営禁止なんて言ったって昔はテント場も
小屋もなかったから、どこにテント張ったって自由だったんだよ~。というお話。
アタシなんてまだまだひよっこだな~と思う。

間ノ岳と農鳥岳が目の前で大迫力。

太陽がギラギラして今日も暑くしてやるぜ~!みたいな?

まだまだ遠い仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳。
やっぱり長~い尾根だねえ。
竜尾見晴を過ぎて樹林帯に入ると、またいい感じのビバーク適地なんかを見つけたりして
もし見晴まできてたら、ここでビバークできたね♪とかイヤここはちょっと斜めだから寝にくいよ、
ソロテントならいい感じかなとか、ついついビバーク適地探しをしてしまう。
途中の安倍荒倉岳はスルー。

やっと昨日着いてるはずだった熊ノ平小屋に到着♪
ぜったい昨日あのまま歩いてても無理だったわ~。
すごくキレイな小屋でこんどはちゃんとここのテン場に泊まってみたいな。
そうそう。ここのトイレもすばらしいです。
建物はぼろかったけど(ゴメンナサイ!)、中が清潔で臭いもゼロ!
小屋のすぐ下の水場は冷たくておいしい水がじゃんじゃん流れててありがたい小屋です。

おまけにこんなステキなテラスまで!
このテラスで朝ごはんに岳食にゅうめん(あいかわらず3人前)を作っていただきました。
ちょうど高校山岳部が反対コースで出発していって、北岳あたりから早立ちしてきたのかと思ったら
熊ノ平泊でのんびり出発だったらしい。
小屋の人も彼らのあまりののんびりっぷりに、最近の高校山岳部はゆるいね~ってびっくりしてた。

やっとお花を撮るゆとりがでてきました(笑)
なぜなら今日の行程が昨日よりも短いから!
さすがに今日は次の小屋へ着けると思うわけですよ。

んで、隊長との会話も復活。
昨日はまるで仮面夫婦のようでした。
ザックに押し潰されそうで黙々と登るしかなかったのね。

単独ビバークおじさま&おばさまが先へいったあとは誰にも会わない静かなルート。
ちょこっと登っては振り返って塩見岳を眺める。
贅沢だけど毎日見えてる山は変わらないから、写真としてはつまらないかも。

何回見ても塩見くんはカッコいい!

こんな感じで塩見くんからつながってる歩いてきた道が見えるわけですよ。
そりゃあ、感動するってもんです。


あ、さっきいた熊ノ平小屋も見えた!

他のメジャールートに比べれば圧倒的に歩くひとが少なそうな仙塩尾根。
ハイマツやらシャクナゲやらが元気に豪快に育っておりまして、登山道に覆いかぶさってます。
かき分けて進もうにもハイマツもシャクナゲも頑丈なので当たる脚や腕が痛いわけで(T_T)

だいたいずーっと樹林帯歩きなルートなんですが、ここらへんはしばらく見晴のいいとこが
続きまして、うっとりしずぎて最高です。

こんなとこ歩いてるときの会話はいたってシンプル。。。

すっごいね~、いいね~♪

右手の農鳥岳がだんだん大きく顔をだしてくる。
こんなに天気よくって、ブログ見たひとに恨まれちゃうかもね~。。。

久々のカラダが焼ける感じを味わっております。。。
ジリジリ太陽が照りつけて、フライパンで焼かれてる目玉焼きの気持ち。

農鳥岳への分岐につきました。行きませんけど。
農鳥小屋にはウワサの強烈な親父さんがいらっしゃる。。。
それが怖くてなかなか行けないんだけども。。。

すいませんね、またデカケツです。。。
なかなかコケツにはなれません(T_T)

本日のピークはちょうどアタシの頭の上やや左にある、小さな三角に見える三峰岳(みぶだけ)です。
そうそう、昨日から感じてる左肩の激痛。
ストックを使わない方が痛くなりにくいみたいでしまってしまいました。
それでも1時間半~2時間つづけて歩くとズキン!と痛みが走って、ザックおろして休憩しろよ~!の
サインみたいなわけで。

なんだか隊長のザックが大きく見えない。85Lあるんですけどね、背が大きいから一人でいると
あんまり大きく見えないんですよね。
おっ!
農鳥岳の向こうに富士山がチラ見え!

富士山ってやっぱり見えるとうれしい♪

左側には仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳。

南アルプスの名峰に囲まれたルート。

だんだん富士山がすっきりお目見え。
この景色に囲まれて脳内麻薬がでてるみたいでうっとりしまくり♪

だってねえ、疲れて足をとめて振り返れば塩見くんがどんっ!といてくれるわけですし。

向かう先は真っ青なでっかい空。

もうヤバいっすねー!

でもねー。
昨日の塩見岳で登りは終わった!あとは稜線歩き♪なんて勘違いも甚だしいこと思ってたら
やっぱり三峰岳も立派なピークなんですよね、ちゃんと。

登るのがしんどかった。。。

あ、ウワサの農鳥小屋が見えた!


やっとこさ三峰岳とうちゃ~く。

ザックをおろすとウソのように左肩の痛みも消えて、しかも下した瞬間はまるで無重力な世界に
いるんじゃないかっていう、ふわっと肩が持ち上がるような感覚。

ここから百名山の間ノ岳まではたったの片道1時間。
行きたい。。。
でもここで寄り道すると、鈍足な我が家はまたビバークの危険アリ!

それに間ノ岳は北岳から縦走すればまたチャンスはあるね!というわけで、
今回はとにかく仙塩尾根にこだわってみよう!

今日もやっぱりガスが湧いてきた。

まだ午前中なのにねぇ。

北岳、間ノ岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳を間近に見て十分堪能♪

さて、出発しますか。。。
ザレてるっぽい下りは苦手なのでストック復活!

まだまだ道はずーっと続いてますね。
あの稜線のどこらへんからか、また樹林帯に入るわけです。
そして、地図に『いくつかのアップダウン』とざっくりとした説明の通りに
いくつだかわかんなくなるくらいの小さいのも大きいのもおりまぜてアップダウンが出てくるわけですね。
途中マジで怖いとこがあった。
写真撮らなかったけど。
身軽だったら怖くないかなぁ。
片側の斜面がザレた崖で、狭いザレた登山道もその崖のほうへ斜めになってて左側にはハイマツがあるだけ。
足をフラットに置いてもそのまんま滑り落ちそうな不安。。。
今回の縦走でいちばんドキドキした数メートルのトラバース。
天気もガスガスになっちゃったのもあり、いくつもアップダウン超えて樹林帯にワープ♪

で、この樹林帯がクセモノなわけですよ。。。
なにがって、ホラ!

絶賛倒木祭りです。
このくらいのはまたげばいいですね、ハイ。
でもね、かなりキツイ体勢までかがんで倒木をくぐったり(この巨大ザック付きで!)、
のっかっちゃうくらいの微妙な高さをまたいだりの繰り返しなわけで。。。
ものすごい疲れる。。。

で、またげないしくぐるのもツラい高さにぶち当たり。

とうとうザックを下さないと倒木のしたをくぐれなくなってしまった隊長。

途中で休憩のたびに追い越されたり追い越したりの大学生くんたちも
この倒木祭りにかなりぐったりなご様子なわけで。
それとあのザレたトラバースは彼らも相当怖かったようで。
あんなとこないですよねぇって大興奮!
まだ若い彼らは北岳から来て、あしたの仙丈ケ岳のために今日は野呂川越というところを過ぎて
高望池でビバーク予定だそう。
野呂川越のちかくには両俣小屋があるわけだけど、せっかくの仙丈ケ岳へ続くルートからわざわざ脇にそれて
だいたい標高差で300m下らないといけない。
それがイヤで、水場のある高望池でビバークする人が多いんだそうです。
でもその水場情報がちょっと怪しくて、事前に調べたら今水が出てるかどうかがわからなくてすごく不安。
もしそこで万が一水がなかったら、次は仙丈ケ岳まで4時間くらい水がないという事態に陥るわけで。
そんなこと、ものすごい水を飲む我が家にはありえないので
最初から両俣小屋へ下りるプランをたてていたんだけども。
彼らは北岳と違って人に会わないことも心細かったみたいだし、そこへ水の不安も重なっていろいろ相談の結果。
やっぱり両俣小屋へ行くことに変更!
しかも仙丈ケ岳はあきらめてそのまま翌日は下山すると!
でも学生くんだからお休みはいっぱいあるしね。

そうそう。この野呂川越につく手前600mっていうところに、その「あと600m」の標識が
あったんだけど、ぜったい400mもなかった。
それよりも三峰岳からずーっと何も標識がなくて、赤テープやリボンだけを頼りに歩いてきて
コースタイムをぜんぜんオーバーしてるのにつかないし。。。
なんで最後の600mだけ甘いのか。
で、この分岐でどんどん標高差300m下りて行けば小屋につくんだけど、シャリバテにつき
フリーズドライのサタケのドライカレー食べました。
ごはんを食べたワタシはなんかものすごいパワーアップしてどんどこ下りていって、
この縦走中初めてのコースタイム短縮!

でも迷いやすそうなところがいっぱいあったので、まわりをよく見て注意しないと
いけないとこだと思う。
これまでの登山道と違って、ものすごいいっぱいリボンとかテープがあったから、
たぶん迷う人が多いんじゃないかな。

アラ。なんだか八ヶ岳の遠いほうと似たような提灯が(゜∀゜)

そんな魅惑的な提灯につられて。。。
テント張るまえに一本あけちゃいました♪
だって暑かったんだもん。。。
ルービー、冷え冷えだったんだもん。。。
超!うまかった!!!
そんなわけで次回は超絶すばらしいテン場のご紹介です♪
それにしてもお天気良くて羨ましい!!!私も目玉焼きになってみたかったです。
塩見岳に農鳥、間ノ岳、富士山に。。。興奮しまくりますね^^
このコースの感じ、学生君の心細い気持ちもなんだかわかるなぁ^^
そこに頼れそうなくっきー姉さんと隊長さんがいたら、なついちゃうのもしょうがないですね。
くっきーさんのレポ読んでると、
行きたくなっちゃいますね~。
しかし、隊長さんの28kgは凄いと思ってましたが、
くっきーさんの23kgも凄いですよ。
身長など体格から比較すると
くっきーさんの23kgの方が上じゃないですか?
塩見も仙塩尾根も私にとって未知の世界、
続きも楽しみです!
歩きたくても9月は鳥倉のバスが無いんですね。
なら逆コースでなんて考えたらベテラン先輩方の様な日程になるし・・・
こりゃ永遠にダメな気がしてきたけど、お2人の写真を見ているとやっぱり絶対に歩きたいルートです。
もっともっとレポで楽しませてください!
広大なコース、長い稜線、そして青い空・・・写真を見ていて「行きてぇぇ~!」なんて思ってはいるんですが、その長さは一泊二日の経験しかない自分には辛いんだろうなぁ・・・^^;
でも、お二人のデカザック見てると、自分もデカザック背負って「ま~ぜ~て!」って追いかけたくなる^^ もっとトレーニングを強化しなくてわ!
ビバーク。。。そっかぁ、周りに誰もいないから静かに寝られるし、飲み会で盛り上がってもOKなんですねぇ!^^!
天気は毎朝最高で、お昼まえにはガスが
湧いてきちゃうんだけども。
十分楽しめました♪
あまりにも日差しが強くて
じゅーじゅー焼けてる感じがしました(*^_^*)
我が家はだれにも会わないことに慣れてるんだけど
いつも人がたくさんいる山にいると
ここはかなりさみしいのかも(笑)
でも頼りがいありそうに見えたとしたら
たぶん2人ともデカいからだと思います。。。
北アの天気がいまいちで
南アにしたんですけどよかったです♪
でも北アにもいきたーい!
何年も夏の北アに行ってないから
忘れちゃいそうです(;´д`)
よっしーさん、つれてってください!
なんちって(*^^*)
うひひー!ここは0041さんのきらいな
アップダウンの連続ですよー♪
しかも激しく下りて激しく登り返し。。。
でもステキなルートです。
いつか歩いてくださいね(*^_^*)
あれー?あつしさんは2泊以上はまだでしたか!
なんか意外!
このコースは普通は3泊だと思います。
まあ、1泊のひともいましたけど。。。
あつしさんは体力ありそうだし、
お休みさえあれば十分行けますよ~♪
我が家はどうしてももう一日いたい理由がありまして
わざわざ一泊追加ですから♪
ビバークで宴会。
いいかも。。。
熊も逃げますよね。。。
お天気もよくて最高ですよ~!!も~~~~。嫉妬しちゃいますぅ(笑)
日本にこんなすばらしいところがあるんだなぁ~。がんばって歩かないと来れない場所!!南アルプスもすばらしいですね^ー^
ドでかい南の山々。
行きたいなぁ・・・元気なうちに(^^;;