とろとろしたブログ

なんとなくとろとろとしたゲームヲタクが最近のニュース等を取り上げ、
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【不信は】捏造による情報漏えいの言い逃れに捏造報道を利用する朝日新聞【不変】

2005年08月30日 | 朝日関連

<朝日新聞>新党結成巡る記事をねつ造、記者を懲戒解雇・・・Yahooニュース
朝日新聞社は29日、田中康夫・長野県知事らの新党結成問題について、取材をしていないのに、取材できたかのような情報をもとに記事を掲載したとして、長野総局の記者(28)を懲戒解雇、木村伊量東京本社編集局長を更迭するなどの処分をしたと発表した。
 記事は21日付朝刊2面に掲載された新党結成をめぐる「『第2新党』が浮上」と22日付朝刊3面に掲載された「追跡 政界流動」の2本。
 長野総局の記者は13日に亀井静香・元自民党政調会長と田中知事が東京都内で会談したことについて、田中知事から取材していないのに「田中知事から取材して、両氏が長野県内で会談していたことが分かった」との内容の情報を社内に報告。この情報をもとに記事が掲載されてしまったという。朝日新聞社は30日付朝刊で「おわび」記事を掲載する。
 ▽吉田慎一・朝日新聞社常務取締役(編集担当)の話 あたかも取材をしたかのような報告メモをつくり、それが記事になるという、朝日新聞の信頼を揺るがす極めて深刻な事態が起きてしまいました。田中康夫・長野県知事や亀井静香・元自民党政調会長ら関係者と読者のみなさんにも深くおわび致します。特別チームを社内に立ち上げ、傷ついた信頼の回復のため具体策を早急に公表します。
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 ま た 朝 日 か ? ! 
 という訳でNHK・安倍氏に対する捏造報道やら魚住氏への取材メモのスルーパスが覚める間もなく新たな捏造記事が発覚してしまったそうです。朝日新聞社の吉田常務取締役から朝日新聞の信頼を揺るがす極めて深刻な事態が起きてしまいましたとコメントが入っているようですが、朝日新聞に対する不信が揺るぎ無いものになっただけなので信頼という点についてはあまり気にしないで良いと思います。今回の事件を起こした記者は新党日本の田中康夫氏に取材を行っていないにも関わらず、あたかも取材を行ったかのように報告し、それが記事となったようです。この記者に同情の余地は無いのですが、この本人からすれば本田勝一は一生懸命かばっておいてオレは懲戒処分かよとか思っているのかもしれませんね。

 ところで朝日新聞がNHK・安倍氏に対する捏造報道を行い、その取材メモを元共同通信記者魚住氏へスルーパスしたときに自民党のプロジェクトチームは以下のようにコメントしていました。

「評価に値しない」と自民 朝日新聞の事情説明・・・Yahooニュース
自民党の「朝日新聞の問題報道に関する調査プロジェクトチーム」は25日、NHK番組改編問題に関する取材資料が月刊誌に掲載されたことに関する朝日新聞社の中間報告について「社内調査をしても不祥事について(流出経路など)何も特定できなかったことを弁解しているだけであり評価にも値しない」とのコメントを発表した。
 自民党側は、朝日新聞社から届いた事情説明の書類の受け取りを、安倍晋三、中川昭一両前衆院議員とともに拒否した。
 コメントは「社全体に事件を隠ぺいする体質がまん延していると言うほかない。今後も同種の事件が再発することが十分あり得ることを確信した」と朝日新聞社を厳しく批判した。
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 自民党のプロジェクトチームに同じ事件を再発するだろうとわずか四日前に言われていたのですがものの見事に再発しました。今年だけで朝日新聞の捏造報道はいくつあったんでしょうね。この捏造報道についても先の情報漏えいによるスルーパスから目をそらすためのものではないの?と思ってしまいます。

 メディアというのは国家権力を監視する役目を持っていると某筑紫キャスターが申しておりましたが、石原都知事の韓国併合コメントの捏造報道など不祥事を起こし続けるマスメディアにそんな資格はあるのでしょうか?国家権力を監視するなどと都合の良いことなど言わずに、まずは己の会社の記者が捏造をしないよう監視するよう努力するべきではないでしょうか?

【オカラと】早くも秋風ぴゅーぴゅーの民主党が必死な党首討論劇場を演出【小沢】

2005年08月27日 | 民主党関連

党首討論 自民党に1対1を申し入れ 民主党・・・Yahooニュース
民主党の藤井裕久代表代行らは25日午前、自民党本部を訪れ、衆院選に際して小泉純一郎首相(自民党総裁)と岡田克也民主党代表による1対1の党首討論を開催するよう文書で自民党に申し入れた。「政権選択選挙」をアピールするため、あえて敵陣に乗り込んでのパフォーマンスだったが、自民党の幹部は姿を見せず、職員が文書を受け取っただけだった。
 民主党の申し入れ書は「二大政党が政権と党首の職を賭した選挙であり、政権選挙の性格が明確になっている」と位置付けたうえで、党首討論の開催を「国民に対する責務」と強調。26日までに回答するよう自民党に求めている。
 討論の申し入れは、24日の選対本部役員会議で小沢一郎副代表が発案した。小泉首相はすでに、両党だけの討論は拒否する考えを示している。
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 マスコミなどで自民党や続々現れる新党に話題をさらわれっ放しの民主党。これではいけないと自覚し始めたのか注目を集める行動に出ました。それがこの自民党との党首討論。なんだ、結局自民党と絡まないと民主党は存在価値無いって認めてるんじゃんなどという本音はここでは出さずに見ていきましょう。

 上記記事はソース元が毎日新聞なのですが、あっさりパフォーマンス扱いにされてしまっているところに民主党の喜劇さがあります。そんなパフォーマンスも自民党は全く相手にせず、職員が文書を受け取るという民主党にとっては背中に少し早い哀愁の秋風が吹いたりする対応を自民にとられます。小泉首相は既に党首討論は拒否していたりします。そして情け容赦無い小泉首相は追い討ちをかけたりします。

「民主の選挙戦術」、党首討論拒否で小泉首相・・・Yahooニュース
小泉純一郎首相は25日夜、民主党が岡田克也代表と首相による1対1の公開討論を申し入れたことについて、「選挙戦術の一環でしょう。野党は自分たちだけだと際立たせたいんでしょう」と、衆院選向けのパフォーマンスとの見方を示した。また、「政党は民主党だけではないから。他の党に失礼でしょう」と、同党の要請を拒否した理由を述べた。首相官邸で記者団に答えた。
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 という具合に小泉首相らしい冷徹なコメントが流れてきました。まあその通りですし、そもそも小泉首相は本選挙について郵政民営化を焦点にしている訳で、党首討論をするならその郵政民営化を軸としたものならやりようがあったでしょう。民主党の本選挙の焦点は自民党とは異なっているのですから。で、民主党はそれが解ってて党首討論を持ちかけて、以下のようなことをぶちまける訳です。

イラク撤退、米の理解得る=首相の討論拒否は「失礼だ」-民主・岡田氏・・・Yahooニュース
民主党の岡田克也代表は25日午後、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、衆院選で勝利し政権を獲得した場合、まず訪米してブッシュ大統領と会談するとした上で、同党公約の12月のイラクからの自衛隊撤退について「公約にして勝てば、それは国民の意思だ。しっかり説明して、理解を得たい」と述べた。
 また岡田氏は、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題に関しても「沖縄に置いておくことはできない。政治生命を懸けてブッシュ大統領と交渉したい」と強調した。
 また選挙戦について「重要であるべき政策議論がなされてない。こういう形で進むのは国民に不幸だ」と指摘。小泉純一郎首相が岡田氏との公開討論を拒否していることに対し、「前回の衆院選、参院選で自民党を上回る比例票を集めた民主党に対して、それこそ失礼だ」と述べ、討論に応じるよう求めた。(了)
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 という訳で上記太文字のセリフが言いたかっただけちゃうんかと勘ぐってしまう訳です。だから自民党にパフォーマンス扱いされるなど相手にされないんですよ。ちなみにこのジャスコ岡田氏はいっぱい比例票を集めた民主党に失礼だ!と声を張り上げているのですが、前回選挙終了時には「議席を獲得できたのは他に投票するところが無いという理由で他党の票が民主に集まっただけで、民主党が支持された訳ではない。支持されるために努力する。」という旨(正確な文言忘れました)を言っていた気がするのですが、風見鶏くんは相変わらず時と場合によって捉え方が変わるのですね。

 さて、そんな国民の支持を沢山受けている民主党に失礼だと文句を言ったジャスコ岡田氏は以下の記事をどう思っているのでしょうか?

岡田民主ショック、独自調査してみたら150議席!・・・zakzak
小泉自民の刺客戦術や分裂騒動の陰に隠れ、埋没している民主党。岡田克也代表(52)は自らの首をかけ、「単独政権を目指す」と意気込むが、民間調査会社の世論調査では現有議席の175を大きく下回る「150議席程度」という衝撃的な数字が出て、党内に波紋を広げている。
~省略~
党内に広がる強い危機感に後押しされ、これまで現執行部とは距離を置いていた小沢一郎副代表=写真左=は24日の総合選対本部の役員会に出席し、「首相のパフォーマンスに対し、こちらは正々堂々の政策論争を挑むべきだ」と、米大統領選などで行われるテレビ討論会の開催を提案した。
~省略~
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 どこぞの民間の調査結果かは怪しいものではありますが、民主党の大敗北を予想しているようです。ただでさえ秋風がぴゅーぴゅー吹いている民主党にはもう涙無しには語れない情報だと思います。さすがに焦りを感じたのか、岡田氏には任せては置けないと感じたのか副代表の小沢氏の行動が目立ち始めています。上記記事でも「首相のパフォーマンスに対し、こちらは正々堂々の政策論争を挑むべきだ」と声を荒げてますが、本題の党首討論というパフォーマンスは小沢氏考案のようですがどうなんでしょうか?小沢氏が直接やれば良かったかもしれませんが、岡田氏がやれば単なる漫才ですよ?自ら手を汚さず、岡田氏が体を張って自爆するという連鎖はそろそろ卒業されてはいかがでしょうか?

【ゴキブリ】現職首相に立ち向かう勇者に勇気と無謀の違いを【ホイホイ】

2005年08月26日 | 国内問題

元外交官の天木氏が出馬へ/首相の地元神奈川11区・・・四国新聞
元駐レバノン大使の天木直人氏(58)が、小泉純一郎首相と同じ衆院神奈川11区から無所属で立候補することが25日、明らかになった。26日、記者会見して正式表明する。
 天木氏は同11区からの出馬理由について「イラク戦争支持や自衛隊派遣など、過ちを繰り返す首相の外交政策を問いたい」としている。
 天木氏は駐レバノン大使だった2003年、イラク戦争開戦前に現地から公電で、日本が米国主導の戦争を支持しないよう意見具申し、外務省を退職した。当時、首相の外交手腕を「国際情勢を知らないし関心もないという印象だ」などと強調していた。現在は著作や講演活動で、首相や外務省の外交姿勢を批判している。
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 ネタだと思ったら本当なんですね。小泉首相が出馬する神奈川11区から元外務省の天木直人氏が出馬するとのことです。これで神奈川11区は以下のような候補になります。

自民党:小泉純一郎
民主党:斎藤 勁
共産党:瀬戸 和弘
無所属:天木直人

 さて、今回立候補を表明した天木直人氏についてどのような人物であるのか見ていきましょう。

★小泉訪朝外交の虚実

~省略~
我々は今こそ本物の北朝鮮外交を再出発させなければならない。それは6カ国協議という米国の戦略に乗って北朝鮮に圧力をかけることではない。日本は北朝鮮に対し過去の過ちを謝罪し、正当な補償の下での国交正常化を進める用意があることを明言するのだ。その為にも北朝鮮は拉致問題の全面的解決に誠意を見せなければならないと正面から要求するのだ。
 核廃絶は世界の悲願である。唯一の被爆国である日本こそ、最大の核保有国である米国が率先して核軍縮をおこなうよう呼びかけることだ。そう発言して初めて日本は北朝鮮の核廃絶についても強い立場に立てるのだ。


★反日運動が小泉首相を倒す日

日本と中国、韓国の戦後の歴史は、日本が両国との友好関係を築こうと努力してみても、歴史認識に対する日本側要人の軽率な言動によって、たちまち反日感情を招き、そのつど善後策に追われるという繰り返しであった。
 ところが今回は、小泉首相自身の言動と政策が中国、韓国の反発を招いているから問題は深刻だ。ムキになって行う靖国神社参拝。かつてないほどの日米軍事同盟への傾斜。それと対照的なアジア外交の軽視。教科書問題の放置。憲法改正の動きの加速化。国連安保理事国入りへの固執。どれを取ってみても中国、韓国を刺激するものばかりだ。これらの動きに対して、中国、韓国の首脳は小泉首相に対してなんとか是正してくれないかとシグナルを発してきた。それを小泉首相は無視してきた。その不満が爆発したのが今回の反日運動なのだ。


★「国際社会での孤立」とは

「…ノ・ムヒョン韓国大統領は同盟に依存しない『自主外交』を打ち出し、『在韓米軍撤退』が民主化のシンボルになった…『反米』は『民主化』であり、南北民族和解はノ・ムヒョン政府のキーワードという時代の空気が流れている…しかし核問題でギリギリの神経戦に入った国際社会の外交感覚と、『北の同胞』を見る視角は、明らかに大きな乖離が生じている…」
 はたしてそうだろうか。冷戦に巻き込まれ、分断され、流血の悲劇まで味わった朝鮮半島の同一民族が、冷戦が終わった今こそ和解を願い、民族統一を自らの手でなしとげようと努力することは、敬意をもって歓迎されこそすれ批判される筋合いはまったくない。
 普天間基地返還運動に象徴される「在日米軍基地の縮小・撤廃」の悲願を抱える日本こそ、韓国の新たな動きを支持し、韓国の国民と一緒になって、平和な北東アジアの実現に協力すべきではないのか。


ニュースの裏を読む・・・天木直人

すみません、もうお腹いっぱいです。民主党や共産党からも立候補出来ない理由がよくわかります。つーか、当選する気なんて全くないでしょうに。

そして民主党斎藤氏はこのような人です。

通常国会会期延長後の外交防衛委員会(7月14日、17日、22日)
イラク復興支援は国連の枠組みで、自衛隊派遣は憲法違反と追及

イラク復興支援特措法案を審議しました。
 イラク復興支援に政府要員や自衛隊を派遣することは、国際法に違反した米英軍のイラクに対する先制攻撃を追認するもので認められない。政府要員や自衛隊の派遣は米英軍の占領行政に参加するもので、交戦権を否定した憲法に違反する。イラク復興支援は、国連を中心に国際協調で行うべきだーーなどと政府を追及しました。

斎藤つよし 最近の活動

とまあ、国連安保理決議による国連加盟国への支援要請を受諾することが米英軍の占領行政に参加するだとか、それに基づくサマワ復旧活動が交戦権がどーたらとか言っている人です。共産党はおいといてこの民主党斎藤氏はマスコミなどによってこの鞍替え出馬によって現職総理の敗北もありえると報道しているようですが、実際の前回得票などを見ていきましょう。

■2003年選挙得票
  1   小泉純一郎   自由民主党   前    174,374   当選  
  2   沢木優輔   民主党   新         46,290
  3   瀬戸和弘   日本共産党   新      13,632

■2001年 参議院選挙 神奈川 中選挙区(定数 3 )
   得票数   氏名   党派   前元新

当 1,294,860   小林 温   自民   新
当 660,839    松 あきら   公明   前
当 595,812   【斎藤 勁】   民主   前

まあ、方式が違うので一概に言うことは出来ませんが、少なくとも自民小林氏にダブルスコアの差をつけられた斎藤氏が現職小泉首相に勝てるとは思えません。とりあえず決戦の日には10分は持ちこたえてください。

【民営化賛成?】ホリエモンと国民新党亀井氏がテレビ番組でケンカ?【それとも反対?】

2005年08月21日 | 国内問題

「郵政」「改革」で激論 民放番組で堀江、亀井両氏 ・・・産経新聞
「山の中の郵便局がなくなる」「おかしいんじゃないですか。それは言い過ぎですよ」。衆院広島6区から出馬を表明した国民新党の亀井静香(かめい・しずか)・元自民党政調会長(68)とライブドア社長、堀江貴文(ほりえ・たかふみ)氏(32)が20日午前、民放のテレビ番組で争点の郵政民営化について激論を交わした。
 広島県三次市の事務所から出演した亀井氏は「おじいちゃん、おばあちゃんをいじめることが改革なのか」と郵政民営化関連法案を批判。
 堀江氏は同県福山市のスタジオから「なくなることはない。コンビニで代替できる」と応酬した。
 IT長者の畳み掛ける発言に、百戦錬磨の大物政治家がたじたじになる場面も。亀井氏の「民間企業では料金が上がる」との発言に、堀江氏は「思い込み。くだらない考えを言わないで」と一蹴(いっしゅう)。一方で、亀井氏は「郵政だけが改革ではない。(堀江氏は)闘いやすい」と強調した。
堀江氏は出演後、記者団に対し「議論がかみ合わず残念。揚げ足を取られた」と振り返り、亀井氏も三次市内の遊説先に向かい、報道陣に「黙っていたら向こうがべらべらしゃべり、話にならないよ」と不満げにぼやいていた。(共同)
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 フジテレビの番組でライブドア堀江氏と国民新党亀井氏が対談を行いました。たまたまテレビつけたらやってました。途中までしか見れなかったのですが結構面白かったです。ただ、堀江氏が議論に熱くなったのかお互いケンカ腰にまで発展してしまってちょっと残念でした。議論の中身ですがもちろん選挙の最大争点とされる郵政民営化についてです。

 個人的には堀江氏が出馬する意向を固めたときにはビックリしましたよ。まさか出馬するなんて思っても見なかったのですから。話題性という意味では抜群でしょうね。小泉自民党が諸刃の剣を手に取ったと思います。吉と出るか凶と出るか。無所属出馬は納得です。本人は「自分の力を試したい」旨のことを言っていますが、自民党内の反発がすごかったのでしょうね。また堀江氏は当選する気があまり無いのではないかなと思います。おそらくフジテレビとの戦いの次の話題狙いのような気がします。

 さてテレビの討論についてですが、こりゃ亀井氏の負けでしたね。亀井氏は自分の主張を展開できませんでした。堀江氏が次から次へと喋っていたために持論展開出来なかったというところもありますが、結局反対、反対を叫ぶだけで議論になりませんでした。精査不足ながらも堀江氏の郵便局は小学校やコンビニで展開すれば良いとの発言に結局おじいちゃんおばあちゃんがという人情論でしか対抗出来なかったのは厳しいですね。あげくの果てに郵政民営化議論とは関係ない堀江氏の人格攻撃。堀江氏を擁護する気はさらさら無いのですが、亀井氏が酷すぎる。郵政民営化自体反対ではないと国民新党で謳っているのなら法案をこうすれば良いと提言するだけで随分違ったと思うんですけどね。批判するだけではどこぞのジャスコ御曹司率いる政党となんら変わりありません。

更にはここはテレビでは見ていなくてネットで補完したのですが、

堀江「だったらなんでリーダーに選んだんですか?」
堀江「亀井さんご自分で入れましたよね?」
亀井「いや・・・そりゃ、ちゃんとした策を選ぶリーダーじゃないから・・・」
堀江「自分らが選んだリーダーに従うのは当然でしょう」

と完全に詰まれていたようです。政治家としては素人であるはずの堀江氏に論破される前衆議院議員亀井氏・・・。そりゃ言えませんよね、小泉人気を利用しただけなんて言えないでしょう。

 さてこの広島6区の戦いですが蚊帳の外とはいえ民主佐藤氏が勝つでしょうね。堀江氏が勝つにはどれだけ亀井氏と佐藤氏の票を削り取り、無党派層を取り込めるかでしょう。かといって広島には縁もゆかりも無い堀江氏が地元で歓迎されるとは思えません。また、自民党公認を獲得できなかった亀井氏が僅差だった民主佐藤氏に勝てるとも思えません。政見放送が使えない堀江氏は代わりにメディアを使ってアピールするそうですが、どこまで進んでいけるかある意味注目です。

【ファシズム】支那とロシアの共同軍事演習と国内向けプロパガンダ【煽るなよ】

2005年08月19日 | 中国関連

中露が合同軍事演習、“台湾進攻”想定?上陸訓練も・・・読売新聞
【モスクワ=古本朗】初の合同軍事演習を18―25日の日程で予定するロシア、中国両軍が14日、演習のリハーサルとして、中国東部で“台湾進攻”を連想させるような上陸作戦訓練を行った。
 インターファクス通信によると、この日の訓練には、露側から駆逐艦2隻、揚陸艦1隻、海兵隊1個中隊など、中国側からはミサイル艇数隻、潜水艦などが参加。中露の連携作戦を想定するもので、露駆逐艦が仮想敵の潜水艦を対潜ロケットで攻撃、上陸目標地域に艦砲射撃を加える一方、中国潜水艦もミサイル攻撃を行う――との筋書きだった。15日には、陸戦部隊が仮想敵の抵抗を受けつつ上陸するという訓練の本番部分が実施される予定だ。
 露政府はこれまで、中国による台湾武力統一を支持する姿勢は示しておらず、今回の合同演習についても、具体的な相手を念頭に置いたものではない、との立場を強調している。だが、上陸作戦という筋書きや、仮想敵が潜水艦を保有する想定は、「少なくとも中国側は、台湾を念頭に置いているのではないか」(消息筋)と思わせるものだ。
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 先日のエントリーでも取り上げた支那とロシアの共同軍事演習が行われます。この軍事演習の内容についてはアメリカでも注目されており、偵察を行っているという話もあります。別の記事でこの共同軍事演習では対テロなどを想定するもので侵攻などは無いと声明を出していますが上記記事の太字部分のような上陸訓練を行っていることや、潜水艦による訓練から対テロ訓練という見方を信じる人達は少ないと思います。地理的に見てもそんな訓練が必要なのは反国家分裂法で危機感を抱く台湾や東シナ海の油田問題などを抱える日本などを想定していると考えるのが自然だと思います。

 そして対日本について支那の見解で面白いものを見つけました。

日本脅威論?進む中国のファシズム化・・・大紀元
【大紀元日本8月14日】前駐日中国大使館商務参事官・唐淳風氏は8月10日、香港のメディアに対して、年内に日中の間で軍事衝突が起きる可能性があるとし、日本の脅威に備えるべきであると述べた。武力行使について政府関係者からの発言としては、中国軍部の朱成虎少将が先月、北京の国防大学での演説で、米国政府が台湾海峡での武力紛争に介入した場合、核攻撃も辞さないと述べている。今春の反日運動の扇動から日本脅威論のプロパガンダへと、日米を戦争相手国とした中国のファシズム化傾向が水面下で進んでいるようだ。
 中国商務部研究員で日中問題の専門家とされている唐氏はこのほど、マカオで抗日勝利60周年記念行事の一環として「日本の政治と外交及び日中関係の今後五十年を探る」をテーマにした学術会議出席した。その帰路、香港に立ち寄り「中国評論新聞社」の取材を受け、当該の発言をしたという。
 軍事衝突の原因について、唐氏は「小泉首相が直面している政治危機は必ず国際紛争を挑発する」と「東シナ海天然ガス開発問題」の二点をあげている。
 また、東シナ海の天然ガス開発問題の進展について、三つの可能性①日中関係の悪化②中日双方の妥協③年内軍事衝突の勃発をあげ、日中関係は楽観的な見方が体勢をしめる中で、年内に軍事衝突が起きる可能性が高いことを強調した。
 豪州に亡命した自由法学学者・袁紅氷教授(元北京大学法律科教授、貴州法律学会会長)は、唐氏の発言は中国共産党が全面的にファシズム傾向が表出したものであると指摘した。
 袁教授によれば、東シナ海天然ガス開発問題において、第2次世界大戦後日本に対して戦争賠償を放棄した中国にとっては、本当の目的は中国の利益ではなく、単なる全面ファシズム化のため一つの口実としていると言う。
 さらに、「政治、経済、社会の全面的な危機に直面している中国は、国内で有事に備える『緊急状況法』(有事には国家主席が無制限の立法を持つ)の実施を既に確定し、最大のねらいは、中国および全世界を戦争に巻き込ませることによって、中国共産党の政権を維持することである」と袁教授は指摘し、中国の全面ファシズム化に世界は注意すべきであると警告した。
 唐淳風氏は、日中関係の専門家の立場から中国共産党の統一戦線を理論面から支えており、一貫して日本脅威論のプロパガンダを展開している。今年6月に「中日両国は開戦するか」を出版し、日本は平和憲法の範囲を超えて有事法制を整備し、周辺諸国と戦争の準備をしており、中国は日本に対する見方を修正しないと、甚大な被害を被ると警告している。また、8月3日には「日本の戦略方向と中国の対応」という文章を中国官製のBBS「人民網」で発表し、「日本には、小泉の支持の元に戦争愛好者がおり、結果を恐れず戦争を起そうとしている。東シナ海で開戦したら、我々はどうするか?我々の取るべき道は、日本の侵略行為を阻止するために闘争を展開することだ」とし、日本に対する軍事面での認識を改めるよう、中国社会に警告、日本の侵略方針は130年間変わっていないなどと、日本が脅威であることを強調している。
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 上記記事で出てくる唐淳風氏は長文で疲れますが要約すると「日本は支那にとって軍事的脅威だからやられる前にやれ」と言っています。自分の身を守るために予防戦争を行うべきと言っているのでしょう。この人がどういう人かよくわからなかったのですが、肩書きにある前駐日中国大使館商務参事官ということから少なくとも日本にいたと思われます。日本にいたなら60年間戦争を起こしていないことや、憲法上などから軍事的脅威を持っていないことは一目瞭然のはず。完全な支那国内向けのプロパガンダと受け取ることが出来ます。共産主義ここに極まれりってところですか。

 日付が中露共同軍事演習とリンクしているところから、軍事演習正当化のために日本を利用したと考えるのは深読みしすぎでしょうかね。少なくとも支那国内が不安定であることを証明するかのような唐淳風氏は支那国民の政府に対する不安が深刻化している証拠かもしれません。

 親中派と称する政治家達はこれをどう見ているのでしょうか?