とろとろしたブログ

なんとなくとろとろとしたゲームヲタクが最近のニュース等を取り上げ、
やる気の無い雰囲気を醸し出して徒然とつづるブログ。

【人権】「チベットの問題は中国の国内問題アル」と言い出す前に声でも上げときましょう【蹂躙】

2006年10月22日 | 中国関連

中国の人権蹂躙映像が世界へ 亡命少年僧ら射殺・・・産経新聞
 【北京=福島香織】9月末に中国チベット自治区とネパールの国境近くで亡命を試みたチベット尼僧(25)や少年僧(15)らが、中国の国境警備隊の銃撃を受け少なくとも2人が死亡した事件の映像が世界中で放映され、国際社会を騒然とさせている。
 北京五輪を控え、「和諧(わかい)(調和のとれた)社会」構築という胡錦濤政権が提唱する“理想”の陰で行われている中国の人権蹂躙(じゅうりん)に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)も調査を開始、米国などが非難の声を上げ始めている。
 映像はルーマニアの登山家、セルゲイ氏が偶然撮影したものをルーマニア民放局が14日に放映。その後、日本を含む各国でも放映され、米国の動画投稿サイト「ユーチューブ」などインターネットの映像配信で世界中を駆け巡っている。
 現場はエベレストに近いチョオーユー峰のベースキャンプから見渡せる氷河。映像は9月30日早朝、氷河の上を1列に並んでネパール国境のナンパラ峠に向かって歩いている約30人の行列を見下ろすように撮影されている。警告発砲音が響いた後、次の発砲音で先頭の尼僧が倒れた。カメラは銃を構える中国兵士の姿、続く発砲で行列の最後尾の少年僧が倒れる様子、倒れた人を抱き上げる兵士の姿をとらえ、目撃した登山家の「犬のように撃ち殺された」というコメントが流れる。
 セルゲイ氏がテレビのインタビューに答えたところによると、一行はチベット仏教徒でダライ・ラマ14世に会うために亡命を敢行した。セルゲイ氏は兵士の襲撃を逃れた亡命者を助け、食料や衣類を分け与えたという。
 この事件について12日に中国当局は、兵士が違法越境者に対し引き返すように説得したものの、「(抵抗したため)発砲した。正当防衛だ」との公式見解を発表。1人が死亡、2人が負傷したとしている。
 しかし、映像が公開されたことで、亡命者の約半分が6~10歳の子供で、無防備な状態を背後から銃撃されたことが判明。チベットの難民組織など複数の人権団体の情報を総合すると、亡命者は全部で73人で、ネパールにたどりついたのは43人。そのほかは子供を中心に相当数が当局に拘束されているという。
------------------------------

 YouTubeの動画が配信されてからかなり広がっているようですね。私が見たのは先週だったのですが、正直こういったチベットの悲劇はそれほど大きく取り上げられることは無かったので、現在このように新聞報道されるに至ったことは喜ばしいことです。動画を見ればわかるのですが、亡命を目指すチベットの僧など数十名が中国警備局の兵士に銃撃を加えられているわけです。支那側では、「(抵抗したため)発砲した。正当防衛だ」との見解を示しているようですが、動画を見れば無防備な状態で後ろから銃撃している訳ですから、そんな訳が無いことが一目瞭然です。

 支那にとっては北京五輪が開催される手前、治安向上などの良い部分をアピールしなければならない矢先の出来事なわけで只でさえ飼い犬(北朝鮮)に手を噛まれている状態なのに、まさに踏んだり蹴ったりの状態です。北朝鮮との会談で支那の唐国務委員が交渉をしたようですが何の成果も無かったようで、メンツ丸つぶれの支那にとってトドメのニュースになっています。

 そんな中で朝(鮮)日(報)新聞はなんと!上記産経新聞よりも早くこの事件について報道しているんですね。

中国国境警備当局がチベット人に発砲 ネパール国境・・・朝日新聞

 13日付の香港各紙によると、中国チベット自治区のネパール国境地帯で先月30日、ネパールに越境しようとしていたチベット人グループに中国の警備当局が発砲、少なくとも2人が死傷したほか、子供を含む数十人の行方が分かっていない。
 報道によると、子供十数人を含む約70人のチベット人がヒマラヤ山脈を徒歩で越えようとし、国境警備当局の兵士の銃撃を受けた。国営新華社通信は「不法出国を図ろうとしたグループが、引き返すよう求めた当局の勧告に従わず集団で攻撃してきた」と説明。当局の銃撃で2人が負傷、うち1人が寒さと酸素不足のため死亡したとした。
 香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは銃撃を逃れた41人がカトマンズに到着したとして、「我々の後をつけてきた兵士が立ち止まるように命じ、発砲した」との証言を紹介。銃撃で死亡したのは、17歳の尼僧だとした。
--------------------------------

 とりあえず朝日新聞さまの続報をお待ちしております♪きっと黙殺だと思うけど。


最新の画像もっと見る