■「戦役勤務に起因」と限定 靖国合祀基準で東条元首相・・・共同通信
第2次世界大戦末期、東条英機首相(兼陸相)=当時=が「戦役勤務に直接起因」して死亡した軍人・軍属に限るとする靖国神社合祀(ごうし)基準を陸軍秘密文書で通達していたことが5日までに分かった。
文書は、靖国への合祀は「戦役事変に際し国家の大事に斃(たお)れたる者に対する神聖無比の恩典」と位置付け、合祀の上申は「敬虔(けいけん)にして公明なる心情を以(もっ)て」当たるよう厳命。原則として戦地以外での死者は不可としている。元首相自身の戦中の通達に従えば、戦後の同元首相らA級戦犯は明らかに「合祀の対象外」となる内容だ。
文書は1944年7月15日付で「陸軍大臣東条英機」名で出された「陸密第二九五三号 靖国神社合祀者調査及上申内則」。原稿用紙29枚分で、原文のカタカナをひらがなに直して戦後に書き写したとみられる。80年ごろに旧厚生省が廃棄処分にした書類の一部として作家の山中恒氏が古書市で入手した。
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ここんところ都合良く「メモ」だの「戦後の書き写し」だのが見つかりますね。夏休みになったら部屋のお掃除でもしているのでしょうか?福田元官房長官が空気を読んで総裁選を引いたのは正しかったということを証明してますねぇ。
こんな記事を出されてもだから何?としか言いようが無いんですけど。メモと言い、写しと言い、最近は永田メール問題に味をしめた人間が増殖中なのでしょうか?
東条英機元首相は近衛文麿氏の後を受け継ぎ首相となり、大東亜戦争を迎えることになりました。しかし、日本が定義した絶対国防圏となるサイパンが陥落、その責任を取って東条内閣は総辞職することになります。つまり東条内閣は戦時内閣なんですね。この記事に書かれている文書とやらはこの間に通達されたものと思われます。んで、歴史をご存知の人はお分かり頂けると思いますが、日本は戦争に負けました。ええ、負けたんです。日本には新しい憲法が出来ちゃいましたし、大日本帝国でも無くなってしまったのです。・・・そんな文書はとっくの昔に失効してるのはわかっていってるんですよね?共同通信さん?
というわけでもはや管理人やくもの興味はこのような共同通信の戯言よりもおそらく三日連続になるであろう靖国参拝をネタにした朝日新聞社説に期待してます。
※参考
【社説】2006年08月04日(金曜日)付 靖国参拝 嘆かわしい首相の論法
【社説】2006年08月05日(土曜日)付 安倍氏の参拝 これでは解決にならない
社説タイトルは「東条文書 合祀を見つめ直したい」と予想してみる。
メモだなんだの都合の良い発見は、もう満腹ですよね。
いつもどうもです。
今度は海軍三羽烏あたりのメモでも見つかるかもわかりません(笑)
朝日新聞社説、全部原爆に費やしましたね。さすがに3日連続はまずいと朝日も思ったのかもしれません(爆)