■久間防衛相「米のイラク開戦判断は間違い」
久間章生防衛相は24日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、イラク戦争について「(米国はイラクに)大量破壊兵器がさもあるかのように戦争に踏み切ったが、判断が間違っていたのではないか」と述べ、ブッシュ米政権の開戦当時の判断を批判した。戦後処理を巡っても「どう処理するか処方せんがないまま戦争に入った」と指摘した。
イラク開戦の批判は久間氏の持論だが、大統領が一般教書演説で新しいイラク政策へ理解を求めた直後だけに、波紋を広げる可能性もある。
安倍晋三首相は同日、記者団の質問に答え「防衛相の感想を述べたと思う。イラク戦争の評価や復興支援について、内閣は皆一致した考え方を持っている」と語り、閣内不一致には当たらないとの考えを示した。 (19:26)
久間章生防衛相は24日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、イラク戦争について「(米国はイラクに)大量破壊兵器がさもあるかのように戦争に踏み切ったが、判断が間違っていたのではないか」と述べ、ブッシュ米政権の開戦当時の判断を批判した。戦後処理を巡っても「どう処理するか処方せんがないまま戦争に入った」と指摘した。
イラク開戦の批判は久間氏の持論だが、大統領が一般教書演説で新しいイラク政策へ理解を求めた直後だけに、波紋を広げる可能性もある。
安倍晋三首相は同日、記者団の質問に答え「防衛相の感想を述べたと思う。イラク戦争の評価や復興支援について、内閣は皆一致した考え方を持っている」と語り、閣内不一致には当たらないとの考えを示した。 (19:26)
■久間氏発言、米が不快感表明 「日米安保協委開けぬ」
【ワシントン=有元隆志】米政府は26日までに久間章生防衛相のイラク戦争批判や米軍普天間飛行場移設に関するたび重なる批判に不快感を表明。日本側が早期開催を希望している日米安全保障協議委員会(2プラス2)開催には当面応じない見通しとなった。
米政府当局者は「普天間代替施設のV字滑走路建設は日米間で合意したものであり、日本側から勝手にほごにすべきではない。久間氏は米側としても海兵隊を説得するのが大変だったかよく知っているはずなのに残念だ」と強く批判した。
米政府は久間防衛相が昨年12月にイラク戦争を積極的に支持はできないとの立場を示したことについて、日本大使館を通じて真意を確認した。そのときは日本側からイラク戦争への武力行使を支持するのは閣議決定していたとの説明を受けたが、度重なる批判に「これでは2プラス2を開催する状況ではない」(同当局者)としている。
久間防衛相は国防族の有力議員として毎年のように訪米していたが、国防総省関係者は、「久間氏がコンサルタントを連れてきたことを国防総省は露骨に嫌がっていた。1月の防衛相の訪米予定のときも、この人物が防衛産業関係者を同行させようとしたが、国防総省は防衛省が黙認したとして反発していた」と述べ、この問題も米側と久間防衛相の関係に影響しているとの見方を示した。
(2007/01/28 00:11)
【ワシントン=有元隆志】米政府は26日までに久間章生防衛相のイラク戦争批判や米軍普天間飛行場移設に関するたび重なる批判に不快感を表明。日本側が早期開催を希望している日米安全保障協議委員会(2プラス2)開催には当面応じない見通しとなった。
米政府当局者は「普天間代替施設のV字滑走路建設は日米間で合意したものであり、日本側から勝手にほごにすべきではない。久間氏は米側としても海兵隊を説得するのが大変だったかよく知っているはずなのに残念だ」と強く批判した。
米政府は久間防衛相が昨年12月にイラク戦争を積極的に支持はできないとの立場を示したことについて、日本大使館を通じて真意を確認した。そのときは日本側からイラク戦争への武力行使を支持するのは閣議決定していたとの説明を受けたが、度重なる批判に「これでは2プラス2を開催する状況ではない」(同当局者)としている。
久間防衛相は国防族の有力議員として毎年のように訪米していたが、国防総省関係者は、「久間氏がコンサルタントを連れてきたことを国防総省は露骨に嫌がっていた。1月の防衛相の訪米予定のときも、この人物が防衛産業関係者を同行させようとしたが、国防総省は防衛省が黙認したとして反発していた」と述べ、この問題も米側と久間防衛相の関係に影響しているとの見方を示した。
(2007/01/28 00:11)
ちょっと久間さん、これは失言がすぎるのでは。。。
確か去年辺りも似たような発言をして修正答弁していたと思いますが、今回の日本政府見解と反するイラク戦争開戦判断を間違いとするのは、アメリカの同盟国である日本の防衛相が言うのは影響力が有りすぎます。この発言によって2+2の開催すら危ぶまれ、米軍再編の忠実なる実行や北朝鮮などの様々な問題の進展に遅れが出ることになります。
イラクについてはこれからの対応を考えなくてはならないはずです。アメリカのイラク政策は結果的に失敗しました。ラムズフェルド氏の小規模兵力による迅速なバグダッド攻略、日本統治時代と同じ手法によるイラク統治などは今でも批判されていることです。しかし、我が国はアメリカの同盟国であり、イラク戦争を理解し、支持すると表明している国なのです。イラクのこれからについて同盟国として苦楽を共にすることになるはずです。
しかし、この久間氏の発言はそれを否定するに等しいですね。当時の日本政府は支持したかもしれないけど、結果論で今失敗していることが分かったから責任取りたくないな、こう受け止められても仕方が無いと思うのです。そんなの単なる責任逃れですよ。久間氏の防衛相としての役割はイラク政策に対して今後どのように進めていくべきかを担う重要な立場であるにも関わらず、このような見解をあっさり口にしてしまう。じゃあ対案はあるのかと思えば、単なる批判に終わっているようで、これでは日本の防衛相としての”どうするべきか?”の見解が見えません。批判だけならマスゴミでも出来ます。
その後はそのマスゴミに次々と普天間の発言、雀荘の話など報道されてしまう。旧防衛庁の情報管理にも疑問符が付きましたが、トップが率先して脇が甘いようでは。。。
日本政府として、これ以上政府見解に反し、国益を損ねるようなことがあるのであれば、久間防衛相の更迭を検討するべきであると進言させていただきます。代わりは石破さんかな?
http://www.youtube.com/watch?v=TumEhzGRGf4
2+2の開催の件は私が釣られたかー!?
日米関係の影響もさることながら、私がイラクに出向いた自衛隊員だったらいたたまれない思いになると思います。いわゆる士気に関わる点も一顧だにしない稚拙な発言の真意は疑わざるを得ないですが、マスコミは柳沢大臣ばっかなんですよね。はぁ、ホント嫌になります・・・・
そうなんですよねぇ、柳沢氏がなんだとか、どうみても民主党小沢氏の4億問題、社民党の阿部問題のもみ消しにマスゴミがグルでがんばってるようにしか見えないんですよね。そして与党の支持率が下がったら鬼の首を取ったように喜ぶ。
個人的には各マスゴミの支持率調査とかしてほしいなぁ、内閣府あたりに。そうすればもう少しまともな報道をしてくれて、久間氏発言を批判してくれると思うのですが、期待するだけ無駄ですかねぇ。