TVっ子かもよ

TVや映画などのことについて書いた雑記に近いブログです。
※基本的にネタバレに近いですのでご注意願います。

SPEC結 漸ノ篇(ネタバレしとります)

2013-11-04 20:05:14 | Weblog

月曜日。まず1回目の更新。とりあえず映画の感想は分けといた方がいいかと。

※この先、「SPEC結 漸ノ篇」についてネタバレしておりますのでご注意願います。




 

 

 

 

 

 

 

とりあえず本当なら観た初日に書いておくべきだったが整理してから書こうと思って書いてなかった
映画「SPEC 結 漸ノ篇」の感想。

ノベライズ本も読んだので記憶定着。
漸の篇のパンフレットで爻の篇にも一部ふれられてたりするので知らんほうが良かったことも…
よし今後は情報はできるだけ得ないようにするか…
(なのでパンフで触れられてた爻の篇についてのことは触れないようにします)







とりあえず観終わった時
エンドロールがそろ~り流れるタイプの終わり方ではなかったので、
いつの間にか劇場のライトが点灯し「え!? ん? ん!?」
と驚きが…
とりあえずその場で20秒くらいを気持ちの整理に充てた。
だいたいの映画はエンドロールが流れてる間に映画の内容を頭の中で整理したり余韻に浸ったりの時間なんやけどそれがないっていうのはちょっと新しい。
90分ほどだったのでやっぱり次観たい感は高まる。
それがちょうど良いのかもしれへん。観たなぁっていう満腹感やとあれやろうし…



最初、まぁやっぱシリーズものやと仕方がない今までのおさらいみたいなのがあったので結構復習してた者としてはそこはなくてもっていうのをどうしても思ってしまうが今回はそれは必要だったと…今回の漸の篇は野々村光太郎(竜さん)の物語と思ったから。

映画観てからノベライズ本を読んでから書こうとって思ったのは、前半の病室のシーンのあることが結構尾を引いてしまっていたから。
ここはコント風な感じで楽しく観てるはずだったが、瀬文(加瀬さん)が無理やりギプスを外した時の足…思いの外グロかったのでしばらくそれに耐えるのに必死だった。個人的には医療ドラマとか結構観てきたから慣れてると思ってたけどどうやらまだ無理な領域があるようだ。
(まぁ「天」の時の瀬文の皮膚まで凍った足(靴とか)から無理やり引き上げた時の真っ赤っ赤な足でも今回とおんなじ感じになったけど) 

ってか零のDVDで観た最後の「アッチー」は漸のシーンの一部分だったのか…
ゲーム「SPEC 干」の予告とかでも漸のシーン使われたりしてたのでこのシーンのここの部分やったんかと一人納得。
ただやっぱ漸としてでの予告ではなく「結」としての予告だったのを観た後に思い知ったけど、「あれ?あのシーンなかったなとか」

病院のシーン結構バナナ医師(渡辺いっけいさん)が結構面白さ持ってってた…
あれだけやともったいない気がするから爻の篇にも出てきて欲しいなぁっていうのもあるけど。


ニノマエクローンの工場?シーン…だめだ…瀬文ギプス剥ぎのとこまではいかんけどそれなりに苦手だ…
こういうシーンはゲームだと大丈夫なんやけどいかんせん実写は苦手…

サブアトラスの会議のシーン。
卑弥呼は喋った時にすぐ分かったけど今回も隠す気ないんやと思って…
あれほどの大物の方やから…
セカイ(向井さん)が「天」で口元とかあたりだけ映ってて声ですぐ分かるもんなのに口元とか顔の輪郭の下半分くらいは分かる感じだったので、
今回は面でがっつり隠しかと思ったけど、大物過ぎて声でバレてる…
まぁ面で隠してるくらいやから爻の篇での顔出しなのかやっぱり?
でも予告の感じやと出る間が無さそうやったけど…
 

手をかざして横にずらすやつ、ノベライズ本にはSWEEPしてってあった。
「ケイゾク」を観てた者としてはSWEEPっていうフレーズも懐かしい。

CBCの中の人達がすっかり様変わりしてたけど、とりあえずちゃんと餃子置いてたので安心。
(やっぱアラータは「翔」でデッドエンドに匿われてた中にいたから出てこれんか…っていうか何のスペックだったんだ?) 
セカイと潤(大島さん)との会話で「兄者」とか「20万年も我慢してた」ってセリフから察するに卑弥呼はとりあえず何歳なんだと…


未詳でのシーン、落ち着く。
映画では野々村の電話の相手は分かる人には分かるだろう的な感じになってたけど、ノベライズによると会話の相手は柴田でほぼ決定のよう。
やはり声での登場すらないのだろうか…まぁケイゾクとSPECもつながってるところはあるけどケイゾクの主人公がSPECに出ることはないと…そういうことなんだろうか…

台場での野々村と雅(有村さん)のシーン、結構シリアスなんやけど後ろにもろフジテレビが映ってるのがすごく気になった。
ドラマ版でもお台場での二人のシーンはあるけどドラマでは夜で今回の映画では夕方だったので結構はっきりと…
そういうとこスペックらしくてまたいいんやけど。
 

当麻家のシーン。
湯田秀樹(遠藤さん)が当麻家でごちそうになってるとこ。
湯田秀樹…一文字違い^^;、そういうとこいろいろ小ネタあるからなぁ油断できん。っていうかここまで分かりやすかったいいのにとか思ったけど、やっぱ注意してないと気づかないくらいもまたいいなぁと…
瀬文そういや当麻(戸田さん)の家に来るの初めてだったなぁと…んで思ったのは瀬文は宿舎住まい?どっか借りてる?しまった完全にそういうとこ考えてなかった。まぁ「零」とかでの境遇の感じからして宿舎とかっぽいけどなぁと…(今までそういうシーンあったっけ?とちょっと気になりだしてる)

そして当麻天(佐野元春さん)の部屋。
ここでいろいろとワードが出てくるので結構ついていくのやっとだったとこ。
とりあえず出てきたワードを書いてみる。

・平行宇宙(パラレルワールド)
まぁこれは結構いろいろな映画とかドラマとかでも出てくるのでまぁ大丈夫。

・ダークマター、ダークエネルギー
っていうか暗黒物質って言ってくれればまだ分かりやすかったのに。
(「ビッグバン・セオリー」でちょくちょく出てくるから)

・ブレーン(多分ブレーンワールドのこと)
初めて知ったわ…難しい。

・ガイア理論
地球自身が意志を持った一つの生き物って説。
意志…か。

こっからは多分都市伝説とかそういう匂いがするので調べる気はない。
・フリーメイソン
・バチカン
・ビルダーバーグ会議

とりあえずぎりぎりで追いついていたそんな時
葉子おばあちゃん(大森暁美さん)が操られて例の手榴弾を…
出るのか?陽太。出るのか?
って思ったけど使わず逃げてた…
ってか当麻の家だいぶ被害がありそうやけどどうなったんだろうか…
あの感じの爆発やと家半壊状態やろうからどうなるのか…
それとも帰る暇などもう無い、覚悟を決めてるっていうシーンに…?
でも湯田がかなりの大火傷やけど…ってことは爻の篇で意識戻るかな?


野々村係長の最後は結構あっさりやったから本当に死んだんやろうけどあっさり故にこれでは終わらんだろうと思ってたからこその…
もっとすごい場面に…って思ってのあの終盤のシーンへと…
青い柿ピー…ケイゾクを思い出したわ…なんだかんだつながってるんやなぁと…
グッズになってるくらいやしなぁ。
野々村が手配したのってDBS(ドスコイバイクシャトル)のバイクだったのか…と後で気づいた。
バイクの音がした時ひょっとして近藤二係長(徳井さん)が?(昔バイク乗ってたような発言もあったし)
って思ってたのでDBSとは…重要な品とDBSに頼むところがスペックらしい。
スペックの世界の中のドスコイ系会社の信頼性すごいな。



野々村の行方を探すべく冷泉召喚を試みる当麻の屋上のシーン、
結構自分の意志とは違う動きをするっていう演技、やっぱり難しそうやなぁと…
あまりにありえん動きやったらCGでどうにかなるやろうけどありえる程度での自分の意志とは違う動きっていうのが…
この屋上の瀬文と当麻のシーンが伏線になってくるんやろうけど、二人の信頼がここでより固まったんかなと。
この映画で2番目に好きなシーン。


潤の能力だけなのか卑弥呼、セカイも持っている能力か分からんけど、
とりあえず潤は物質を自分の思い通り自在に変化させることができる能力があるっていうのが結構印象的に描かれてた感。
「天」ではかき氷、
「零」ではたい焼き。これは髪の毛をたい焼きに?それかフケとか?
「結の漸」では割り箸をナイフに。んでもって樹の枝を鉄パイプに。
便利な能力…。ヒーリング能力もあるし、体を幼児化したり大人にしたりも自由自在みたいやし…SPECの域から出てるようなもん持っているような…
久遠望(谷村さん)でもあったように一人でいくつもの能力持つこともできるみたい(久遠の場合はコレクションっていうスペックの特性上ってことかもしれんけど)やからそういうのがいてもおかしくないか。

研究室のシーン。
フッケン(KENCHIさん)がやはりスペックとかのことを知らないっていうのが結構笑いの感じを担ってる?
野々村が出てきたけど、すぐに偽モンじゃないかと…あまりにピンピンしすぎてたし。
これは観てる人にも分かりやすくっていうのがあったんかなと。「そいつニセモンやで」と。
あっさり死んであっさり生き返るっていうのはあんまりスペックの世界じゃなかった感じがするし…

畳み掛けるように今度は吉川(北村さん)登場。
人肌のお湯で…
マダム陽・陰(浅野さん)がインスタント食品の製造の要領で…っていうのが天であったけど、まさかそのインスタント食品の要領で復活しちゃうとは…
パンフによるとどうやら主演の二人の希望での復活らしい。確かに「翔」の最後であっさり死んじゃったから個人的にももったいないなぁっていうのはすごくあったので復活は嬉しい…半解凍の状態みたいなのでちょくちょくフリーズするのがあれやけど…下手したら良いシーンで途中フリーズみたいなことにもなりかねんのじゃないかとか思ったけど、(それについてはやはり北村さん自身も危惧されていたようで)
爻の篇では完全解凍されるんじゃないかとか思ってたりもする。ただそれまでに決着ついちゃうような気もするが…あれだけ時間をかけての半解凍やからなぁ。
にしてもマダム陽が生き返る方法を送ってきたとは…マダム陽もいろいろ思うところがあったんやろうかな。

吉川が虫の知らせで、野々村の死を知ったとあったので、
「零」での当麻の「虫の知らせなんかないね」っていセリフを思い出してちょっと思うところがあった。
虫の知らせってやっぱ虫の知らせっていうくらいやから不完全なもので万人に起こるとは限らないのか…
当麻の場合、虫の知らせ(第六感)こそはなかったが代わりに「SPECを持った死者とのつながり」という第六感と言う形になったとか…?



野々村が偽物と分かり銃を構える未詳メンバー。
ここからが一番印象的なシーンだった。
野々村係長が取り憑きに抗おうとするシーン。
「やらせはせん!やらせはせんぞ!」
予告でこの部分あったけどどういうシチュエーションでっていうのかは分からんかったのでこういう事だったのかと…
取り憑くのやめ逃げていくのを行くのを必死で止めようとする野々村、さっき腕反対側に折れたのをもろともせず…
気持ちやんね!こういう熱いデカ魂の感じイイ。
そして「ケイゾク」から続くあの言葉を…
やっぱりその言葉は大きい。故に今回の漸の篇は野々村係長映画と言っても過言ではないくらいの感じに。
「ケイゾク」から続く野々村係長の最後ということやからそれにふさわしくっていう。 
みんなが取り憑いたやつを自分の留めようとしてる野々村を撃つシーンは予告では瀬文の表情が凄かったので最初はコメディタッチのシーンなのかと思ってたけど、思いっきりシリアスで印象的なシーンのだっとことに観て気づいて自分を恥じた。 

野々村の最期からちょっと時間があって、取り憑いてたと思われる水を操る浄海(香椎さん)が登場。
っていうか予告とか観てて香椎由宇さんっぽいなぁって思ってて公式サイトのキャストのリスト観たのにあれ?香椎さんの名前がないと思っててずっと別の人だと思い込んでしまっていたので帰ってパンフレット読んだら香椎さんの名前が…
思い込みは怖い…映画観ながらしゃべりとかめっちゃ香椎さんぽいなぁって思ってたのに…
あれだけの後だったので頭に浄海との戦闘のシーンの記憶があんまり残ってない…
ってか本当に野々村係長に取り憑いてたのは浄海だったのか?っていう疑問…
取り憑きっていうのと顔が変形する感じ…ケイゾクの朝倉のような気がしたんやけどでもケイゾクとどこまでつながってるかは分からんから浄海だったのか…
朝倉だったらやっぱりケイゾクとして真山(渡部さん)が決着つけるやろうし…
「零」での「真山君は殉職だったそうだね」このセリフが重い…やっぱ零観た時このセリフ、ショックやったわ…


その後の霊安室のシーンは今までの野々村係長の回想があったり、野々村係長がいかに偉大な存在だったのかという印象的なシーン。
最後には雅も現れ涙の別れに…その泣き声を聞いての当麻の言葉はスペックが暴走しそうな雰囲気がこれでもかと漂う中での終わりだった。

その後に「爻ノ篇」の予告が…
漸ノ篇、爻ノ篇セットの前売り券の特典でついてたクリアファイルには今までの登場人物が4人×3枚で12人出てたのでさすがに爻ノ篇では出てくるのではないかと…って思って公式サイト観てたらキャストのとこに名前が…出るの確定やん。
そういやその爻ノ篇の予告にそういや遠くから何人か並んでるのが映ってたけどあれのことか?
爻ノ篇すごいことになりそう…
漸ノ篇は嵐の前の静けさといったところやろうか。
漸ノ篇でも野々村の死という大きな出来事があるがそれをきっかけに当麻が…っていうことになるやろうし。 


全体を通してシリアスメインな感じだったので「天」との雰囲気の違いにちょっと驚いた。
でかい風呂敷を広げている感じ、いろんな説やらが出てきてとりあえず中盤はそれを追いかけるのでやっとやった…
そのでかい風呂敷は爻の篇で全部包まれるんやろうかっていうのもある。
どう包むのかは観た人自身でっていう可能性が高めやけど…
でも観た後も議論が絶えない映画は好きなのでそういう終わり方でも個人的には全然問題ないし。
29日が楽しみになってきている。



とりあえずグッズは観る前に劇場にあるのを見ててCBCの箸あったので迷ったが結局買ってなかったがパンフレット読んで欲しくなった
野々村係長のあの言葉が書かれてる湯のみを。
欲しい…
(昔は映画のグッズはキーホルダーとかも買ってたけど最近は実用的なものだけを買うようになった。)
観たとことは別にどこか取り扱ってないだろうかと思ったが交通費を考えるとやはり通販がベストか。
問題はどのくらいかかるか。まぁ爻の篇までに届いてくれれば問題ないんやけど…まぁ今は早いかと…
昔、映画のグッズで映画館に欲しいのがなくて通販ってなったらそこそこ日数要るっていうイメージが頭に残ってる…



爻の篇のグッズ展開はどうなるのかも少し気になっている…







ちょっと一言
爻の篇を観終わってやっと「SPEC干」のDLCが読める…と思う。
ダウンロードして読もうとしたけどなんかひょっとしてネタバレ系かもと思ってすぐにタイトルに戻した。
DLCが「SPEC完」なのでそれっぽい感じはしてたけど…


 

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