ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

2年やらせるなら最低もう1年

2018-03-26 05:01:50 | 日記
東京の監督は過去、
1999-2001:熊さん(3シーズン)
2002-2005:ヒロミ(4シーズン)
2006:ガーロ(0.5シーズン)
2006:倉さん(0.5シーズン)
2007:ヒロミ(1シーズン)
2008-2010:城福(2.5シーズン)
2010-2011:熊さん(1.5シーズン)
2012-2013:ツルッパゲ(2シーズン)
2014-2015:イタリア人(2シーズン)
2016:城福(0.5シーズン)
2016-2017:篠田(0.5+0.5シーズン)
2017:安間さん(0.5シーズン)

という経路を辿っています。

2シーズンを超えて采配をしたのは
2008-2010.9で在任した城福が最後です。

ならば、長期で采配を振るった方が
リーグ戦で結果が出るものなのか。
そこで監督就任後初めてのリーグ優勝が
就任何シーズン目の事なのか。
ちょっと過去20年を調べてみました。

2017:川崎(1年目)
2016:鹿島(2シーズン目)
2014:ガンバ(2年目)
2012:広島(1年目)
2011:柏(3シーズン目)
2010:名古屋(3年目)
2007:鹿島(1年目)
2006:浦和(3年目)
2005:ガンバ(4年目)
2003:マリノス(1年目)
2002:磐田(3シーズン目)
2000:鹿島(1年目)
1999:磐田(1年目)
1998:鹿島(1シーズン目)

統計は以下。

1年目:7
2年目:2
3年目以上:5

というように確かに1年目で結果を出す事が
割合としては高いです。
しかし、3年目以上でも特に21世紀に入ってからは
一番高い割合を占めている。

また、1年目の優勝で見える傾向は
20世紀であれば、鹿島と磐田というように
ある意味監督というよりは
戦力の充実によるところが
大きい要素を占めて、
ここ近年になると、
前任者からの引継ぎが
うまくいったという事が
大きい要素となってくる事が分かります。

つまり、いずれにしても
近年のJリーグでは
積み上げてきたもの、
要は優勝できるだけの土台がない限りは
優勝は非常に難しいという事になります。

その土台とは、別に戦術とは限りません。
メンタリティであったり、クラブの理念であったり。

対して東京はどうだったか。
せっかく2011年に「繋ぎ倒す」という方向性を
選手の自立によって確立して、
翌年にはツルッパゲを監督にしたまでは良かった。

ところがその後「ヨロシクサッカー」の
イタリア人にしたり、
間で城福がよく分からない事をしたり、
篠田がもっとよく分からない事をしたりと、
まず戦術面では積み上げは無かったと言ってよい。

そして、ひたむきさという東京が大事にすべきものも
大幅な選手入替によってどこかへ行ってしまった。

結果責任はピッチにありますが、
そうなるようにしてしまったのは
間違いなくフロントの責任ですね。

統計のところに戻りますが、
監督就任2年目で初めてリーグ優勝した例が
非常に少ないです。
しかも2014年に優勝したガンバは
前年J2でしたし、
2016年に優勝した鹿島は年間では3位で
年間勝ち点で1位だった浦和は就任5年目でした。

結局のところ、、
「2年やらせるなら最低もう1年はやらせなさいよ」
という事であり、
「積み上げたものがなければ誰が監督をやっても同じ」
という事です。

要するに、
監督がどうこうというよりも
クラブ・チームとして
積み上げが無ければ優勝はできませんよ、
という事ですね。

ですから、積み上げたものが無いのに
監督を代えるのは間違いだし、
そもそも2年で監督を代える事も間違いです。

クラブとしては2010年に城福3年目で
ああいう事になったのが
トラウマになっていたのでしょうが、
あれも前年限りで大量に選手が入れ替わり、
監督就任中なのに
積み上げが崩壊したところに起因します。
要はクラブのリスクマネジメントの欠如ですよ。

表面上でやっている事は間違っていないように
見えたかもしれませんが、
GMのやり方は10年間間違い続けていました。

ケンタ監督は2年で終了じゃダメですよ。




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