ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

「当事者」と「お客さん」

2018-08-03 11:06:00 | 日記
もう一昨年の話になります。
ホーム最終節でのおでん前キャプテンのご挨拶。

これをどう捉えるかで、
その人が「クラブの一員」という意識を持っているのか
はたまた「ただのお客さん」なのかという事が
よーく見えてきますね。

まずは挨拶を文字に起こしたものを見てみましょう。

おでんキャプテン
「皆さんこんにちは。
 今日もたくさんの声援ありがとうございました。
 今日も1-0で勝つことができましたが、
 このピッチで勝つことの難しさと言うのも
 今年一年は感じた一年でした。それとやはり
 ここに来て下さっているファン・サポーターの皆様、
 そしてテレビで応援しているファン・サポーターの皆様、
 すべての人に代表して感謝を言いたいと思います。
 ありがとうございました。
 それともうひとつ、やはりFC東京、
 優勝するために選手たちは
 必死に考えて一年間やってきました。
 その中で自分たちがプロフェッショナルに
 ならないとまずはいけなくて、このピッチで小平で
 毎日考えながら練習することが
 一番大事だと思って一年間やってきました。
 それとやはり選手たちだけではなく
 現場のスタッフ、フロントのスタッフ、FC東京、
 会社としてやはりプロフェッショナルなチームでなければ
 ここで勝つことは難しいと思っています。
 自分たちは何かを変えようと
 毎年もがきながらやってきています。
 是非皆さんもFC東京の優勝のために
 何が必要なのかを一緒に考えて、そして来年また
 リーグ戦でいい結果が出せるよう
 また一緒に頑張っていきましょう。
 まだリーグ戦1試合残っていますし、
 天皇杯も残っています。
 今年も最後までご声援よろしくお願いします」



この挨拶を聞いて、ワタシは
「FC東京が優勝する為に必要な事を、
 選手、監督、中の人、ファンも含めて
 東京に関わる全ての人が考えていきましょう」

という意味合いに捉えました。

この挨拶を聞いて
「チーム・クラブがいい方向に向かう為に
 自分たちも何ができるかを考えよう」

というように思える人は冒頭で挙げた
「クラブの一員」という意識を持っている人だと思います。

それに対して、この挨拶を聞いて
「選手にこんな発言をさせるなんて
 フロントもプロになれ!仕事しろ!」

というように思っちゃう人は
いい方向に向かっているところに
体よく乗っかろうとする、
要するに「お客さん」であると思います。

そういう「お客さん」というのは、
おでんキャプテンの「会社として」という部分には過剰に反応して、
「一緒に考えて」という部分はスルーするものなのです。

なぜか?理由は簡単です。

「お客さん」であって「当事者」という意識は無いから。

で、この「お客さん」のタチが悪いケースだと、
偉そうにしたり、「当事者」を非難したりとなります。
いわゆるクレーマーって、
必ず「お客さん」から出てきますよね。そういう事です。

確かにフロントにプロ意識が欠けていたのは
否定はしないのですが、
クラブが良い方向に向かう為の基盤は
当事者、つまり「仲間」であると思います。

という事は基盤を強くする最善の方法は
一緒に考えていける「仲間」を増やしていく、
という事に他ならないのではないかと。

そういった、
「みんなで考えていきましょう」
という挨拶だったと思いますよ。

この世界では「お客様は神様」ではないと思います。




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