J2紀行～鳥取編其之壱～

「J2は魂が磨かれる場所」
とは先頃引退した佐藤由紀彦の言葉ですが、
初心忘るべからずではないですけども、
今のチームにもJ2の頃のハングリーさを思い出してもらいたいもの。
そこで今回のJ2紀行はJ1復帰を果たした思い出の地、鳥取編をお送りします。

その前に「J2の頃のハングリーさ」という事で、
ちょっと調べてみたんですが、
外国人と新卒2年目まで(新卒3年目はみんなJ2に修行中です)を除いた現体制で、
J2でプレーした経験の有無を見てみたところ、
これまでJ2でプレーした経験がないのがたった一人だけ。
しかも2012年まで遡ってもその他には長谷川くんだけ。
あえて誰なのかは記しません。
でもこれが分かった時「なるほどな」と思ってしまいました。

さて本題。
鳥取、遠すぎます(笑)
試合の一週間前にチケットは完売。
飛行機も満席。鳥取市内のホテルも満室。
どうしようもない状況です。
鳥取の現地メディアは
「FC東京のファンが大挙やってきます」と警報発令するし(笑)
ちなみに当方は鳥取駅前のホテルに後泊で試合を観戦。
試合の1ヶ月前には移動手段も含めて全て準備は整えていました。
だって昇格が決まるから行くんじゃなくて、
そこで東京が試合をするから行くんですよ。
「なぜ登山をするか？そこに山があるからだ」と同じようなもんです。

ただ、移動手段は非常に複雑。
まず飛行機で伊丹に飛び、伊丹から新大阪に移動。
新大阪から新幹線で相生に出て、相生からスーパーはくとで鳥取へ。
え？なんでそんなややこしい行き方をしたか？
JALのマイルを貯めたかったからです(笑)
※鳥取空港にはJALが入っていません

そうして羽田を発ってから約5時間。ついに鳥取駅に到着しました。

まさかの自動改札未導入！
もう3年経ってますから、今はどうだかわかりません。
現地に着くと、随所に歓迎の貼り紙などを見かけます。

警報を発令しても、おもてなしの心はあるようです(笑)

さて、スタジアムに向かおうとしますが、駅からべらぼうに距離がある上に、
試合までまだ時間がありますから、シャトルバスも走ってません。
そこで、丁度居合わせた知り合い2名とタクシー相乗り(笑)
試合開始まで4時間以上ある中で、とりぎんバードスタジアムに向かいます。

そして・・・


【其之弐につづく】