ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

チームビルディング

2024-09-12 11:15:00 | 日記
特にビジネスの世界において、
「チームビルディング」という言葉を
よく使ったり、手法を活用したりしています。

このチームビルディングについては、
プロサッカークラブにおいても
必要性があるものだと思います。

チームビルディングの目的は、
「チームパフォーマンスの劇的な向上」です。
要するにチームビルディングに取り組み、
チームが成長するとチーム力が上がり、
チームが直面する様々な課題が
解決できるようになるということです。

例えば、なかなか勝てないチームであれば
結果が出て成績が改善する。
なかなか点が取れないチームでは、
点を取るアイデアが活性化し
点が取れるようになる。
など、単なる課題解決ではなく
チームとしての課題解決力が強化される、
ということが最大の特徴だと思います。

東京がまさにそうですが、
選手個々の能力はとても優秀です。
しかし、その優秀な選手たちが
組織を作りチームとして活動した途端に、
その優秀さが影を潜めてしまいます。
そして、驚く程低い成果しか出せない現実。

また、優秀な選手を獲得してもチームに入れた途端に、
メンタルを病んで戦力外になっていく。

はい、東京あるある(笑)

その原因は多々あるでしょうが、
多くの選手たちは
現在の組織の本質的な欠陥に既に気づいています。

チーム力向上の矛先は、
ほとんど選手個人に向けられています。
クラブでも強化部なりフロントなりの活動は
選手個人のパフォーマンスの向上に目がいきがちです。
しかし、本質的な課題は選手個人ではなく、
チームにあるのです。
選手一人一人は、もういっぱいいっぱいです。
様々なプレッシャーは多大なストレスを生み、
心身両面からの病気の真因になっています。
結果、更にパフォーマンスが落ちていきます。

そういった停滞感を打破するためには、
チームという全体を捉えた組織開発と
チームという単位でのマネジメントが必須です。
そのチームマネジメントにつながる取り組みが
チームビルディングの有効性なのです。

逆に言えば個に頼るような取り組みでは、
チーム力という大きなパフォーマンスは
いつまでたっても生み出せません。
このまま選手個人の能力に頼り、
個々が日々発生する課題解決に追われていては、
チームも人も疲弊する一方ですし、
ファンやスポンサーや株主が欲している成果は
得られないと思います。

いくらシステムやらフォーメーションやら
監督を変えてもチーム力は上がりません。
サッカーで大事なのは選手個々というよりも
「個人を最適に活かすチーム」であり、
「優れた個人として成長を促すチーム」
であるはずです。

結局は目先の結果に踊らされることなく、
組織マネジメントができる本物のリーダーを輩出し、
人が成長できるチームを作り、
チームが生み出す極めて高い対応力を持ったクラブが強く、
真のビッグクラブとして存続しうるのです。

そろそろ代表クラスや得点王が来ても
活躍できないチームの闇を
組織という大きな視点で検証しないと、
クラブとしての進化は望めませんね。

これからが本当に真価が問われます。


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