ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

問題の先送りはいいこと無し

2018-11-10 11:15:11 | 日記
ちょっwww
J3のほうが強そうだぞwww

さて、東京は現在リーグ戦で上位につけています。

まあこの結果をどう捉えるかですが、
昨年の壊滅的な状態から
ここまで回復させたという事を考えれば
内容含めて悪くはないのではないかと。

ただ、夏頃から連携無視で
ディエゴ頼みに終始しているのは
かなり気にかかるところですが。

昨年6月~7月にリーグ三連敗の時点で
監督解任を行っていれば、
あそこまで酷い状態にはならなかったでしょう。

ところが直後の試合で鹿島に引き分けたからって、
全体の雰囲気が続投支持になって、
根本的な問題が大風呂敷に包まれた状態に。

これがもし3連敗直後の試合が
当時最下位の新潟だったら
ファン・サポーターの見方も変わっていたでしょう。
鹿島に引き分けたから
「追いつかれたけどよく鹿島に引き分けた!」
みたいになりましたけど、新潟だったら
「なに最下位相手に追いつかれて引き分けてんだ!」
ってなったでしょう。人間そんなものです。
というか実際新潟にも引き分けでしたけど。

今シーズン、開幕から浦和に引き分けたけど
仙台に負けたのはいい薬になったと思います。

なぜなら昨夏の状態は、
なんら問題が改善されていないどころか
悪化しているのに、中途半端に勝ち点を拾ってしまい、
問題解決を先送りにして
このまま中途半端にシーズンを終えよう、
というようにしか見えなかったですから。

問題解決をしなければというマスト意識が
今の時期に出てくれるのはいい事です。

問題解決を先送りにするといろいろ弊害が起こります。
「一応勝ち点は拾っているからまあいいか」としていると、
問題スパイラルの泥沼に入って
抜けられなくなってしまいます。
というか昨夏がそんな状態でした。
そうならない為には、
どんな小さな問題にも真摯に取り組んで、
すぐに改善・解決する事が大事です。
逆に「まあいいか」と見逃してしまうと
問題は大きくなり、悲劇が待っています。
最終的に昨年9月に起こったのは悲劇そのもの。

そして「時間が解決してくれる」
という言葉がありますが、
残念ながら問題解決できる事を
先送りする理由にはなりません。
全ての問題が、解決できる問題ではありませんが、
解決できる問題はすぐに改善・解決するように
癖をつけておく事が大事。
当然多くの問題は労力と気力を要して解決するものですから、
その労力と気力は惜しまないようにしたいところ。
昨年、春先に「連携ができていない」
という事に対して「時間が解決してくれる」
とチーム全体が思っていたでしょう。
しかし、夏になって他が連携を熟成させる中、
まだ「連携が」とか言っていた時点で
時間が解決する話ではなかったという事です。

さらに「まだ大丈夫」といって
問題解決を先送りにしていると
どんどん問題が大きく深刻化していきます。
昨年がまさにそうです。
三連敗した時点でスパッと解任すればよかったのに、
鹿島に引き分けたからって
「まだ大丈夫」と続投させて結果があれです。
ですから問題解決は先送りにしない方がいいのです。
今になって「何でこんな事が大問題になっているのか」
という事案が東京にはたくさんあったと思います。
問題解決の先送りは「まだ大丈夫」ではないです。

役に立たない方法で
問題に対して取り組むのもどうかと。
果たしてそれは正しい方法なのか
首をかしげたくなるような方法です。
問題解決を先送りにしていくと
どんどん使えない方法が増えます。
方法を「選手」に置き換えましょう。
高萩の「代役」としてアンカーに梶山を入れたのはまさにそれ。
梶山をアンカーにしたのが正しいのか。
そもそも「代役」という考え方自体が正しいのか。
「高萩とヒョンス不在」という問題に対して、
それぞれのポジションに
彼らよりも劣る選手を入れるのが解決策なのか。

そうではないでしょう。
「リーグ戦には戻ってくる」と、
根本的な問題であった
「彼らがいないと成り立たない」という事の
解決を先送りどころかその場しのぎに走って、
今いる選手で回すには何が最善なのかという
根本的問題の解決策には手を付けていなかったのです。

当然役に立たない方法で解決にあたるのも無謀です。
問題解決を先送りにしていく事で
さらに大きな、そして大事な方法が
必要になってくるケースが大いにあります。

問題解決はできれば小さい時に
有効な手段や方法をつかって行う事がとても大事です。
火の小さなうちに消し止める事が大事だという事です。
消し止められない方法は持っていても損なだけです。

ですから、システムに当てはめるのではなく、
今いる選手を活かすにはどういう方法がいいのか、
この選手たちであればこの形、あの選手たちであればあの形、
というアプローチを最初からしていれば、
手遅れになってから「高萩とヒョンスがいない」と
大慌てで「劣化版高萩とヒョンス」を
当て込む必要はなかったわけです。

問題解決を先送りにしていると、
そのうち問題に対する意識が変わります。
一番危険なのは何が問題であるのか麻痺するという事です。
「あの時解決しておけばなんてことなかった事なのに」
という事がなぜか大きく深刻なケースに
なってしまっています。
麻痺している当事者は問題に気がつきません。
これもさんざん外から指摘できてしまう事ばかりなのに、
先送りによって当事者、つまりフロントや監督は麻痺して
問題という認識がないのでしょう。
でもそれだと問題解決の能力が問われますね。
だって外から見ても簡単にわかるようなことを
いつまでたっても改善しない。

それは「反省」という言葉からも明らかでした。
反省はするけど改善は先送り。
それによって小さな穴が巨大な底なし沼になっている。
まあこれは麻痺というよりも問題意識の欠落ですけど。

昨年、どこかのクラブが「改善の兆しが見られない」と
監督を解任しました。
東京は「改善する姿勢が見られない」でした。

根本的な問題の解決を先送りにされるくらいなら、
コテンパンにやられたほうがいいと思います。
そうでもなければクラブも監督も選手もファンも
問題には気付かないでしょう。

その結果が昨年の惨状であり、
夏からの大失速なのです。




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