ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

天皇杯とACL

2017-09-20 22:49:08 | 日記
ついさっき、
今日天皇杯があった事を知りました(笑)

浦和レッズ 2-4 鹿島アントラーズ
川崎フロンターレ 4-1 清水エスパルス
横浜F・マリノス 3-2 サンフレッチェ広島
松本山雅FC 0-2 ヴィッセル神戸
AC長野パルセイロ 0-1 ジュビロ磐田
ガンバ大阪 2-3 柏レイソル
セレッソ大阪 1-0 名古屋グランパス
筑波大学 0-2 大宮アルディージャ

ベスト8はすべてJ1ですか。順当ですね。
というか大宮は天皇杯やってる場合なのか(笑)

ちなみに天皇杯と言えば、
優勝クラブがACL出場権を得るという大会ですが、
単純に優勝すればどこでも
ACLに出られるわけではありません。

実は成績以外にもACLには
出場資格が定められています。

そのカギとなるのが「クラブライセンス」。

2012年に概要発表、ライセンス審査がなされ、
2013年よりライセンス制度の施行がなされたものですが、
このクラブライセンス制度、
Jリーグで取り入れられたきっかけはAFCからの通達です。

元々、ブンデスリーガで導入された
クラブライセンス制度が
UEFAでチャンピオンズリーグへの参加資格として
導入されたのが2004-05シーズン。
それに伴い、FIFAも2008年より制度を導入し、
さらにAFCが2010年にACL参加資格として
2013年シーズンからの
クラブライセンス制度の導入を各国協会に通達。

という流れになっています。

ですので、ACLに参加するためには成績はもちろんの事、
「一定レベル以上のクラブライセンスが付与されている事」
が絶対条件となっています。
この条件を日本に当てはめるとどうなるかというと、
「Jリーグ1部基準を満たすとして
 ライセンスを与えられたクラブ」
つまり、J1ライセンスを保有している
クラブがその対象となり、
J1ライセンスを持ってさえいれば
J2やJ3のクラブでもACLに出場できるという事です。

ちなみに今シーズンにおいて、J1ライセンスを保有しているクラブは以下。
J1:札幌、仙台、鹿島、浦和、大宮、柏、
  FC東京、川崎、横浜FM、甲府、新潟、清水、
  磐田、G大阪、C大阪、神戸、広島、鳥栖

J2:山形、群馬、千葉、東京V、横浜FC、湘南、
  松本、金沢、岐阜、名古屋、京都、岡山、
  山口、徳島、愛媛、福岡、長崎、大分、熊本

J3:栃木、富山、北九州

つまり、もし天皇杯で優勝していたら
J3の栃木や富山でもACLに出場可能だった、
という事です。

では逆引きで見てみます。
天皇杯は昨日までの時点で
16チームが残っていました。
このうち14チームは
J1ライセンスを保有していますが、
2チームだけライセンスを
保有していないチームがあります。

そう、長野と筑波大学です。

ですから、例え天皇杯で優勝していたとしても、
「ライセンスを与えられていないクラブ」
という事でACL参加資格はありません。

ならばもし長野や筑波大学が優勝していたら、
ACL出場権はどこに行くのか。
J1リーグ4位?天皇杯準優勝?

まあ来年本当にそうなりそうになったら
問合せなどして調べてみましょうか(笑)

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