ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

なんちゃって豊作から真の豊作へ

2024-07-08 17:15:00 | 日記
昨年、U-18からのトップ昇格が4人いました。

4人以上の昇格は2017年の
波多野・内田・喜丈ら以来、
6年ぶりの事となりました。

ただ、そこから遡ると3人以上では
2010年には重松・阿部巧・平出、
2008年には大竹・椋原・廣永、
2007年には権田・吉本・森村という例があります。
さらに遡れば2004年に梶山・チャン・ただなりも。
また、2008年については3人以外に井澤が甲府に入団。
2013年には野澤の昇格+二瓶が水戸、
天野が町田に入団で3人という例もあります。

ただ、3人以上昇格したからといって
東京で主力として活躍しているかというとまた別の話で、
名前を見てお分かりの通り、
2016年までで3人昇格した年代の中で、
現在も東京にいる選手は一人もいません。
2017年昇格組まで入れても
現時点でチームには波多野しかいません。
ですから「たくさん昇格させる=豊作」
とは限らないのです。

翻って2017年からの昇格組。
これまでとの大きな違いがあります。
それはトップチームでの実戦経験。
但しJ3、という注釈はありますが。
遡ったそれ以前、4世代12人の昇格者の中で
二種登録でトップの試合に出場したのは
梶山とチャンだけです。
梶山は主力でプレーを続けていましたし、
チャンはやんごとなき事情で
退団せざるを得なくなったものの、
韓国代表も経験するなど、
着実にステップアップをしていました。
要は育成年代からトップで
実戦経験を積むことがいかに大事かという事ですね。

2016年も春先は波多野も岡崎も喜丈もうっちーも
トップ行きが既定路線だったわけではありませんし、
2017年の愛斗とはらたいちも同様です。
そこはやはりJ3とはいってもプロの環境での実戦経験が
尋常ではないスピードで成長を促し、
プロで通用する選手へと変貌させたのかなと。

そして2018年。
高橋亮がルヴァン杯で出場を果たすなど、
これまで以上に抜擢が起こった東京ですが、
残念ながらトップ昇格は無し。
その年の9月に大金社長(当時)とも話したのですが、
長く続けていればどうしても言っちゃ悪いが
「狭間の世代」というのが出てくる。
事実、2018年のプレミア最終戦という、
引退試合でさえもスタメンの半分以上が
下級生という状況でした。
※ただ、その時のスタメンのうち
 誠二、かしーふ、理生、大志が
 その後トップ昇格を果たし、
 翼は大学経由で戻っています

ですから、トップ昇格が無かったからと言って、
これを停滞と捉えるのではなく、
長い目で見た時に育成として
どう伸ばしていくかという事の
いわばモデルケースになったのかなと。

そして2020年は誠二、かしーふ、
さらに飛び級で大志と3人が昇格。
2021年は理生がトップ昇格。
そして一昨年には、
梶浦、れおん、こじろーの3人が
トップ昇格を果たしました。
ここでもそれぞれの立ち位置のもと、
着実に成長を遂げていく事でしょう。

2020年にはU-23のJ3辞退を契機に、
これまでU-23を主戦場としていた選手が
多くトップチームのメンバーに絡みました。

いろいろな要素があって、そのようになりましたが、
そんな環境が選手の、そしてチームの成長スピードを
ぐんぐんと上げていくのです。

でも忖度するのは絶対に違う。


いいね!と感じていただけたら
下記バナーのクリックをお願い致します。
ブログを書く励みになります。

にほんブログ村 サッカーブログ FC東京へ
 
通気性の良いマスク(楽天)


通気性の良いマスク(Amazon)


その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス



カボレもいいね!を押している(笑)
インスタでブログに出さない画像も公開中。