JUNKO THE WORLD

天使と幼妻の甘さを兼ねそなえた歌声を持つ歌姫 八神純子を綴ります

最終回・・「あたし明るくなかったから!!」

2006-11-16 23:45:46 | 映像
今回が最後なんですけど、最後の方に微妙な発言があるんですよ。
ヤマハアーティスト全体に対してのことなんですが、これがカットされている。
何話したんだろ。とても興味深いのですが、永遠にわかりませんね。
でも、今回の発言って面白いですよ。
『あたし、明るくないし』 とか、 『暗い暗い同士』とか・・
クリフォードさん。どうですか一言には入りませんか?

では、始めましょう。

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(第8回・・最終回)



由紀:まあ、今ね、ちょうどみずいろの雨のその当時のジャケットがあるんですよね。この時の、この八神さんと今こうやってお話してらっしゃる八神さんと、やっぱりこう歳月をとてもいい意味で感じるんですけど、このときやっぱりアイドルのような存在でいらしたわけでしょ。
純子:そうですね。今思うともう。
由紀:ねえ。
純子:そう。
由紀:どっちかって言うと当時はやっぱりインタビューとかが苦手のタイプのお嬢様でいらしたでしょ。
純子:あたし、ホントにインタビュー嫌いで、で~ラジオもこうお話しするのとっても苦手だったんですよね。で~取材も特にあの新聞の取材って凄く嫌いだった思い出があるんですけど、なんか、ん~とにかく取材みんな嫌いでした!!
はっきり言っちゃうと!
由紀:何でですかね。今思うと。
純子:何かね~。取材してくれる人がみんな疲れた感じでくるって言うか。暗いんです~よ。みんな。明るい人がいなかったんですよね。であたし明るくなかったから。
由紀:アハハハハハ。
純子:暗い暗い同士だと、ほんと暗くなって。だいたい会って最初に言われる事が、何か「こないだよりちょっと太ったんじゃない?」とか言われてそう言うこと言われますと、まだ二十歳でしたからね、その一言であたしの心はパット閉ざされるというか。
由紀:あなたに何でそんなこと言われなくちゃあいけないのってってところから行っちゃうからね。
純子:そうそう。特にほんとに太っちゃっていたら
由紀:そういうの傷ついちゃうからね。
純子:そうなんです。こないだより、2Kgぐらい太ってるんだなって、思いながら取材に行って、言われなきゃあ良いよな~って思って行くわけですよ。第一声が「ちょっと太ったんじゃない?」。もうそればっかりでしたからね。だから、何か特にヤマハのアーティストってのは、いろいろこう露出の部分でね。あの~。こう~。問題があったっていうか。



由紀:八神さんにとってこのみずいろの雨は一言で言うと。何でしょう。
純子:う~ん。そうですね。ほんとにもちろん一言で言えないですけども、あの~、この曲である意味あたしの仕事っていうこういうコレアーをスタートしてくれたっていうわけですよね。
で、あの、結構最近デビューしてもすぐ歌を辞めちゃう方多いと思うんですけど、なんかこれがスタートで音楽をズーッとやってきて、なんかあの~。
音楽のことだけじゃあなくて、人生をいろいろ学べたっていうか、それはそれは歌を歌っていくって事にいろんな勉強があってね、それがぜーんぶ声に出てくるから、だからみずいろの雨を20年歌い続けてきて、自分の声が変わって、その中に全部いろんな事が入ってるだからこれをこうみずいろの雨をまた歌ったりとかジャケットを見たりするとあたしとこれが二十歳ですからね。
今二十歳で歌ってるような人たちが、あたしぐらいの年齢になってね。同じ気持ちで歌えたらいいなっていう風に思いますね。
そういう彼女が彼女たちが今歌っている曲をあたしと同じ気持ちで歌えたらとっても素敵なんですよって、いいたいですね。
シンガーからシンガーへ。

由紀:では聴かせていただこうと思います。みずいろの雨です。

《みずいろの雨を熱唱》

由紀:どうも有り難うございました。
純子:どうも有り難うございました。
由紀:アーという出だしの声はやっぱりだいぶ切なく、甘く。
純子:なってますか。
由紀:感じましたですけど。
純子:そっ、そういう感じで。今日は歌ってましたから。イヤでも何かさっきお話ししたようにね、いろんな気持ちがこの曲の中にあるんで、知らないうちにこう、ニーっと笑いながら歌ってるなって思いながら、やっぱりみずいろの雨を歌っているときの気持ちって随分変わりましたね。
由紀:でもまた次にお目にかかってまたこの歌を聴かせてもらってまた違っているの楽しみにしています。
純子:よく違っていたいなって思います。
由紀:きっとそうだと思います。お嬢様のエマちゃんによろしくお伝えください。
純子:言っておきます。また遊びに来てください。
由紀:はい、どうも皆さん有り難うございました。

  -------------------------------- 終わり ----------------------

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