弥右衛門の暇つぶし

写真、動画での旅行記、ビックリ仰天記事など。

驚きのプラハ・チェコ 一人旅 10/04-08, 2019 (16) 北京からユーラシア大陸を西への旅最終回

2020-01-28 20:31:00 | 海外旅行

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10月4日、朝7時発のFlix Busでブダペストを出てプラハに向かう予定が、何と出発が2時間遅れ、このバス会社はベルリンに本部があり、此処からヨーロッパ各地にバスを運行している、往路、長距離を走ってくるので遅延運行が度々ある由。結局プラハ中央駅に到着したのが18:00過ぎになってしまう。予約したアパートの宿泊代金を現金で支払へと言うので駅のATMでチェコ通貨コルナ(2kc約4.95円)を引き出すが、これが全部高額紙幣で困っていると、となりのATMを操作していた男が両替をしょうと持ちかけて来た。200と500kc紙幣に合計2000kc両替したが、この紙幣はベラルーシのもので価値が低いし此処では使えない。これが後で支払いの時に分かる。“親しげに言い寄ってくる見知らぬ人には気を付けろ”と自分に言い聞かせていたにもかかわらず、まんまと引っ掛かった。そんな訳で私にはこの街の印象はすこぶる悪い、素晴らしい観光資産があり、世界中から観光客が集まり、観光業がこの街、国の重要産業で経済的に潤っているにも関わらず、訪れる観光客を大事にしていないように感じられる。冒頭からネガティブなコメントになってしまったが、参加したツァーのガイド、クモ助タクシー、コンビニのミネラルウオーターの価格(1.5リットルが99kc,約490円)、細かい事だけども、成熟した観光都市とは言い難い。
それはともかく、此処プラハは街を二分するヴルタヴァ川の片方の丘に堂々たるプラハ城、丘を下ってカレル橋を渡ると旧市街に出る。さほど広くない旧市街には教会の塔、赤い屋根、中世からのゴシック、バロック、ルネッサンス様式の建物が並び、中世の様子、趣きが凝縮されている、素晴らしい魅力的な景観だ。此の景観が観光客を魅了している。この旅の最終デスティネーションとしてこの街を選んだのは正解だった。詳細はYouTub をご覧下さい。
北京から寝台列車で烏魯木斉に移動し、さらにキリギスタン、タジキスタン、ウズべギスタンと中央アジアを、さらに中欧6ヵ国を31日かけて周る旅でしたが、ユーラシア大陸にある多種多様の人々、文化に接することができ、実り多い旅でした。これからもユーラシア大陸の何処かへまた出かけたいと思ってます。
“北京からユーラシア大陸を西へ“全16巻の旅行記、これで終わります。
弥右衛門



ブダペスト・ハンガリー 一人旅 9/30-10/04, 2019 ユーラシア大陸を西へ

2020-01-28 13:31:00 | 海外旅行

9月30日、LCCでブカレストからブダペストに向かう。約1時間半のフライトで到着。バルト3国、ポーランド、ルーマニアともタクシーの質が悪いので、此処でもbooking.comを通して信用のおけるタクシーを事前予約、スムースに予約したアパートに到着、オーナーが出迎えてくれ、あれこれ細かく親切に説明してくれて大変助かる。この旅行中何軒かアパートに滞在したが、このオーナーが一番良かった。建物は古いが、リノベーションされ心地よく滞在できる。ロケーションも地下鉄の駅に近く、市の中心まで一駅で、またショッピングモールも近くに有る。
ブダペストはドナウ河を挟んでブダ地区、ペスト地区に分かれ、「王宮の丘」、「グッレールトの丘(ブダ側)、国会議事堂、英雄の広場、聖イシュトヴァーン大聖堂(ペスト側)と見所が分かれる。両岸を繋いでいるのが有名な「くさり橋」。また特に有名なのがドナウ河のナイトクルーズ。船上から両岸のライトアップされた王宮、国会議事堂の映像は見応えが有る。そして温泉。言ってみれば温水プールなのだけど、此処も観光客で賑わっている。ハンガリーの歴史は西暦896年にユーラシア大陸の遊牧民、マジャル族が東方から移動して、この地に首長、アールパード定住、切り開いたのが始まりと言われている。元はモンゴル系の民族、その後長く混血が進み現在のハンガリー人となった由、興味深い歴史。そのほか沢山の歴史観光遺産があるのだが、残念天気が崩れ十分観て歩きが出来なかった。
明日は最終回訪問地「プラハ」にFlix Busで向かいます。8時間の長旅です。


ドラキュラ伝説のブラン城・トランシルヴァニア地方ルーマニア 一人旅 9/28、2019

2020-01-27 16:46:14 | 海外旅行

ドラキュラ伝説・ブラン城、トランシルヴァニア地方ルーマニア 一人旅 9/28、2019

9月28日、今日はドラキュラ伝説のブラン城、トランシルヴァニア地方を周るツァー、英国、スコットランド、フランス、インド、アメリカからの観光客7人の小グループツァーに参加。最初の目的地はブカレストから北へ200キロの”シナイア”,2000メートル山々が連なるカルパチア山脈の中にあるリゾート地、スキーリゾートとして有名だけど、見どころは”ペレシュ城”。19世紀末、ルーマニア王室の夏の離宮としてカルロ1世が8年をかけて建造、イタリア・ルネッサンス、バロック、ロココ様式の内装装飾が見所、特に木造の装飾は素晴らしい。宮殿内には160の部屋があり絵画、彫刻、陶磁器、金銀宝飾品、中世の武器などが展示されている。一見の価値あり。

約一時間見学した後、次の目的地ブラン城に向かう。シナイアからさらに北西へ約1時間ブラン村に到着。ドラキュラの伝説説明はともかくこの14世紀末に建てられた城は、この地方のメインスポットで村全体が観光客向けの門前町、城下町の様相。浅草の仲見世の様相です。ペレシュ城に比べ見どころは少ない印象ですが、伝説が先行しているようで、休日でもあったので大変にぎわってました。

さらに北東に向けて走ること30分、最終目的地”ブラショフ”に到着。この町は12世紀にドイツ系のサクマン人によって切り開かれ、ルーマニア、ハンガリー人の3民族によって発展したとのこと、鋭角な塔を持つドイツ風の建物が多く見受けられる。中世の街並みを残す落ち着いた美しい古都。2時間の自由時間があり、ここで遅い昼食、そして18時にブラショフを出て、ブカレストには21時過ぎに到着、長い一日でしたが、細かい気使いができるガイドで、参加者全員満足、良い1日でした。


ブカレスト・ルーマニア 一人旅 9/27-30, 2019 、ユーラシア大陸を西へ(13)

2020-01-26 18:46:30 | 海外旅行

Bucharest, Romania 9/27-30, 2019 ブカレスト、ルーマニア 一人旅 ユーラシア大陸を西へ(13)

9月27日、ワルシャワ・ショパン空港をLO641便でルーマニアへ向け飛び立つ。 1時間半のフライトでブカレスト・アンリコアンダ国際空港に到着。事前に予約したタクシーで市内のホテルへ。16時少し前にはチェックインを終え、観て歩きにでる。 第一印象、ワルシャワでは碧眼金髪の人が多いが、ここは黒、茶の目、髪の毛の人がマジョリティー、ラテン系の人と見受けられる。その昔、東ローマ帝国、トルコ帝国の侵略を受けて混血が進み現在のルーマニア人と成ったようだ。正確にはローマ、スラブ、マジャール、トルコ人がご先祖とのこと。納得。 それと何といっても天候。ワルシャワに比べ気温が10度以上もあり、雲も高く、滞在中雨が一日も降らなかった。 ブカレストはワルシャワの南東約1,500キロに位置するがこれほど気候が違うとはびっくり。

20世紀初頭にはバルカンの小パリと称賛され、バロック、アールヌーヴォー建築様式の建物が立ち並んでいたとのこと、が、長年続いた共産党独裁時代に多くの建築物が破壊された由、現在旧市街にその面影を見ることができる。もう一つ、この町はいたずら書きがひどい。ヨーロッパ各国落書きはひどいが、ここはものの見事のいたずら書き、これも残念なことだ。

 

先駆者のブログ、YouTubeの報告ではネガティブなコメントが多い、それに影響され滞在を短くしたが、私にはこの街も、トランシルヴァニア地方も親しをもてた。

明日は郊外のペレシュ城、ドラキュラ伯爵ゆかりのブラン城、古都ブラショフを訪れます。