四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

西粟倉村で研修

2009年07月19日 12時29分21秒 | Weblog
 念願の西粟倉村へ行ってきました。
 朝日新聞の記事を読んで、グリーンニューディールともいえる『小さな村の大きな挑戦』に刺激を受けていたからです。その後、NHKの特集番組で見た、森林経済政策だけでなく多角的、総合的な視点での村づくりであることに感動したので、託児所政策や若者定住政策について学びたかった。村長さんの「小さな村にふさわしい村内循環型の村づくりを」という21世紀型の地方自治の理念についても・・。

 「合併せずにがんばる事を選んだ」村づくり。とにかく、村長さんが熱い。職員さん達の村に対する思いも熱く、取り組み方が賢い。しかも、のびのびしておられる。いただいたカラー刷りの美しい村政要覧に、ずけずけと意見を言うことができる雰囲気。日頃、仲良しクラブではない真剣な論議が交わされて、よりよい施策が熱望されている様子が見て取れました。

 ・森林・林業再生に関する重点施策
  管理委託・集団間伐等による森林関連産業の活性化、そして、雇用創出→定住人口の増加・交流人口の増加。と、絵に描いた餅でなく、実践しているところがすばらしい。
 コンセプトが上質な田舎づくり。
 
 これを出しているのが、西粟倉村産業建設課。説明資料は、地区別座談会で使ったものとか。先日、我が吉野町役場に「吉野町の今の林業問題や施策についてわかる資料が欲しい」とお願いしたら、森林組合へと言うことで森林組合に行ってきました。やっぱり、吉野町でもすっと出る資料やデーターが欲しい。

 ・100年のもり事業(特別会計)
 ファンドによる長期施業管理を目指している。フローチャートを見ると、これが成功し続ければすごい森林再生・活性につながるだろうなと思ったが、まだ、スタートしたばかりとのこと。これからの取り組みが楽しみです。

 ・定住促進空き家活用事業も家賃が2万円。Iターン、Jターン優先、Uターンも村を10年以上離れていればOK。と言うことで、徹底した『外の風』研究用語で言う『よそ者の視点と意欲』にこだわっています。写真の女性もIターンとか。

 ・ブックスタートの取り組みなども後日、書きます。

 KCNの故障とかで、16日、インターネットが切断。数十時間パソコンの前に座り、ルーターが作動していないことはわかったものの、私のような機械音痴には、ネット回復が大仕事過ぎます。急速な地デジ化から派生しているので腹が立つばかり。KCNさん、故障の無きようよろしくお願いしますよ。