yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

映画『アフタースクール』

2018年09月24日 | 映画

『アフタースクール』 予告篇

今週の映画は「アフタースクール」。
まずはシネマトゥデイさんの解説を。

長編デビュー作『運命じゃない人』がカンヌ国際映画祭4部門を受賞したほか、多数の映画賞に輝いている内田けんじ監督による新感覚エンターテインメント。30代になった、かつての同級生たちが織り成す“大人の放課後”を、細部まで練り込まれた脚本と巧みな構成で描く。映画やテレビ、演劇と各界から注目を集めている大泉洋が主演を務め、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子など実力派キャストが共演。予測不可能な展開で観る者を翻弄(ほんろう)する内田監督の手腕が光る。

ついでにあらすじも。

母校の中学で働く教師、神野(大泉洋)のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村(堺雅人)の行方を追っていた。心ならずも木村探しに巻き込まれるうちに神野の知らない木村の姿が明らかになり、事態は誰もが予想しない展開に向かっていく。

*  *  *

いや~これは本当に面白かったな~。
コメディという割には笑える部分は少なかったけれど、
キチンと練られた脚本と演出には感心した。
こういうのって邦画ではなかなか見られないからね~。
まあ、
洋画でもこれくらいのレベルになると
なかなかお目にかかれないくらいの練られた脚本だと思う。

*  *  *

最初から途中までずーっと何がどうなっているのか視聴者にはわからないまま話は続いていく。
でも、
これも探偵役である「島崎(北沢)」視点なので全く違和感はないし、
話の中にグングン引き込まれていく理由でもある。

*  *  *

ただ惜しむらくは、
その「仕掛け」のネタバレがちと早すぎたこと。
その仕掛けの謎でお話を引っ張ってきたので、
その後は単なるエピローグのように感じてしまい、
「やたらと長いエピローグが続く」という印象になってしまっていたのが残念なところ。


これは編集に問題ありだね~。


この「仕掛けのネタバレ」をもう少し後に持ってくれば、
カンヌやベネチア、米国アカデミーで受賞してもおかしくないくらいの
高い評価が得られたと思うよ。
あと、
もうちょい笑いのエッセンスが欲しかったかな~。

*  *  *

そういう部分はあるけれど、
それらを差し引いたとしても、なかなかイケる作品でした。
観てない方は是非とも一度ご覧あれ~。
おススメの逸品です。

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TV局にお勤めの皆さまへ

2018年09月24日 | 国際・政治

【TV局にお勤めの皆さんへ】

本当に国のことを思う気持ちがあるのなら、

締め付けは厳しいだろうが

今こそ立ち上がってほしい。


TVという媒体も「権力と闘うジャーナリズム」なのだとの自覚を、

しっかりと持っていただきたいです。


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