ここ最近、「じゃりんこチエ」に息子がはまってて
そればっかりだったんだけど、
今回はミッシェル・オスロ監督の「アズールとアスマール」も借りてみた。
この監督の作品には、以前紹介した影絵のアニメーション「プリンス&プリンセス」なんかがあるんだけど、映像がとてもきれいだし、大人も楽しめる話なんで
個人的にすごく好きな監督の一人なんだ。
今回の作品も、すごく楽しめた。
登場人物を3Dで表現して、背景を絵で表現してるのにもちょっと驚いたし
それがまた新鮮な感じがしたね。
映像も観るものを圧倒するくらい綺麗だし
監督の美意識の高さを感じさせる。
肝心のストーリーも、異文化のぶつかりと融合がテーマだったし、
もう完全に大人向けのアニメだった。
この監督の作品は「スタジオジブリ」が紹介してるんだけど
たまには、今までの宮崎駿に頼った路線ばかりじゃなく、
こんな作品にも挑戦してみればいいのに、ね。
最近の日本のアニメって、ロリコンっぽいっていうか、
人物の描き方がほとんど似通ってて
しかも、その感じが個人的にあまり好きじゃないもんだから
なおさらそう思う。
きっと、日本のアニメを支えてる人たちは、そういった一部のヒトだけに頼ってて
そういう人たちに受けるようにしか作ってないんだろうと思われるんだ。
そういうのから、そろそろ脱皮した方がいいんじゃないかなあ・・・。
ミッシェル・オスロ監督の作品を観るたび、そう思うよ。
なお、今回のイラストは本編とまったく違いますよ。
勝手にボクが描いたものなんで、
この絵で判断しちゃ駄目ですよ(笑)
とにかく、お勧めの作品であります。