HIRA家ではマルチメディアポートを用いた家庭内LANを構築する予定です。当初はエンハンスドカテゴリ5のケーブルを使用する予定でしたが,カテゴリ6のケーブルを採用することにしました。工務店に聞いたところ,エンハンスドカテゴリ5との価格差は1万円とのことでサービスしてもらえることになりました。
ちなみに調べた結果を以下に示します。ほとんどフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの知識です。
-LANケーブルの種類-
シールドが施されているかどうかでUTPとSTPがあります。通常使用されるLANケーブルはほぼUTP(Unshielded Twisted Pair)なので以下はUTPのカテゴリーを記載します。これから新築する方ではエンハンスドカテゴリ5とカテゴリ6のどちらで迷う人がほとんどと思います。
カテゴリ1:4芯2対で電話線等に。電線#通信用ケーブルも参照。
カテゴリ2:8芯4対でISDN等に。
カテゴリ3:10BASE-T等に。
カテゴリ4:トークンリング、ATM等に。
カテゴリ5:100BASE-TX等に。
エンハンスドカテゴリ5 (CAT5E):100BASE-TX、1000BASE-T等に。
カテゴリ6 (CAT6):1000BASE-TXに。1000BASE-T,100BASE-TX,10BASE-Tでも使用可能であるが一部制限がある(クロスケーブルに互換性がない)。CAT5EケーブルとCAT6ケーブルの価格差が極めて小さくなりつつあり、価格の逆転は時間の問題となっている。この為、急速な勢いでCAT6ケーブルが普及し始め、安価な市販コードも販売されている。また同ケーブルを使用した10GBase-Tが規格として検討されている。メーカ互換(メーカ間の互換性を保証)と下位互換(下位のカテゴリCAT5E製品と共用した場合、そのCAT5Eの性能を保証する)が規定されている。
-イーサネットの種類-
【10メガビット・イーサネット】・・・妻が使っている初期型iBookもこのタイプです。
10BASE-T:
10BASE-T(テンベースティー)はカテゴリー3以上のUTPケーブルを使い、各末端機器とハブとを結んでスター状に配線をするイーサネットである。各機器は、ハブとの間だけで結線が済む為、動的に各機器を変更する事が容易である。10BASE-5と比較して細いケーブルを使用する為取り回しし易く、同軸ケーブルではなくツイストペアケーブルを用いる為比較的安価である。IEEE802.3iとして標準化。10BASE-Tで使われるケーブルはツイストペアケーブル(カテゴリー3以上)の2組の両端にRJ-45コネクタを付けた物である。
【100メガビット・イーサネット】・・・うちの会社ではこのタイプです。オフィスではまだこのタイプが多いのではないでしょうか。
100BASE-T2:
100BASE-T2(ヒャクベースティーツー)は伝送路としてカテゴリ3のUTPケーブル内の2対4線を使用する。IEEE802.3yとして標準化。
100BASE-T4:
100BASE-T4(ヒャクベースティーフォー)は伝送路としてカテゴリ3のUTPケーブル内の4対8線を使用する。IEEE802.3uとして標準化。
100BASE-TX:
100BASE-TX(ヒャクベースティーエックス)は伝送路としてカテゴリ5以上のUTPケーブル内の2対4線を使用する。IEEE802.3uとして標準化。現在、最も普及)。
なお、T2/T4/TXの総称として100BASE-Tと言う事がある。
【ギガメガビット・イーサネット(GbE)】・・・未知のスピードです。最新のMacは1000Base-Tに標準で対応しています。
1000BASE-T:
1000BASE-T(センベースティー)は、伝送路としてエンハンスドカテゴリー5(CAT5E)以上のUTPケーブル内の4対8線を使用し、各対に250Mbpsの帯域を持たせる事で1Gbpsを実現する規格。1対で同時に送受信が可能であるため、全二重通信である。現在、GbEとしては最も普及。IEEE802.3abとして標準化。1000BASE-TXとは異なり、既設のケーブル(CAT5E)等の互換性が高い為、一般にも普及している。また、1000BASE-TX用のケーブル(CAT6)及びコネクタも使用可能である(但し、クロスケーブルは1000BASE-TX用のクロスケーブルは使用できない。なお、ストレート・クロス自動判別機能(MDI/MDI-X両対応)が規格で標準とされているため、ストレートケーブルでクロス配線が可能)。この場合、CAT6のケーブルの方が外部ノイズに強い為、ビル、工場等では後者を使う事が多い。
1000BASE-TX:
1000BASE-TX(センベースティーエックス)は、伝送路としてカテゴリー6(CAT6)のUTPケーブル内の4対8線を使用し、上り専用に2対、下り専用に2対、それぞれ500Mbpsの帯域を持たせる事で1Gbpsを実現する規格。全二重通信が可能。TIA/EIA-854として標準化。1000BASE-Tと混同され易いが、前述の通り1000BASE-Tとの信号的な互換性は無い。1000BASE-Tで使用されるエンハンスドカテゴリー5(CAT5E)のケーブルとは異なり、4つのペア線を分けるためケーブル内に十字介在物が入っている。1000BASE-T機器の価格低下と普及により、1000BASE-TX自体は価格面での優位を失っている。
マルチメディアポートについて
ちなみに調べた結果を以下に示します。ほとんどフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの知識です。
-LANケーブルの種類-
シールドが施されているかどうかでUTPとSTPがあります。通常使用されるLANケーブルはほぼUTP(Unshielded Twisted Pair)なので以下はUTPのカテゴリーを記載します。これから新築する方ではエンハンスドカテゴリ5とカテゴリ6のどちらで迷う人がほとんどと思います。
カテゴリ1:4芯2対で電話線等に。電線#通信用ケーブルも参照。
カテゴリ2:8芯4対でISDN等に。
カテゴリ3:10BASE-T等に。
カテゴリ4:トークンリング、ATM等に。
カテゴリ5:100BASE-TX等に。
エンハンスドカテゴリ5 (CAT5E):100BASE-TX、1000BASE-T等に。
カテゴリ6 (CAT6):1000BASE-TXに。1000BASE-T,100BASE-TX,10BASE-Tでも使用可能であるが一部制限がある(クロスケーブルに互換性がない)。CAT5EケーブルとCAT6ケーブルの価格差が極めて小さくなりつつあり、価格の逆転は時間の問題となっている。この為、急速な勢いでCAT6ケーブルが普及し始め、安価な市販コードも販売されている。また同ケーブルを使用した10GBase-Tが規格として検討されている。メーカ互換(メーカ間の互換性を保証)と下位互換(下位のカテゴリCAT5E製品と共用した場合、そのCAT5Eの性能を保証する)が規定されている。
-イーサネットの種類-
【10メガビット・イーサネット】・・・妻が使っている初期型iBookもこのタイプです。
10BASE-T:
10BASE-T(テンベースティー)はカテゴリー3以上のUTPケーブルを使い、各末端機器とハブとを結んでスター状に配線をするイーサネットである。各機器は、ハブとの間だけで結線が済む為、動的に各機器を変更する事が容易である。10BASE-5と比較して細いケーブルを使用する為取り回しし易く、同軸ケーブルではなくツイストペアケーブルを用いる為比較的安価である。IEEE802.3iとして標準化。10BASE-Tで使われるケーブルはツイストペアケーブル(カテゴリー3以上)の2組の両端にRJ-45コネクタを付けた物である。
【100メガビット・イーサネット】・・・うちの会社ではこのタイプです。オフィスではまだこのタイプが多いのではないでしょうか。
100BASE-T2:
100BASE-T2(ヒャクベースティーツー)は伝送路としてカテゴリ3のUTPケーブル内の2対4線を使用する。IEEE802.3yとして標準化。
100BASE-T4:
100BASE-T4(ヒャクベースティーフォー)は伝送路としてカテゴリ3のUTPケーブル内の4対8線を使用する。IEEE802.3uとして標準化。
100BASE-TX:
100BASE-TX(ヒャクベースティーエックス)は伝送路としてカテゴリ5以上のUTPケーブル内の2対4線を使用する。IEEE802.3uとして標準化。現在、最も普及)。
なお、T2/T4/TXの総称として100BASE-Tと言う事がある。
【ギガメガビット・イーサネット(GbE)】・・・未知のスピードです。最新のMacは1000Base-Tに標準で対応しています。
1000BASE-T:
1000BASE-T(センベースティー)は、伝送路としてエンハンスドカテゴリー5(CAT5E)以上のUTPケーブル内の4対8線を使用し、各対に250Mbpsの帯域を持たせる事で1Gbpsを実現する規格。1対で同時に送受信が可能であるため、全二重通信である。現在、GbEとしては最も普及。IEEE802.3abとして標準化。1000BASE-TXとは異なり、既設のケーブル(CAT5E)等の互換性が高い為、一般にも普及している。また、1000BASE-TX用のケーブル(CAT6)及びコネクタも使用可能である(但し、クロスケーブルは1000BASE-TX用のクロスケーブルは使用できない。なお、ストレート・クロス自動判別機能(MDI/MDI-X両対応)が規格で標準とされているため、ストレートケーブルでクロス配線が可能)。この場合、CAT6のケーブルの方が外部ノイズに強い為、ビル、工場等では後者を使う事が多い。
1000BASE-TX:
1000BASE-TX(センベースティーエックス)は、伝送路としてカテゴリー6(CAT6)のUTPケーブル内の4対8線を使用し、上り専用に2対、下り専用に2対、それぞれ500Mbpsの帯域を持たせる事で1Gbpsを実現する規格。全二重通信が可能。TIA/EIA-854として標準化。1000BASE-Tと混同され易いが、前述の通り1000BASE-Tとの信号的な互換性は無い。1000BASE-Tで使用されるエンハンスドカテゴリー5(CAT5E)のケーブルとは異なり、4つのペア線を分けるためケーブル内に十字介在物が入っている。1000BASE-T機器の価格低下と普及により、1000BASE-TX自体は価格面での優位を失っている。
マルチメディアポートについて