2019 セレクトセール

2019-07-12 18:35:52 | 日記
        ちょっと悔しい出来事を書きたいと思う。

        2019年セレクトセール(2019.7.8、7.9開催)、今年も盛況に終わった。
        今年のセレクトセールはいつもと違う雰囲気。
        高額な馬はとんでもなく高く、人気のない馬はかなり安い取引の馬もいた。
        注目のロードカナロア産駒は、以外に低価格での取引の産駒も出ていた。
        ディープインパクト産駒なら何でも1億円以上という感覚だったが、ロードカナロア産駒は
        低価格での取引の馬も出た。
    
        ディープインパクト産駒は恐らく来年のセレクトセールには1頭も出てこないと思われる。
        キングカメハメハも種牡馬を終了した。来年はロードカナロア産駒の一人勝ちかと思われる。

        今年の私はというと、色々な事情からセレクトで買える予算がなく、ただ指をくわえて見ている
        だけのセリとなった。
    
        ただ、当歳馬は2週間以内に全額ではなく半年後と2回に分けて支払えるため、狙いは当歳だった。


        513番! 社台生産 父:ストロングリターン 母 リトミックダンス 雄 リザーブ1200万

        当歳を全て見て歩いて、私の好みの馬で手の届く値段になりそうな一番心を惹かれた馬。
        この子の兄のフォーエバーマークも直前まで競って、ぎりぎりであきらめた馬だった。

        この子を1000万円代だったら買おうと心に決めた。

        いよいよ513番のセリが始まる時、周囲の仲間が隅の丸テーブルで競ろうと言い出し、私も気が
        進まなかったがそれに従った。

        せり開始! 「1200ま~ん」 私は手を挙げた。しかし、ここのスポットの監視員が私に気づかない。
        仲間が監視員に「おい!」と声をかけはじめて「はい!」と監視員の発声。丸テーブルからは今の値段が
        誰を取ってくれているのかよくわからない。困惑しながらまた手を挙げる。また監視員が気づかず
        「はい!」の声が遅れる。次に手を挙げた時、イライラして指を監視員に2度3度横に振った。
        すると、監視員が「50万!」と言った。おいおい違うだろう!セリは駆け引きの勝負だから
        弱気になったと相手に思われるだろう!と怒りは頂点に達した。

        結局2100万まで手を挙げたが、2200万にすぐ上げられ、私はあきらめた。

        監視員の胸ぐらをつかみたいほど怒りが頂点だったが、ここでそんなことをしても監視員が後から
        おとがめがあっても可哀そうだし、彼は彼なりに一生懸命だったろうし、ちゃんと競ってもやはり落とせなかっただろう。
        (相手はオースミさんだったので2300万で手を挙げてももっと上がっていった気がする)

        しかし、セリでこんな事は初めてだった。ちゃんと自分の席で林さんの監視で競っていれば良かったと
        後悔しきりだった。

        この子の活躍を心から願うものである。

                   

                     

        

        
        

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