サラトガスピリット号の経過(3)

2019-04-16 18:46:05 | 日記
      怒鳴りの2クールに分けた手術を受けたサラトガスピリット。
      昨年道営の林和弘厩舎に入厩して鋭意調教に入るところだったが、2度にわたる手術のためか、
      筋肉は落ちてしまい歩様も悪く、とても調教に入る段階ではなかった。
      何度も林先生に電話して状況を聞いたが、実際に見ているわけでもなく、先生ももう少し待って
      くださいとの返事で私としてもつい「競走馬に戻れそうですか?」何度も訪ねたものだった。

      3月28日の能力検定試験を受けていることを確認し、4月に入って林先生にまたお尋ねしたところ
      なんと、4月23日のコスモバルク記念に出走予定だという事がわかった。
      状況が全く分からない中で、先生のレース選択をみるとそこそこ走れる状態に戻ったのだろう。
      先生も走らせてみなければ真の状態は分からないのだと思うから、あまりしつこくは問わないことにした。

      本音は、勝ち負けより無事に走れるのか、闘争心は失われてないのか、手を合わせる気持ちでいる。

      どうか無事で、競走馬として甦れ! サラトガスピリット!!


      サラトガスピリットと同じ手術をしたエニグマバリエートも戸田厩舎への入厩を知った。
      彼も同じ気持ち。
      しかし、中央は調教タイムなどすぐにわかるので、状況把握が出来るのでまだ気持ち的には落ち着いている。
      エニグマもどうなるか不安な両頭である。