セシャルマン

　　　　　　　　・セシャルマン　2013年3月3日生　4歳　牝　白井牧場

　　　　　　　　　　　　　　　　　ワークフォース
　　　　　　　　　　　　　　　　　フローレンスガール（EL Corredor）

　　　　　　　　レース後球節が腫れて休養し、平成29年4月15日、6か月ぶりにレースに出走した。
　　　　　　　　結果は9着だったが、まだ伸びる要素はみられたと思う。
　　　　　　　　DDSPを発症するので、短距離で行くしかないか。
　　　　　　　　今後のレースを見て彼女にふさわしい条件を考えるつもり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セシャルマン（2013年）
　　　　　　　　

天皇賞 春（2）

　　　　　　　　春の天皇賞で次に思い浮かぶのは、やはりあのとんでもなく強かったメジロマックイーン
　　　　　　　　1991年、1992年と連覇しただけではなく、1991年の秋も降着にはなったものの強い勝ち方
　　　　　　　　だった。この後、あのアグレッシブな武豊Ｊもさすがに一時期スランプになったように見えて
　　　　　　　　心配したものだ。マックイーンは翌1993年もライスシャワーに敗れ、春天3連覇はならなかった。
　　　　　　　　種牡馬としては目立った子は出なかったが、母父としてはあのオルフェーヴル一族や
　　　　　　　　ゴールドシップが活躍。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メジロマックーン（ＪＲＡより）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　さて、今回の天皇賞春は2強の様相。キタサンブラックは2連覇がかかっており、サトノダイヤモンド
　　　　　　　　も有馬記念でキタサンブラックを負かしたほどの実力。両者とも絶好の調教を見せており優劣つけがたい。
　　　　　　　　1番人気は分が悪いと言われる春天だが、強い馬は強いと思う。
　　　　　　　　キタサンはスタートが速く、ダイヤモンドはスタートにやや遅れをとる。ルメールＪはキタサンをマークにいく
　　　　　　　　のでやや足を使う。これがどう出るか。大一番に強いデムーロＪ、長距離に強いマンハッタン産駒のシャケトラ
　　　　　　　　晩成のハーツクライ産駒などなど面白い春天になりそうだ。クラブの馬が少ないのも珍しい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　

訃報 アネモイ君

　　　　　　　　アネモイ　2013年3月21日生　(父ソングオブウインド　母ブルームインハート（トウカイテイオ-)

　　　　　　　　　　　　　　 2017年4月25日午後11時10分　疝痛から腹膜炎を発症し死去

　　　　　　　　弔辞

　　　　　　　　思えば君のお母さんもあまり期待されないで育ったけど、競馬では芝で強烈な差し足をみせて
　　　　　　　　くれました。トウカイテイオーの好きな私は「それみろ！」と胸を張ったものです。
　　　　　　　　でも、お母さんが繁殖になって君のお父さんを考えた時、正直あまり高価なお父さんを選ぶの
　　　　　　　　は遠慮してしまいました。君でお母さんの繁殖力の様子をみたかったんです。

　　　　　　　　君も育成では成長が遅く、あまり期待されませんでした。でも、私は秘かに「ほらみろ！」
　　　　　　　　と言えようになることを信じていました。アネモイって風の神なんだよ。風のように流れを変える！
　　　　　　　　　　　　　阪神で3着になった時、ほら！絶対やれる！ととても嬉しかったです

　　　　　　　　中央から名古屋の角田先生のもとに行った後は体調もなかなか回復せず辛かったね。
　　　　　　　　成長か遅い君なのに、中央に入れて頑張らせた私の責任も大きいね。ごめんなさい。
　　　　　　　　でも、いつまでも君を忘れないで思い出すからね、ゆっくり休んで下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　君を忘れないためにここに記しておきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さようなら　アネモイ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年のアネモイ
　　　　　　　　　　

天皇賞 春（1）

　　　　　　　　　　 　天皇賞春の思い出と言えば第一に頭に浮かぶのは　エリモジョージ

　　　　　　　　　気まぐれジョージと呼ばれ、強い勝ち方をしたかと思えば負ける時はブービーだったり・・
　　　　　　　　　4歳の時故郷のエリモ牧場に休養に帰っていた。その時厩舎が火事になり多くの馬が亡くなった。
　　　　　　　　　しかし、エリモジョージは奇跡的に無事だった。
　　　　　　　　　その翌年の天皇賞春で、福永祐一騎手の父である福永洋一騎手はなんと逃げの手に出てまんまと
　　　　　　　　　逃げ切った。私がジョージだったら火事のトラウマで闘争心も萎えて競走馬に再起出来るかどうか。
　　　　　　　　　　　こういう思いだから私は当然馬券ははずした。それだけに強烈に記憶に残っている。
　　　　　　　　　それが翌年大仕事をやってのけるのだから驚きだった。この頃の洋一騎手も天才だった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エリモジョージ（JRAより）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ドゥラリュール

　　　　　　　　　・ドゥラリュール　2013年3月7日生　4歳　雄　グランド牧場
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ゴールドアリュール
　　　　　　　　　　　　　　　　　グランドホイッスル（シアトルスズカ）

　　　　　　　　　　栗毛の綺麗な馬で当歳の時見初めた子。デビューも評判馬エネスク（現オープン）
　　　　　　　　　　の2着するなど順調に滑り出したが、2016年1月に左膝を骨折し手術。やっと復帰したが
　　　　　　　　　　9月のレース後骨片が飛んでまた手術。現在は徐々に復帰に向けて調教も進んでいる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2014年5月（1歳）のドゥラリュール