2歳馬 ターメンテアーモ

　　　　　　　　　・　ターメンテアーモ　2015年5月3日　黒鹿毛　雄　白井牧場　美浦田村厩舎

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クロフネ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブルームインハート（トウカイテイオー）

　　　　　　　　　先日亡くなったアネモイの弟。兄もそうだったが、成長が遅くてまだ全体に緩く他の子達より
　　　　　　　　　遅れている状態。気性面もまだ成長が必要な感じがする。
　　　　　　　　　このため名前もそれでも君を愛すと言う意味の「ターメンテアーモ」と名付けた。
　　　　　　　　　「ターメンテアーモ」とはドラマ　相棒　で出てきたセリフ。

　　　　　　　　　母のブルームインハートは今年出産予定だったワールドエースの子も流産してしまい、今年からの
　　　　　　　　　繁殖は断念した。したがってこの子がブルームの最後の子となる。
　　　　　　　　　大好きだったトウカイテイオーを継承したかったが、残念。
　　　　　　　　　この子もちょっとネガティブな名前になったとやや反省しているが、入厩が遅れても頑張ってくれると信じている。

　　　　　　　　　現在468Kg　体高158cm　胸囲183cm　管囲19.2cm　キャンター3500ｍ　坂路週2回
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ターメンテアーモ（2017年5月）
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　今年の宝塚記念は絶対的に強いと思われたキタサンブラックがよもやの9着。
　　　　　　　　　敗因はわからないが、これが競馬。そしてこれだけは言える。キタサンブラックは一生懸命走っている。
　　　　　　　　　彼もスタッフも懸命に頑張っての結果。あまり責めないで欲しい。まあ、ほとんどの人が私と同じ思いだろうが。

　　　　　　　　　それともう一つ。武豊騎手は正確にペースを作れて判断できる唯一無二の存在。他のジョッキーは彼を目標にすると
　　　　　　　　　競馬がしやすく間違いないし、漁夫の利も得やすいとつくづく思う。これは他の騎手を非難しているのではない。
　　　　　　　　　これも戦略の一つと思う！私が騎手なら彼をマークすると思う。

2歳馬 スイングアリュール

　　　　　　　　　・　スイングアリュール　2015年3月21日生　牝　栗毛　岡部牧場　金成厩舎

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゴールドアリュール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイングバイ（ミルジョージ）

　　　　　　　　　現在480Kg　体高163cm　188.0cm　管囲19.2cm　白井牧場にて育成中
　　　　　　　　　スイングバイの個人所有として最後の子となった。以後は岡部牧場で繁殖を継続してもらっている。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　スイングバイは10頭の子を出産し、6頭が牝馬。サラトガとスイングサンデーが繁殖として
　　　　　　　　　継承に頑張っている。
　　　　　　　　　ゴールドアリュールは今は亡き種牡馬で、いろいろと思い入れの深い子となった。
　　　　　　　　　スイングと付けるとなぜか元気で競走中の不幸が少ないのでスイングバイの子には好んで付けている。
　　　　　　　　　冠名のつもりは全くない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイングアリュール（2017年5月）
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　

2歳馬 ヴォレルトン

　　　　　　　　　・　ヴォレルトン　（仏：時を奪う）　2015年4月5日生　2歳　牝　栗毛　岡部牧場　藤原辰雄厩舎
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　プリサイスエンド
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スイングサンデー（スペシャルウィーク）

　　　　　　　　　お母さんのスイングサンデーは中央や南関東では活躍出来なかったが、佐賀では12勝してくれた。
　　　　　　　　　更に全出走回数は51戦と健康だった。中央の成績が良くないため、繁殖にあげるのを躊躇したが、
　　　　　　　　　せっかく女の子で生まれてきたのと、何とか名門荻伏牧場の系統を少しでも残したい意味もあり
　　　　　　　　　岡部氏にお願いして繁殖として様子をみることにした。

　　　　　　　　　初子のヴォレルトンは馬格の良い綺麗な子に産まれてきた。今の所、期待以上の馬っぷり。
　　　　　　　　　スペシャルウィークの母父の子は綺麗な姿の子が多いように思う。

　　　　　　　　　育成が進むにつれて、少しうるさいところが出てきているが、このまま良い意味で期待を裏切って欲しい。
　　　　　　　　　スイングバイの系統はサラトガに代表するように少し奥手なところがあるが、この子はどうだろうか。

　　　　　　　　　そういえば、サラトガは気が強くて育成時代柵に追突して怪我したり、人の言う事は聞かず、頑として
　　　　　　　　　動かなかったり、馬運車から1時間以上出なかったりと心配ばかりの育成時代だった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヴォレルトン（2017年5月）
　　　　　　　　　

日曜日のひと時 こんな日もあるさ！

　　　　　　　　　6月10日土曜日は夜に大阪で講演会があったため、仕事が終わってから大阪へ向かった。
　　　　　　　　　もし日曜日に私の馬が阪神に出走すれば見に行けると楽しみにしていたが、こんな時に
　　　　　　　　　限って出走はなし。残念！
　　　　　　　　　土曜日は某ホテル　日〇大阪に宿泊して、翌朝、早速朝食を摂りにレストランへ向かった。
　　　　　　　　　レストランに着くと、ボーイさんが英語で話しかけてきた。
　　　　　　　　　ショック！　日本人に見えなかったみたい。きっと台湾か韓国か中国人だと思ったのだろう。
　　　　　　　　　こんちくしょう！　と思ったから　「う～」とか「うぉ～」としかしゃべらなかった。
　　　　　　　　　なので、終始英語で相手をされた。きっと日本に来ているアジアの人はこんな感じなのだと思った。

　　　　　　　　　おまけに唯一佐賀で出走したスイングゴールドとベルモントＳのエピカリスを楽しみにしていたら
　　　　　　　　　スイングゴールドは逃げたが、彼を終始マークしていた馬にプレッシャーをかけられ、まさかの9着に敗退。
　　　　　　　　　エピカリスは出走直前に右前跛行でドクターストップになり出走取り消し。
　　　　　　　
　　　　　　　　　散々な日だった。まあ、こんな日もあるさ！　しかし、競馬で馬が出ない日は何をしていいかわからなくなる。

　　　　　　　　　

2歳馬 ムーンライズ

　　　　　　　　　・　ムーンライズ　2015年5月16日生　鹿毛　牝　白井牧場　田村厩舎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アドマイヤムーン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　セントフロンティア（デインヒル）

　　　　　　　　　満月のストロベリームーンの日にちなんでムーンライズのご紹介。
　　　　　　　　　先日紹介のオーストラリアのクールモア牧場から購入したセントフロンティアが生んだ牝馬
　　　　　　　　　セントの子は産まれた直後は父に似ていて、1歳、2歳と育つにつれて母親に似てくる特徴がある。
　　　　　　　　　ディープの子のヒーラだけは母似にはならなかった。
　　　　　　　　　この子は早くから関東に行ったので、しばらく会っていない。

　　　　　　　　　明日6月10日に入厩し、まずはゲート試験合格を目指す。
　　　　　　　　　どんな姿になっているか楽しみにして会える日を待っている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムーンライズ（2015年11月）