ロードマスターズ

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父と子の戦い 父との決別

2021-05-19 07:21:07 | 漫画

バランは、ダイのその後の生い立ちも、育った環境も、ダイの意思も考えず、思わず、ただただ父親だからと言う理由でダイを自分のいいなり、支配下に置こうとした。

当然、ダイにはダイの生き方、考え方があり、いくら父親だからと言っても、はいそうですか、と言いなりになるわけがない。

観ていて思ったが、まさにバランは我々の親世代、団塊の世代の親なのだ。

自分の親もそうだったが、子供の意思を尊重しない、子供が自分の考えと違う事を言い出したり、思いどおりにならないと、バランと同じように力ずくでも言うことを聞かせようとする。
しかし、こちらもそれなりに力があるから対抗する。
大人や親がこちらを全力で否定してきて、立場や力を利用して支配下に置こうとする。

だからあの頃はツッパリが多かった。
ツッパラなければ支配下に置かれてしまうだけだから。
ツッパルと言っても、意地を張り通すのは容易な事ではなかった。
それでも、こちらの思いを聞く耳を持たず、尊重もしない大人や親に屈するよりはつっぱっている方がよっぽどよかった。

ダイは見事に父親であるバランにツッパリ通して自分の意地を貫いた。

親が自分の人生の敵として立ちはだかるなら、倒さなければならない。

今の親は、自分も含めそんな親はいなくなったか、かなり少なくなったと思うが、、、

団塊の世代の親がいなくならない限り、自分の世代と団塊の世代の親との戦いはおわらないんだよなぁ。

父と子の戦い、父との決別を観て、そんな事を思った次第です。
コメント
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