だんごに恋したっ!~紀州釣りを貪る女のつぶやき~

あづい・・・脳みそトロけそぅ・・・

10/23 ピアランド改め塩津

2005年10月24日 | 紀州釣り珍道中
10月23日 日曜日 塩津


「下津ピアランドに行こう!!」と張り切って夜中に出発
しかし前日からの恐ろしいまでの強風は止んでいない。
下津に着いてエサ屋さんの近くで偶然会長に会う
「ピアランド無理やでー」との事

実際見に行ってみるとスゲー風&波!!
海を見てるとバックの背景から《東宝》って出てきそうな勢いだ
(東宝・・やったかな??)
それでも命知らずの釣り人が既に5~6人スタンバイしている
きっと私達も大人二人だけだったなら
このまま並んで場所取りするだろうけど。。

塩津に着いて仮眠を取る
朝になってこの木枯らし紋次郎がマシになってたらいいのにナ

ちょっと寝坊して6時に目覚める
風は・・相変わらず。
ふにゃ太郎からスタート
昨日新調したおニューのサオで釣り始める
私はその間に顔を洗い、コンタクトレンズを付け、メイクをする。
まるで青テント生活者である。
妙に手馴れてきている自分が悲しい。。

今日のダンゴは前回の南港で余ったヌカを天日で乾燥させた物。
マンションの5階のベランダで干してたので
もしかしたら風でアミエビ配合ヌカが飛んでたかも知れないネ
近隣の方 本当にごめりんご

そのダンゴが良かったのか、ふにゃ太郎が上手いのか
あっと言う間にハナマルGET
ふにゃ太郎はハナマルが入れ食いになってて
その後、本命のチヌちゃんGET
やるなー

そこで私と交替してくれた。

もの凄い強風・・・
へたっぴな私はやっぱり風が苦手だ。
糸がフケってちゃんと出せないし、ありえない所で糸が絡まったりするし、
投げようと振りかぶると丹精込めて握ったダンゴが落ちたりするもん。
キライ キライ キライ。。。。。
でも釣りしたい

案の定おニューの長いサオは私には扱いづらく、
自分用の短めのサオに替える事にする。
駐車場で仕掛けも付け直した所で先生からの恐怖の一言が。
「タナは自分で合わしてや」

泣く泣く釣り座へ戻り再開
テキトーに浮き止めを動かすとウキが沈みっぱなし。
これは浅すぎたんだろう、たぶん。
次はビローンと深めにしてみる。
投げると・・・よーわからん

周りの人が「潮がよう流れてきた」って言ってたら深めにし、
「潮止まってるなぁ」と聞けばどうしたらいいか判らず
何となく浅くしたり深くしたりしていた。

以前塩津でお会いした事のあるおじちゃんが
親切に教えてくれるので大変心強い。
今日はハワせた方がいいみたいだけど、ウキの動きを見ても、
実際本当に這ってるのか、どれ位這ってるのか見当もつかない。

そんな中でアタリが出た
でもチヌっぽくない。
チャリコみたいな感じがするけど嬉しいのでアワせる
ハナマルでしたぁ

でも
それまでウキにほとんど動きがなかった。
ダンゴが底に着いたのも割れたのもウキを見てて解らなかった。
きっと一番の原因は糸がきちんと出ていない事だと思う。
そんな中で釣れたハナマル。。
めっちゃ嬉しいけど、「なんで?」の方が心中を占めてしまってた。

とにかく「さぁ、ここで頑張ろう!」と思う。
が、いつも私はカラ回る。
一匹釣れて気合が入った時に、絶対ハプニングが続出するのだ。
今回またもや足元の貝に針がひっかかった。
そしてリールの糸もおかしくなってた。
そしてそして投げようとしたらダンゴがシャクから落ちた。。
とほほほほ

この日はそこからも釣れず。
今日私は初めて〝くやしい〟と思った。

普段からあまり“くやしい”という感情を持った事がない。
ましてや紀州釣りでは全く抱いた事のない感情。。
チヌが釣れなかったからでは決してない。
「やっぱり自分は何もわかってない」と思い知らされたから。

紀州釣りどころか釣りと言うモノすらわかってない。
だからトラブルが起きると人に迷惑をかけてしまってる。
ウキと仕掛けとダンゴの関係もいまいち分かってない。
だから海の中をイメージする事すらできていない。
勿論タナもよく分からない。。
自分の不甲斐なさが腹立たしい。

けれど
幸い周りに親切に教えてくれる人がたくさんいる。
私も恥ずかしいとかなく聞かせて貰っている。
それに、失敗すれば次に同じ失敗をしない様に
気をつけて頑張ろうと思える。
だからいいんじゃない??

能天気すぎるかな・・
とにかく人に迷惑かけない様になりたいです。

徹夜なのに見に来て下さった 会長
我が家での鍋パーチィーに参加して下さった N師匠
何から何までお世話になった おじちゃん

みんな本当に心から感謝します