恩恵の露、富士山頂にくだり、したたりてその麓をうるおし、あふれて東西の二流となり、その西なるものは海をわたり、長白山をあらい、崑崙山をひたし、天山、ヒマラヤの麓にみずそそぎ、ユダヤの曠野に至りてつきぬ。
その東なるものは大洋を横断し、ロッキーの麓に黄金崇拝の火を滅し、ミシシッピー、ハドソンの岸に神の聖殿をきよめ、大西洋の水に合してきえぬ。
アルプスの嶺はこれを見て曙の星と共に声を放ちてうたい、サハラの砂漠は喜びてサフランの花のごとくに咲き、かくて水の大洋をおおうがごとく、エホバを知るの知識全地にみち、この世の王国は化してキリストの王国となれり。
われはねむりよりさめ、ひとり大声によばわりていわく「アーメン、しかあれ、聖旨の天になるごとく地にもならせたまえ」と。(内村鑑三、1907年正月)
「狼は小羊と共にやどり、豹は子ヤギと共に伏し、子牛、若獅子、肥たる家畜は共に居て、小さいわらべに導かれ、・・・彼らはわが聖なる山のどこにおいても、損なうことなく、破ることがない。水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちるからである」(イザヤ書11:6-9)
The wolf shall dwell with the lamb, and the leopard shall lie down with the kid, and the calf and the lion and the fatling together, and a little child shall lead them. ・・・・・・ They shall not hurt or destroy in all my holy mountain; for the earth shall be full of the knowledge of the Lord as the water covers the sea. (Isaiah 13:6,9)
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(今日のお弁当)
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(今日の夕食)
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