並木たより

写真付き日記

X day マイナス2

2007-08-29 22:44:00 | 日記・エッセイ・コラム

出張が迫ってくると、「終末的」な気分に陥る。子どもの頃の「大晦日」の気分だ。

残り時間が限られているのに、山積した仕事が片付かない。

是非やりとげるべき仕事と止むを得ずやり残す仕事との取捨選択を迫られる。

人生の最終の日々もこんな具合なのであろうか? それとも、そんな悠長な「悩み時間」もなく、突然「打ち切り」になるのだろうか?(あと一時間で出発前日(X-1日)の始まりだ・・・)

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総持寺の通夜

2007-08-28 01:01:31 | 日記・エッセイ・コラム

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かながわ研究交流推進協議会会長野村東太先生(ものづくり大学学長、元横浜国立大学学長)の通夜が鶴見の総持寺で行われた。

曹洞宗の伽藍を借りて、「無宗教」の葬儀であるという。「無教会主義者」に言わせれば、「わが意を得た」というところであるが、何しろ「簡素」すぎる。

300もの席が遺体の前に準備してあって、弔問客を到着順にぎっしりと座らせ、 定刻を待って、前から順に焼香し、そのまま流れ解散。いかにも簡素で、新しい葬儀の一形態であろう。

仏教の本山で、讃美歌を歌うわけにも行くまいが、それにしても、簡素すぎて、故人を偲ぶよすがもない。

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花火

2007-08-25 20:26:41 | 日記・エッセイ・コラム

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八景島の花火の日である。「われらのヴィ(生)のごとき花火」とは森鴎外の小説の一句である。

62年前の多摩川の花火の日に、級長の川西時麿が死んだ。

昨年のこの日、高城重厚技術士の訃報に接した。

春の桜、秋の紅葉とおなじく、夏の花火も、来世との接点を思わせる。

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朝青龍

2007-08-24 14:38:43 | 日記・エッセイ・コラム

朝青龍の精神鑑定が問題になっている。

心の病となれば担当する医師により診断結果が異なることが素人考えでも予想され、診断以前に相撲協会の「結論ありき」なのではないかと勘ぐられている。

そもそも今回の問題の最初に「腰の疲労骨折で全治6週間」という担当医師の「誤診」があったのではないか。

その医師(どの医師か知らぬが)が今度は精神鑑定をするという。その結果が信用に値しないことは「猿でも分かる」(といっては猿に失礼かしら・・・)