勤め人の残業代を無くす「ホワイトカラー・エグゼンプション」について、年収900万円以上の会社員を対象に検討しているとの厚生大臣の意向が報道された同じ日、北海道夕張市が医療関係を除く309人の職員の半数に当る152人を年度末までに退職させるとの報告を行った。
夕張市の英断に拍手を送りつつ、来年度から半数の人員で業務がこなせるなら、もっと早くから減らせたのではないかとの皮肉な感想を押さえられない。
ことに部長職12人と次長職11人の全員と、課長職32人の90%に当る29人が退職候補と聞くと、これらの要員は、従来全くの「オーバーヘッド」であったのではないかと判断される。
40年前、NTTの研究所に勤務した頃、年間60時間分の残業手当予算は半月で使い切り、残りの11ヶ月半はサービス残業であった。一方、東京都庁に就職した知人は、一日の有効稼動時間は1.5時間で、「一人分の仕事を6人でワークシェアする」と歎いていたものだ。
「自分の仕事に身を入れ、手ずから働きなさい」(テサロニケ前書4:11)
Minding your own business and doing your own work. (1 Thessalonians 4:11)
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(今日のお弁当)
エビフライ弁当
里芋の煮物
なます 他2品
(以上、汐見台福祉コミュニティ)
(今日の夕食)
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