安息日である。朝、関東学院教会まで息子を送り、そのまま上大岡の姉を見舞う。(途中「ブレーメン」で焼きたてのパンを買ってゆく)
80歳前後の老々介護である。比較的具合の良い80代の夫が引き籠りの70代の妻を養っている。こんな生活をもう十数年続けている。
最近体調を崩し買い物にも不自由している。当然介護保険の対象と考えられるのだが、自分でトイレに行けるとか心の病は該当しないとか、杓子定規なお役所仕事では、なかなか条件をクリヤできない。
彼女は明日の心配をしない。だから食料の買い置きはない。必要な糧は誰かかだきっと運んできてくれると思っている。今日も当然のように、「何も食べるものが無かったのヨ~」とにこにこしていた。浮世離れの笑顔であった。
「明日のことまで思い悩むな」(マタイ6:34)