そういえば今日… マーフィの雑記帳

流れゆく日常の中、気にとめておきたいことを徒然なるままに綴る場所、それがここ。Murphy's Memorandom

幻のアイツ(カレー大福)を探して…

2011年09月02日 | [飲食]
岩見沢といえば個人的に「昭和の駅前通り」というイメージを浮かべる。
駅前通りというわりには小さな通りで、それでも専門店が軒を連ねていた。
前世紀末、十数年前まで毎日仕事で通っていたが、担当が変わって今日まで一度も再訪していない。
焼失する前の懐かしい駅舎も、今やハイカラな姿に華麗な変身を遂げていたが
ここだけ未来がタイムスリップしてきたかのような雰囲気。
当時より更にシャッター化が表裏関係なく進んでいて、平日の昼間だというのに閑散としている。

実は、岩見沢の思い出として忘れられないのがここで食べた「カレー大福」
検索エンジンで調べると、ある絵師さんと南富良野のなんぷカレー大福の名前が上位にヒットするが
ここのカレー大福は2009年頃からのもので、前世紀末からあった岩見沢のものとは別物。
岩見沢のカレー大福に関する記事はブログ一件しか見つからなかった。そこの記事では2003年時点でも
存在していたようで自分が覚えているのと多分同じものだろう。

お目当ては西友岩見沢店のお向かい。一部のテナントは今でも営業中だが
西友本体が2009年3月に閉店してそれっきりとか。
たしかにいつもにぎわっていたバス停付近も人がまばらだ。
この建物の南側、4条通の向かい側に小さな市場が…ない?
新しい学習塾の建物とストリートギャラリー?つぶれちゃってたのか。
この中にあるお菓子やさんに白い餅にくるまれたカレー大福があったのに…。
西友側からしか見たことがなかったのでそこが市場だとも知らずに信号待ちをしていたところ、
ガラス戸に「カレー大福」の張り紙を発見。「なんぞや!?」と店を訪れると見た目普通の白い大福が。
2個ほど買って車内で食べてみる、確かにカレー大福そのものだった。
「和洋、いや和印の華麗(カレー)なるコラボ見事なり」(昭和風だじゃれ)
まぁ、クセになることはなく最近まで忘れていたのだが
ふと検索してみるとなんぷカレー大福が立派にその遺志?を受け継いでいたようなので
歴史に埋もれていった「カレー大福始祖の地、岩見沢ナカノタナ市場」をここに記す。


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