ありがとうアナロ熊、ありがとうアナログ放送

　2011年7月24日午後、アナロ熊のHPを見てみると「アナログマは絶滅しました」の一文が。地デジカ（大使の全裸騒動直後、表舞台に立った際にそのコスチュームもネタにされ痴デジカとも呼ばれた）その扇情的なコスチュームと違い、素朴なキャラとしてニコニコ動画でも愛され続けた名キャラクター、アナロ熊。本日12：00、日本での活躍は東北3県を除いて終了した。



画質はたしかに格段にきれいになったものの、全ての放送が２～３秒程度（視聴機種・地域によってもバラツキがある）遅延する致命的な問題を抱えてスタート。緊急地震速報も、時報も、もちろん年末の新年カウントダウンも全て実際よりも遅れるこの問題は解決不能とも言われてるそうで、子供の頃TVの時報で時計を合わせたりしたのもアナロ熊だからこそできたこと。今は電波時計もあるし、Webで時刻調整できたりもするけど、やはりお昼のNH○の時報を見ると時間が正確って気がする。ともあれ、ありがとう。そしておつかれさま、アナロ熊。

BELKIN ブルートゥーストランスミッター

車載オーディオとケータイを簡単につなぐアイテムはいろいろ出回っているが、自分にはこれが一番ってのをみつけた。うちのカーオーディオはkenwood製の外部接続端子付CDプレーヤー。購入してからほぼ一度もCDは使ってない。MP3プレーヤーやケータイを外部端子につなげて音楽を流していたが、MP3プレーヤーはともかくケータイを車内に置きっぱなしにはできないのでいちいち乗降する度にジャックを抜き差しするのが面倒くさい。これを改善するために買ったのがこれ。



この丸ボタンの先はシガーソケットと外部端子に分かれている。そのシガーソケットにはUSB端子が一つ付いていて別売りでケータイ等充電しながら使用することもできるようになってて気が利く。多くのブルートゥース機器同様最初にくくりつけを一度するとボタン一つで再生・停止と曲送りが可能になる。もちろん、エンジンOFFやケータイを持って車を離れれば停止して、始動時にボタンを一度押すと再接続されて再生が始まる。いちいちジャックを差さずに、ポケットやバッグに入れっぱなしでもいいので使い勝手が向上。さらにこのボタン上部にマイクがついていてハンズフリー通話も可能の優れもの。もし、外部端子のないオーディオをお持ちの方はブルートゥース接続型のFMトランスミッターというのもでているので、若干音質は落ちるもののそちらもおすすめ。もちろんケータイがブルートゥースに対応してないとダメ。これでしばらくオーディオを買い換えなくいいだろう。

CREATIVE ZiiSOUND D5

ワイヤレススピーカーが欲しい！
PC用やTV用は据え置きで電源ケーブルや音声コードが伸びていても気にならないが、
ポータブルオーディオプレイヤー位は手ぶらで楽しみたい。
もちろん、スピーカーを内蔵しているiPhoneでも聞くだけなら問題はないがやや物足りない。
買ったばかりのiPadだともう少し頼もしくなるけどあとちょっと良くしたい。

そこで見つけたのが先日発売されたこれ　CREATIVE ZiiSOUND D5
そこそこ（3万円弱）のお値段、Bluetooth搭載機種ならワイヤレスというのが魅力。
早速安いとこでポチッて（５月末現在はアマゾンが安かった）数日、きたー！
コンパクトかつシンプルな外観、アダプターを繋いで充電用のスタンドをくっつけると完成。
Apple系プレーヤー用アダプターが付属していてこれをつけるとほとんどすべての操作が行える。
つけなくても認識、操作できるけどスピーカーの音量調整が手元でできないのでくっつけたほうが便利。
アダプターを挿すと数秒で認識して勝手に電源がON、入力が途絶えて5分すると自動でOFFになるので楽チン。
音も数千円程度の外付けスピーカーよりはしっかりしていて部屋聞きには充分。

AUX端子も一つあるのでBluetooth非搭載機種も出力できて死角なし。10点満点をつけたいところだが、
唯一残念なのが音量調整。本体上にあるタッチパネル、これが使いづらい！
上下の2ボタン式にしてくれれば良かったのに、おしゃれ狙っちゃったのね;;
LED自体は10列だけど中間のレベルもあるようで20段位の調整なんだけど最大出力なんて使わないし。
下位の２～３のレベルで微調整したいのにそれができない。
昼間はともかく、就寝時にはもっと細かく微調整したいのにちょっとイライラ。
この部分だけ妥協できればオススメします。

[AV]スカパー! HD

この10月に放送開始予定の「スカパー! HD」これに対応したハイビジョンデジタルCSチューナーがソニーから10月15日に発売される。オープン価格だがチューナー単体で37,000円前後、アンテナセットで45,000円前後のセルオンリー。（同時にHUMAX製のチューナーもセル・レンタルで発売とのこと。）今までの画質の既存チャンネルも受信可能でHDMI端子、D4×1、S端子×2、コンポジット×2、音声は光デジタル出力×1、アナログ×2でソニーの「ブラビアリンク」に対応している。　秋のスタート時にはハイビジョン15ch、一年後には70ch、2012年には100chを目処に増えていく模様。高画質化はユーザーとして大歓迎でチューナーの買い換えも考えているが、このチューナーは直接レコーダーと繋いでHD画質での録画は不可能とのこと。後日、チューナーと録画機をネットワークを介して録画が可能になる見込みで17日の詳細発表が気になるところ。今回のスタートに際して個人的に期待していたアニメの専門チャンネルは一つもなく、フジ・TBS・テレ朝が先陣を切る形になった。意外だったのはアダルトが２chもあったこと。まずは様子見というところか…。

東芝、HD DVD撤退発表

数年前から次世代DVDの覇権争いでソニー中心のブルーレイ陣営と戦っていた東芝だが、年末商戦の国内販売率で９：１と圧倒的不利を報じられ年明けから大手ソフト会社やメガストアがブルーレイを支持。かくして孤立無援に近い状態で東芝が早々に撤退を表明。HD DVDユーザーはお気の毒だが早い時点での撤退は勇気ある選択と評価したい。かくいう私も年末の東芝機を購入直前だった。過去2台の東芝機に次いで次世代機も東芝で…と思っていたが、よく考えるとそれほど焼いて保存しないので1シーズン見送っていた次第。東芝ファンは指名買いユーザーが多いので早々にブルーレイ機を投入して巻き返しを図って欲しい。