プレーヤーの中身は…

ここ数年、時間を見つけてはCDをPCに放り込んでいる。
若い頃はレコードをカセットに、そしてCDもカセットに、
もう少しするとCDをMDに録音するようになった。
ランダムアクセスが可能になった時点ではしばらくMDの天下だろうと思っていた。
が、21世紀になってあいつが現れる。林檎マークのニクイヤツ（昭和風紹介）
当初近場にマック派の人がいなかったので、気になりつつも無視していた。
その後、東芝gigabeatを買って使い勝手の良さにシビレたのを思い出す。
もちろんiPodの真似なのは承知してたけど、カラーだし、安いし、20GBもあるし、
この時に大半のCDをPCに放り込んだがタイトルつける程度だった。
数年後、gigabeatをつるっと落っことして2代目のデジタルプレーヤーを模索。
つなぎとしてiriverのT10という単3一本で動く2GBのプレーヤーを購入して
お気に入りだけ出し入れしながら車で聞くのに充分だったの最近まで使っていた。



iPhone3Gが出た時にiPod目当てで機種変更。3GSを我慢して4の現在にいたる。
ご存じの通りiTunesではカバーアートや歌詞をくくりつけることができるので
PCに入っている音楽ファイルに対しても後からやることがたくさんある。
これが、フリーソフトを使っても予想以上に時間がかかる。
カバーアートもネットで解像度の低いものしか無いときは自分のをスキャンして加工。
そうこうしているうちに、さきほど取り込んだ楽曲が1万を超えた。



iTunesは賛否両論あるけど、少なくとも各社が独自に出している管理ソフトよりは
使いやすい。SONYのプレーヤーが欲しくても躊躇してしまう点はそこ。
恥ずかしながら曲構成を明かすと半分がアニメ、1/4がゲーム音楽、
その他ドラマや特撮と濃い内容。
取り込んでいないCDがまだまだあってうんざり。
一度やってしまえば楽になれるんだろうけど苦行だ。

みなさんのコレクションはどんな構成ですか？

今年最後の買い物

アマゾンから今年最後の荷物が届いた。　お目当ては20年以上前に初版が発売されたアルバム。数年前に再販されたのは知っていたが何となく手が遠のいていた。タイトルは「ザ・リターンオブビデオゲームミュージック」当時の３大メーカーの一つ、ナムコのゲームミュージックのオリジナルを前半（Ａ面）に、後半はサウンドスタッフによるアレンジ集。「ゲームミュージック」という名詞自体がまだ生まれたばかりで知名度を得るにはまだ数年を要していた時代、小遣いが足りなくて買えずにいた自分はラジカセを持って早朝のゲームセンターに行きスピーカーから直接録音したりしていた。その後レンタル店で借りて何度か聞いた記憶があるもののアレンジの曲の印象が強烈なのにも関わらずほとんど思い出せずにいた。オリジナルはその後のコンシューマーへの移植や別のアルバム等で何度も聞く機会があったが、ダビングしたテープを紛失してアレンジ版を聞き返す機会はこの20年、一度もなかった。個人的にアレンジバージョンへの評価は厳しい方で、原曲とかけ離れるとほとんど好意的な評価はしない自分だが、このアルバムにはオリジナル以上に６曲のアレンジにお勧めマークをつけたい。　多分20代後半以上の、波形メモリやPSG、FM音源の音を聞くとつい意識が集中してしまう世代の人にはぜひ勧めしたい。