結局Intel 520はTS-h886には使用できなかったのでSFP+でNasを運用できていない。これでは何のためにQSW-M408-2C(マネージドスイッチ)を買ったのかわからなくなってしまう。
ああ、新しいNICを買おう(別に困ってないのだからこの時点で頭おかしい)
学習能力が普通の人であれば安物に手を出すのはよそうとなるのであるが、吝嗇な管理人はそうはならない。
10Gtekのサポートは中華中小企業にしては珍しく質問にはきちんと答えてくれるということが判明したのでまた10Gtekを選んでしまったのだ。
Intel 520のコピー品はAQ107より低性能であることが判明しているので今回はBroadcomにしよう!(安直過ぎる)Intel 520とほぼ同じ値段でBroadcom 578510搭載品が売っている。これにしよう。これはチップが正規品なので動かないなんてことはあるまい。


チップがデュアル構成なので熱いのだろう。520よりヒートシンクが大きい。これで値段がほぼ同じなのだからお買い得・・・のはず。TS-h886にサクッと取り付けて起動・・・。動かん(笑)。QSW-M408-2CやQfinderに登場しないのだから認識自体全くしてない。
慌ててQnapの互換性対象表を眺めたが、新しい機種ではBroadcom自体が消えている。シェア落ちているんだろうな。QnapのNASや純正NICにAQ107が採用されている時点で怪しむべきだったのだろう。どうやらMarvellより下になってしまったらしい(嘆かわしい)。
これは自分の判断ミスなので10Gtekに文句を言えない案件。どうせPCもSFP+に乗り換えるつもりだったのでPCに積めばいいやと頭を切り替えた。Intel 520のコピー品は我慢ならない性能なのでPCからも追放したいからだ。

PCでの性能はこんな感じ。AQ107はどうにか上回ってくれた。

この悪夢は何とか忘れられそうだ。キャッシュが乗っていればファイルコピーで800~900MB/S位出るし、PCI-Express4.0世代のSSDとの間のコピーなら1G/S超えも十分に狙える。
こうなるとTS-h886側のNICもSFP+でAQ107より高性能なものにしたくなるが、こちらは安く上げるのは無理でQnap純正かMellanox、Intel純正といった厳しい選択を迫られることになる。うーん。Qnap純正は採用チップが良いものではなさそう*だし、他は高い。高い。高い(大切なことなので三度ry)。
*おそらくチップはMellanox。現在nVIDIA傘下のMellanoxは設立後20年ほど。それほど実績があるわけではないはずなのにサーバー用に広く採用されるようになっている。スパコン分野ではシェア的には既にIntelすら凌ぐらしい。レイテンシが低いんだとか。ただし、サーバー用なので値段が高い。一部戦略的に安く売られているが、例によって中華コピー品も作られているようであまり安いものは買いたくない。それにしても、日本では未だにIntel、Intel。MellanoxのNICなんて見つけるのも難しく、大半が瀬取り目的の個人輸入品で値段はお察し。日本は完全にガラパコス化している。尼や楽天が純正品を売るようにならない限り迂闊に手を出せない。純正品の値段でコピー品を掴んだら悲しすぎる。高いからね。ちなみにQnap純正のカードも高すぎて売れなかったらしく、既に個人輸入品しか出回っていない。
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