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TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

定山渓

2017年08月06日 | 旅行記

今年こそは豊平峡ダムへ行くぞ。
目指せ定山渓。
設計距離は145kmだ。

少し寝過ごし、出発は8時20分。
国道275号を南下し、新篠津経由で江別へ向かう。
しかし、40kmを過ぎたあたりから身体が重たくなり始める。
どうやら朝食が食パン1枚というのがいけなかったらしい。
後悔すれども現在地は見渡す限り田んぼで、自動販売機の一つも見当たらない。
気合いで江別市街へ進む。

江別駅裏のセイコーマートで朝昼兼用の食事とする。
水分もしっかり補給。
少し食べ過ぎたか、今度は腹がきつい(笑)。
元気になったところでËBRIへ。

ËBRIはレンガ工場を改修した商業施設だった。
日曜ということもあり来客多数で、車が次から次へと出入りする。
地元野菜の直売でもやっているのかと中に入ってみると、お洒落なお菓子屋さんやカフェがずらり。
グルメ先輩が好きそうな感じ。(←誰?)
逆に私にゃ縁がない。
さっさと用を済ませてしまおう。

アンテナショップGet'sでマンホールカードをゲッツする。(←駄洒落)
芦別同様、8月1日配布開始の第5弾の1枚だ。
先着500名様にとマンホールうちわまで貰えた。
大きくてバッグに入るか微妙。
しかし、要らないと言えない自分。
ガサゴソと何とか収納したものの、これ家に着く前にベコベコになるんじゃ…。

カラーマンホールは野幌駅前にあった。
ん、何だこの違和感は。
これ、普通のマンホールにステッカーを貼っただけじゃないか。
こんなのあり?
というか、すでに少し破れてきてるし…。
細部の表現はできなくても、本物をペイントしていただきたい。
時刻は12時ちょうど。

さて、江別から定山渓へはどう抜けたものか。
大谷地→羊が丘→泉町公園(!)ルートは山越えがだるい。
米里→菊水元町→豊平川河川敷サイクリングロードのほうが平坦だし、流れも良さそうだな。
よしよし、そうするべ。

菊水元町の豊平川桜の杜から河川敷に出る。
と、新橋の架橋工事中で通行止め。
位置的に宮の森・北24条通が延伸するのだろうけれども、右岸側には幹線道路はないし、桜の杜も破壊することになるし、本当に必要なのか疑問。
16年間札幌市民だった一個人の意見として。
そもそも、工事中はサイクリングロードが通れなくなるのが腹立たしい。(←本質はそこか?)

定山渓に向かう前に寄り道。
簾舞に佇む土木遺産、藻岩発電所取水堰である。
カードは昨年ゲット済みなので、本日は現地確認のみ。
国道230号はいつも通っているので、マンネリ化を防ぐために硬石山の麓から白川へ抜ける道を選んだ。
カーブとアップダウンが連続することは織り込み済み。
気付けば目的地だ。

まずは施設周辺を徘徊して選奨プレートを探すも、見当たらず。
対岸に回ってみると、プチ休憩スペースが設けられていた。
説明によれば、平成25年11月まで御料橋という橋が架かっていたが、新御料橋の開通に伴い撤去されたのだという。
そうそう、こういう看板があることで歴史が分かるのだ。
土木遺産もそうあるべきだろう。
ふとサイコンを見るとちょうど100km。
もうそんなに走ったのか。

さらに裏道を走り、八剣山トンネルを抜けて小金湯で国道230号に合流。
大分疲れてきたと思っていたところ、定山渓まで4kmの看板が。
俄然、力が入る。
ただ、時刻はすでに15時。
豊平峡まで行き、トンネルを歩いて往復したらば、恐らく17時にはなるだろう。(←電気バス乗れよ)
それから定山渓ダムに行って…というのは無理。
豊平峡ダムはまたしても断念だ。


15時10分、温泉街の隠れスポットこと定山渓発電所にたどり着いた。
定山渓発電所もまた土木遺産。
すぐ横には発電所の余水が作り出す白糸の滝が流れる。
汗まみれの体に水しぶきが心地よい。
白糸の名とは裏腹に迫力ある瀑布であった。

正直言って期待していなかったが、選奨プレートもあった。
立入禁止の柵のはるか向こう側に。
どうして一般の人が見られない場所に掲示するかなぁ。
ズームMAXで撮影してみたものの、デジタルズームだから画質が…。

最後に向かうのは定山渓ダム。
下流園地内のダム資料館へ向かうと、車だけでなく自転車も進入禁止だった。
前回ここに来たのは10年以上前、初めて朝里峠を越えて来たあの日。
若かった我々は天端から自転車を担いで階段を下り、下流園地に降り立った。
まさか自転車進入禁止エリアだとは知らずに。
当然、資料館の管理人にこっぴどく叱られたのである。
階段には自転車進入禁止の看板はなかったと、今でも確信している。
まあ、下流園地からしたら逆落とし級の奇襲だったのだろう。
あのころは若かった…。

ダム資料館にてダムカードと土木遺産カード『定山渓発電所施設』を2枚同時ゲット。
なお、定山渓発電所は定山渓ダムとは無関係なので注意されたい。
前者は豊平川水系に属し、取水堰も豊平川本流にある。
一方、定山渓ダムは小樽内川。
どちらも名前に定山渓と付いていて、カードも同じ場所で配っているから誤解しやすい。

ここに至り時刻は16時。
帰りは素直に国道230号を下り、石山陸橋をくぐって道道814号滝野上野幌自転車道線へ接続する。
いつも横を通るだけだった藻岩上の橋もしっかりと渡り、道道を完全にトレース。
今まで完走しているようでしていなかった豊平川左岸を走破した。
いと満足なり。

本日の宿泊地、ホテルポールスター札幌に着いたのは18時10分のことであった。
柄にもなくワンランク上の宿を選んだのには訳がある。
それは、たまたま安い部屋があったから。(←やっぱり)
愛車を札幌駅に止めて本体だけ新十津川に帰り、翌日出直す電車賃程度で1泊できるのだから、泊まらない手はない。
この好機、明日の行動に活かしたい。

【本日走行距離】146.80km
【積算走行距離】3473.5km(3437.2+36.3)

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