TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

札幌-早朝

2017年08月07日 | 旅行記

午前5時、ホテルを抜け出す。
札幌は人が多く、自分のペースで行動することが難しい。
ということで早朝から動き始める。

まずは日本三大がっかり名所の札幌時計台へ。
がっかりと云えども名所であることには変わりなく、日中ならば観光客がうじゃうじゃしている。
しかし、早朝は清閑。
掃き掃除に勤しむ管理人(?)に会釈をして敷地内へ入る。
でも、目的は時計台本体ではなく、敷地内にあるカラーマンホールなのだ。
観光客が上に乗るのだろう。
塗装が徐々に剥げてきてはいたが、遠目には十分絵になる。
愛車を入れて写真も撮れたし、早朝万歳。

続いては南一条通の創成橋へ。
土木学会選奨土木遺産である。
選奨プレートは橋の北東側にあった。
橋とプレートの位置関係に注意して、愛車を配置。
こういう作業が日中だとできないんだな。
橋を渡る人や車がないことを確認してシャッターを切る。
よしよし、作戦どおりだ。

創成橋の袂に一際目を引く存在が。
「北海道里程元標」と力強い文字が刻まれた標柱である。
開拓使の時代、この地が北海道の道路の起点となったことを創成橋とともに後世に伝えるため、平成23年に再建したのだそうだ。
創成橋とともに、とか言われたら写真を撮らねばなるまい。
カメラを構えてみると、背景のテレビ塔がいい感じ。
というか、テレビ塔が主張し過ぎているような…。
ただいまの時刻は午前5時25分ですよ、と。

最後に向かうのは北3条広場、通称アカプラ。
赤レンガテラス前のレンガ敷き歩行者天国と言ったほうが分かりやすいか。
こちらも土木遺産、道庁正門前木塊舗装・銀杏並木である。
赤いレンガが土木遺産かのように勘違いしやすいが、本物はレンガの下にある木塊舗装である。
見落としがちだが、銀杏並木も土木遺産なのでご注意を。

早朝なので人っ子一人いやしない。
広場のど真ん中に愛車を配置して、道庁赤れんが庁舎を眺める。
この広場は私のものだー!
実際に所有した日には、固定資産税が払えるか心配…。

なお、『創成橋』も『道庁正門前木塊舗装・銀杏並木』も土木遺産カードはすでに売り切れ。
某オークションサイトに出品されているのを見るにつけ、何だかなぁと思う。
これに限った話ではないが…。
まあ、自分の分は別の機会に入手済みだから、今回はうるさく言いませんがね。

ホテルに戻り、早朝の部は終了。
早起きは三文の徳とは言ったものだ。
午後の部に続く。

注:この記事には隠し写真が4枚あります。

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