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TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

道北-3日目

2009年07月19日 | 旅行記

深夜0時を過ぎたころ、ふと目が覚める。
悪寒が走るほどに体温が下がっていたので、何か暖かいものを求めてコンビニへ。
おでんの具を1つだけ購入し、汁はたっぷり入れてもらう。
この汁のおかげで体温は回復し、再び眠りにつくことができた。

早朝4時、起床。
開店まで4時間以上もあるのだが…。
晴れていれば散策という選択肢もあるのだが、生憎の土砂降りである。
有り余る時間を必死に浪費していると、壮年の夫婦から暖かいコーヒーとラーメンの差し入れをいただいた。
「体温は大切だろ?」とご主人は言っていたが、まったくそのとおりと肌身に沁みる。
この夫婦には、あらためて御礼を申し上げたい。

さてさて、幸運なことに予定よりも1時間早くスタンプを押せたので、早速出発。
30分もしないうちに靴の中までびしょ濡れになる。
それでも絵本の里けんぶちには、ほぼ予定どおりの9時10分に到着した。

9時半に再出発し、本日の難所塩狩峠に向かう。
塩狩峠は、その名前から推察するに天塩川と石狩川の分水嶺なのだろう。
北海道には静狩峠という類似品(?)もあって紛らわしいが、語源と結び付けておけば区別しやすい。
そんな峠を進行中、眠さのあまり意識を失いかけること数度。
天気が良ければ15分ほど仮眠を取るのだが、くどい様だが本日は大雨である。
気合を入れ直すのに歌でもと思い立つ。
出てきた歌は、何故か小学校の校歌だった…。(しかも3番まで完璧に歌えた)

峠を越えて下りに入る。
前輪からの泥はねが強烈で視界は最悪だったが、楽々30km/hが出るのはやはり気分が良い。
ペースマネージメントなんて言葉は、このとき脳裏にはなかった。

比布北インターまで来たところで国道40号とはおさらば。
右折して旭川に抜ける裏道を選択したのだが、完全に判断ミス。
まず、山を登るというのが無駄。
次に、見通しが悪いのに高速道路を降りたばかりの車が猛スピードで走ってくるというのが非常に危険。
ということで、自転車では二度と行くまいと心に誓ったのであった。

旭川の親戚宅には、ぴったり正午に到着。
今日中に雨が止む見込みはゼロということで、今日はこれ以上無理をしないことにした。
2日ぶりの布団で熟睡。

【本日走行距離】63.09km
【積算走行距離】1710.0km

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