![フルーツいっぱい](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/81/940642376fcc866310b30adeeb3ee4c5.png)
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あなたはどんな酒が好き? …私はビール。 …僕はワイン。 日本語はこんな風に、ビール、ワインで会話が成立する。中国語はそうはいかない。你喜欢 喝 (飲む)什么酒?(あなたはどんな酒を飲むのが好きですか) …我喜欢 喝 啤酒。(ビールを 飲む のが好き)とか、我喜欢 吃 葡萄。(葡萄を 食べる のが好き)という風に動作を主にして考える。同じ漢字文化圏でも、両国の考え方はすごく違う。 中国語を勉強し始めた時に強く感じたのは質問の仕方にある。日本語では、~がありますか?という風に質問することが多い。 あるか、ないか?とはめったに言わない。こんな風に言うと、質問と言うよりも、詰問になってしまう。相手を徹底的に問い詰めないのが 日本流 だ。中国語では、有没有? (ある、ない?) 要不要?(要る、要らない?) 去不去?(行く、行かない?)のように言う。…徹底的に返事を迫るのが 中国流 らしい。 曖昧な表現に慣れ親しんだ私にとっては、ちょっとした カルチャーショック であったが、反面、物事の善し悪し、白黒をはっきりさせたがる自分自身にとっては、 爽快な表現 でもあった。