民主党は政権をとれば、インターネットを使った選挙を全面的に進
めると公約している。
時代に合った方法でもあり、投票率のアップも狙っているわけだ。
ブロードバンドの普及で、国民の約7割がインターネットを利用し
ているハイテク国家-日本。
だが選挙においては、今でもネットを使った活動が一切認められず、
先進国はもとより、他の諸外国に後れを取ったまま。
現行の公職選挙法は、いまだにビラや選挙カーだけに頼るという位
置づけになっている。
最近ようやくネット上でクレジットカードを利用して、個人献金が
可能な気配になってきた。
それにしても、なぜ改正はなかなか進まないのか。
その裏には “抵抗勢力” となる政治家の思惑が見え隠れしている。
オンライン投票となると、様々な不正が横行しそうだが、民主党は
不正を行った場合、禁固以下の刑を科すといった厳しい法律を設け
るという。
しかしそれでもなかなか根絶しないだろう。
最も効果的な方法として、パソコンを利用せず、携帯電話だけ
で投票できるようにすれば効果覿面だ。
携帯電話なら過疎地に住む人もほとんど持っているだろう。
現在のような核家族化が進んでいる今、携帯電話なら誰も邪魔され
ない。市役所から送付されてくる選挙通知でも、1人暮らしの若者
に対しては、不正も起こりようがない。
システム的にも携帯電話各社だけに投票許可を認めさせればいい。
オンライン投票はインターネットの更なる普及につながるだろう。
★シティアライアンス 代表兼 「ヒルザー・ドットコム」 運営者