ヲラトニク(旧 ココカラ Blog)

有限会社アサヒ技研コミュニケーションメディア研究所からお届けします.

日本科学未来館

2009-06-25 22:05:35 | よしなしごと
そもそもここって、JST のブランチなんですね。いつも JST にはいろんな意味でお世話になっているので、ちょっと複雑な気分です。

さてそれはさておき、新橋からゆりかもめに乗り、実物大のガンダムを横目に見ながら船の科学館前まで。最寄り駅が違う博物館の名前というのも妙なものです。ゆりかもめに沿って歩き、湾岸署の前を左に折れるとそこが科学未来館です。

今回の目的はターミネータ展。映画で使われたプロップが並んでいます。最新の T4 の婦ロップや、サラ・コナー・クロニクルズで出てくる女子高生ターミネーターも出品されていて楽しめます。しかしこの展示はそれだけといえばそれだけ。映画に深く入った内容ではなく、プロップの力にだけ頼った内容になっている。最後にロボット研究の紹介もあるが、ターミネーターとのつながりが希薄で添え物的な印象は拭えない。

同時に企画展示されていた恐怖についての特別展もお化け屋敷としてはもうひと頑張り欲しかったところ。炭酸ガスの噴射や悲鳴の音響効果など、タイミングはお化け屋敷を抜けたところにモニタとボタンが設置してあり、来館者が決めている。グループで来ていると友達を驚かせて楽しめる作りになってます。

企画展示をみたあとは常設展示へ。今回は先に科学博物館をみたあとだったので、ちょっと残念な感じがします。というのも「未来」と名が着くだけに、宇宙ステーションのレプリカなど確かに新しいものが展示されてはいるのですが、奥行きやつながりが希薄です。さらに展示の意匠がいわゆる未来風になってしまっていて、安っぽく見えてしまうのが残念です。
コメント
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