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普通の主婦が製材所の事務員さん始めました。

製材のわき役、「一寸角」

2011-09-24 | ⇒ 製材日記
急に涼しくなってきてあわてて長袖を引っ張り出してきました。
秋ですね。吉野は朝晩寒いくらいになってきました。


台風の影響もあり、丸太が山から出せないところもあるようで心配していますが、今日も製材しています。
その傍らで、「一寸角」を大量に作っていました。
製材所には、なくてはならないものです。

木材は、丸太から柱や梁などの大きさに製材して終わりではなく、そこからしばらく乾燥をさせる必要があります。
そこで登場するのが、「一寸角」。
3cm×3cm×1mの角材で桟積みをして、ゆっくりゆ~っくり自然の風で乾かしていくのです。



さてこの一寸角、桟積みする梱包の巾、1mの長さの角材を作るのですが、他に注文材などで切使いした残りや端材などでなるべく作るようにします。
1mとはいえ、目の良いまったく節のない材や巾の広い板を割るのはもったいないですからね。

製材するときになくては困る、名わき役です。



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