イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

9年記念日

2018年02月09日 | 術後9年~

忘れるところだった、術後9年目。
夕食後、‘ちょん’が
「今日は肉の日」と言うのを聞いて思い出した。

時計を見ればちょうど手術が終わって目覚めた時間。
娘たちにその時のことを思い出して話す。
一生のうちに何度もあることではない一大事も
段々遠い記憶となりつつある。

さて、9年目。
昨年はどんなことを書いていたかな、と見てみる。
体調については特に変化なく
胃のない生活により慣れてより日常化していると言ったところ。

それより事あるごとに実感するのが体のいろいろな機能の衰え。
以前にも書いたが視力が衰えていくのはなかなかしんどい。
老眼鏡をかければ見えるけれど、眼鏡をかけていることが疲れる。

あと、1~2年前から聴力にも衰えを感じている。
ふとした時に「あれ?」と思うのは、聞き返すことが増えたこと。
何か言っているのは気付くし、音も聞こえるのだけれど
言葉を聞き取れないというのは
聴力というより理解力、脳の機能の低下だろうか。

これも以前書いたが、頭の回転が鈍くなってきているのも気になる。
元々あれこれ考えることは苦手ではなかったが
最近は考えるのに時間がかかったり、考えること自体面倒なことが多い。
もっと脳を鍛えて、せめて衰えるスピードを遅らせねば。
料理や手芸は脳の老化防止に良いと言うが
それを日常的にやっているのは役に立っているのだろうか。
栄養が足りないと脳が委縮して機能低下するとも聞いたけれど
やはり栄養が足りていないのかな。

あちこちが衰えると共に二度手間や無駄が増えてくる。
以前はそんなことなかったのにな、とちょっと落ち込む。
今はまだ、その二度手間や無駄に自分で気付いているから
次は気を付けようと思えるけれど
自分で気付かず、誰かに迷惑を掛けるようになるのは困る。
困ると言ってもいずれそうなるのかもしれないけれど
なるべくならそうならないように
そうなってもなるべくその期間が短く済むように
自分の体と向き合いながら生きていかねば。
9年目の決意。

さて、ここ数日雪のことばかり書いていたが
降り続いていた雪もようやく治まってきた。
しかし電車はまだ動かず、‘ちょん’は今日も公休。
午後辺りからようやく運行再開したようなので
来週こそは無事に学校に行けますように。


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